犬のしつけで散歩の初めに飛び出すのを止めさせたい
お世話になっています。(保護犬コーギー2歳オス)
毅然とした態度を意識しながらリーダーウォークを続けています。
最近、散歩から帰ってきてから座らせてなでていると、脚の横でゴロンと自分からお腹を見せるようになりました。
その時には「ごろん」と声をかけほめてやるようにしています。
しばらくすると膝に乗ってこようとするので、そのときは無視しようと思うのですが、「すわれ」と言おうとしてもすでに腰から下は座った状態なのでどうすべきか迷います。
結局「ごろん」と声をかけ、膝の上に上半身を預けてきたら、ごろんとさせてなでてやっていますがどうでしょうか。
もう一点、散歩の際に私の前を横切って、ななめ右前へ出る時があります。
立ち止まって自分で気づかせ左横へ帰ってこさせ「よし」「そう」などと声をかけています。昨夜は急に勢いよく右へ走って出ようとし、私がバランスを崩して転んでしまいました。
庭や帰り道では脚側歩行は完璧と言っていいのですが、散歩の初めに右へ飛び出すのは止めさせたいです。どうしたらいいでしょうか。
歩いているとき、私を見上げてきて目が合うと「ごんよい子」と言葉で褒めてやっていますが、ずっと目をそらさず見てきて、なでてほしそうにしています。今はそのまま歩いていますが、止まってなでてやるほうが良い条件付けになるでしょうか?
いろいろお尋ねばかりですみません。よろしくお願いします。
とても良い状態に進歩してきましたね。続けることで、良い関係が定着していきます。
>腰から下は座った状態なのでどうすべきか・・
↑なるべく犬は人間の体の上には乗せないように意識してください。こういう時は、フセを教えると良いです。フセをさせて褒めると、そのままゴロンの仰向けもしやすいです。
犬の行動をそのまま受けるのではなく、必ず人間が主導権を握って、何か指示を出して行動させて褒める・・・というパターンを意識されてください。
>散歩から帰ってきてからすわらせてなでていると・・
↑ナデナデにご注意です。ついつい猫なで声でナデナデしてしまいがちですが、犬の本能には従属的に感じられる場合が多いので、リーダーとしての意識を忘れず、堂々と静かにポンポンポンで褒めてあげてください。
>散歩の初めに右へ飛び出す・・
↑もともと社交的・好奇心旺盛で良い子なのと、外の世界は興奮の要素がとても強いですので、今はすぐに結果を期待しないでください。
これから関係作りを深め、ツケ(ツイテ)の教えが十分に浸透してくれば、落ち着いていきます。それまでは、あせらず関係作りとリーダーウォークとツケの教えを強化していくことです。
それと、まだ老犬期でもない若犬ですので、これくらいの元気と好奇心はあったほうが良いです(笑)散歩を嫌がったり怖がったりする犬よりは何倍も良いことです(^_^)
>私を見上げてきて目が合うと・・止まってなでてやるほうが・・
↑一番良いのは、かがみながら歩きながら褒めることですが、小型や背の低い犬には届きにくいですので、止まって褒めても良いです。
ただし、頻繁にしてしまうと犬が要求したり、逆に飽きたり、ありがたみが無くなります。
それと、あまりに頻繁にやってしまうと、従属的に見える要素もありますので、基本は犬を見ないでズンズン歩いて、毅然さと主導性を犬に示し続ける意識でいてください。
ここでも、褒める時は猫なで声でナデナデではなく、堂々と静かにポンポンポンで、ツケの指示音ジェスチャーで褒めてください。
あるいは、マテの指示で止めて褒める・・・という手もあります。交差点のタイミングで止めて褒める、というのも良いでしょう・・・