オシッコはトイレで出来るがウンチだけ外す犬のしつけ
ホームページを読ませていただきましたが、しつけの道具や、おやつなどを使わない事は、わかりましたが、私のところには、7ヶ月の小さなプードルがいます。
ティカッププードルです。オシッコはトイレでするのですが、ウンチは、まったくできません。
ゲージの中の自分のブランケットの上にしてあったり、かならずトイレの横にするのです。
あとは、好き勝手なところでやります。トイレの中でするのは、オシッコで、ウンチは、他の場所でやりたいように思います。
吠えたり、噛みつきはないのですが、トイレのしつけだけなんとか出来たらと思ってます。
今は、編みのトイレをおいてます。
あまりにも出来ないので、犬の学校か幼稚園のネットを見てましたが、訓練しているときには出来ても帰ってきたら、はたして出来るのかと、疑問に思い幼稚園や学校の値段も高く、堀川さんのホームページを見つけて読みました。
なるほどと思う事が、書いてありました。
私ごとですが、去年乳ガンになりました。
ウンチのしつけは今までいろいろやってきましたが、出来ず、正直悩み、誰かに犬をあげるしかないのかとか思う事もあります。
私は、犬を育てるのは初めてではないです。以前いた犬もティカッププードルでしたが、その犬は、10才になりますが、今の犬と折り合いが悪く友達の家におりますが、トイレはたまに面当てはしますが、トイレのしつけは出来ております。
なんで乳ガンになったのに犬を買ったのかと、思ってますよね。
私の場合、再発・転移はないとは言われてますが、癌はいつどうなるか先が読めない病気なので、今のうちに子犬を育ててみたいと思って買ってしまいました。
自分でも浅はかな事をしたと思って反省しております。
友達は、同じマンションに住んでます。
普段は、私がその友達の犬の面倒と、預かってもらっている犬の面倒は、みています。
私も仕事はしてますが、早く帰って来るので、友達は遅くなってしまう事もありますから、遅くなってしまうときには面倒を見にいきます。私が悪い事は、わかっております。
頑張っておられますね(^_^)
まず今回は、プードルちゃんの月齢と症状からして、環境と教え方を少し修正されて変化を見られるとよろしいと思います。
ちょうど今は、反抗期のど真ん中に入っています。
成犬としての本能が急に強く出たり、知能が急激に上がる時期です。
幼少期とは感覚がだいぶ変わりますが、まだ経験不足で、変に知能が上がるために、ズル賢さだけが目立つ時期になります。
非常に不安定で、犬のしつけでも一番難しい時期になります。
それと、信頼関係・主従関係が崩れているわけではなく、ただウンチの場所だけが問題ですので、その子の感覚的な問題だけのようにも見えます。
ご存じのとおり、オシッコとウンチで踏ん張る態勢が少し違いますので、ウンチの場合は、よりシックリくる足場を探す犬が多いです。
それと、ウンチもマーキングの意味合いがあり、オシッコではなくウンチで縄張りを主張する子もいます。
ということで、まず今回は、環境を少し修正してみましょう。
トイレはメッシュカバー付きを使われているのだと思いますが、その横に、トイレシートだけ敷いたスペースを作ってみてください。
「トイレの横にウンチする」とのことでしたので、メッシュカバー付きのトイレの上で踏んばってウンチするのが嫌なのかもしれません。
それと、ブランケットを寝床にされているのだと思いますが、そこを寝床とハッキリ認識させるために、クレートを置いてその中にブランケットを敷いたり、箱型のベッドを置いてその中にブランケットを敷いて、寝床とトイレをハッキリ区別させてみてください。
そして、排泄を失敗しても、絶対に叱らないことです。
「あ~!ダメ~!」なども言わないことです。
犬は嫌悪感を感じると、ますます飼い主さんの目の前でしなくなり、隠れてアチコチ粗相するようになってしまいます。
起床後、食後、ケージから出た瞬間や遊び始めの興奮で、利尿脱糞作用が高まりますので、そのタイミングでよく観察し、ウンチの場面を逃さず、「チチチチ・・」などの指示音を関連付けてください。
指示音が関連付いてくると、トイレの上を指でツンツン差すジェスチャーを見せながら音出しでうながすことで、排泄できるようになっていきます。
そこでウンチできたら、しっかり褒めてあげてください。
もちろん、それらの効果には、信頼関係・主従関係が大きく影響します。
月齢としては、まだしばらく不安定な時期が続きますので、1歳くらいまでは期待しすぎないで、成長を待ちながら教えを続けてあげてください。
そして、1歳過ぎて精神的にも安定してきたら、二頭が一緒に暮らせるように努力はされてください。(それまでも、お散歩などで会わせるように)
おそらく、先住犬が少し敏感な子で、ズケズケとからんでくる子犬を嫌がって、怒ったり逃げたりしたのではないでしょうか。
子犬が成長して落ち着きが出てくれば、また反応も変わりますので、無理しないで少しずつ距離感を近づけていってください。
最初はしばらく別々のケージで暮らし、遊びの時間や散歩の時間だけ、お互いにリードを着けて、ケンカしないように飼い主さんが制御しながら会わせます。
最初は、柵越しに会わせるだけでも良いでしょう。
最後にガンのお話しです。
健康な人にも、ガンはいつでも起こりうる病気です。
「治る・治らない」という区別はできないものです。
健康な人の体内にも、毎日毎日ガン細胞は生まれています。
ですが、ガンとして定着しないのは、免疫細胞がガン細胞を破壊してくれているからです。
反対に、ガンとして定着してしまうのは、
・免疫細胞が少ない
・免疫細胞の活性が弱い
・血行が悪く免疫細胞が体の隅々まで行き渡らない
からです。
ですので、それらに影響を及ぼす
・食事の栄養バランス
・運動
・睡眠(ストレスコントロール)
を整えることが重要になります。
もちろん、ガンは老化現象でもあるのですが、老化スピードは生活習慣の良し悪しで違ってきます。
・食事の栄養バランス
ほとんどの現代人は、炭水化物が中心の食事になってしまっています。もちろん、お酒・たばこは論外です。
タンパク質:炭水化物:生野菜
の割合を
1:1:1
という割合を目安に整えましょう。
もちろん、同じタンパク質でもバランス良く整えます。
脂身の少ないお肉、玉子、魚介類全般(特に青魚)、大豆製品、乳製品を、『分散して』摂ってください。
・運動
筋トレ(無酸素)と有酸素の両方が理想です。
筋トレをすると成長ホルモンがたくさん出て代謝が上がります。代謝というのは、お肌の新陳代謝と同じく、細胞の入れ替えです。
免疫細胞の産生が活発になります。
そして、有酸素運動によって高い体温を長時間維持することになるので、免疫細胞が活性し、さらに血行が良くなるので、元気な大量の免疫細胞が体の隅々まで行き渡り、ガン細胞をやっつけてくれます。
・睡眠
深い眠り(ノンレム睡眠)に入ることで、成長ホルモンがしっかり出ますが、眠れない場合でもお布団に入り、横になるだけでも良いです。
横になって体にかかる負荷が抜けると、筋肉を使わないのでエネルギー消費が最小限になり、それを感知して免疫の産生活動が活発になります。
8時間以上は横になり、できるだけ深い眠りに入れるように、室温や寝具の最適化、寝る直前に飲食しないようにすることです。
ということで、ガンが再発されないように、そして他の成人病にも同じことが言えますので、予防を頑張っていきましょう。
さて、お話し戻りまして犬のしつけですが、まずはお話ししたように修正しながら、1歳くらいまで変化を見てください。
それでも変わらない場合は、「教えを聞きたくなる関係作り」が弱いかもしれません。また、二頭が一緒に暮らすためには、飼い主さんがしっかり群れのリーダーになってケンカを止めさせたり、頼れる存在にならないといけません。
そうなるために、しっかり本質の基礎から学んでいただくとよろしいと思います。
それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)