犬がトイレの上でくつろぐ・排泄をトイレでしなくなった場合のしつけ方など
堀川様、先日は丁寧なご回答をいただき、ありがとうございました。
リーダーウォークや仰向け固めなど、しっかりとやっているつもりでしたが、遊びやエサやり、日常の接し方などでも甘さがあり、毅然とした態度を伝えられていなかった事が、改めてわかりました。
自分が考えていた以上の厳しい態度で犬に臨むことを続けていこうと思います。(もちろん体罰・威嚇はダメですが)
今後ともよろしくお願い致します。
そんな中でまたのご相談となり恐縮ですが、以下3点について質問があります。
1.突然小をトイレトレーでしなくなり、困っています。(ゲージの状態を、写真にて添付しています。)
以前から大はトレーからはみ出すこともありましたが、ほぼ大も小もトイレトレーにしていました。それが3日程前から、小はゲージ内の防水マットやゲージから出した際に絨毯の上、また散歩の時にするようになり、トイレトレーでは全くしません。大は、今のところトイレトレーでしています。
原因はわかりませんが、気になっている事が2つあります。
1つは以前からですが、普段のくつろぐ場所がトイレトレーになっている事です。
ゲージ内にハウスを設置する前にはトイレトレー以外の場所で過ごす事も多かったのですが、ゲージ内で一人遊びをする時や私たちの様子を見ている時、くつろいでいる時、寝そべっている時、そして眠っている時と、ほぼずっとトイレトレーの上にいます。
今の時期、ハウスよりトイレトレーの上が涼しく過ごしやすいからでしょうか。
またハウスは設定上、ハウスの入り口を私たちが普段座っているダイニングテーブルに向けられていない為、見渡しの良いトイレトレーがいいのでしょうか。
それか、ハウスの訓練が十分できていない為、快適であるとの認識がないからでしょうか。
もう1つは散歩の回数を増やした事です。
以前は私か主人がそれぞれの休みの日に、週4回夕方に散歩に行っていました。
1週間前から、残りの3回も晩に10分程度ですが、散歩に行くようになりました。それまでの散歩の時はあまりなかったのですが、小と大を散歩中にするようになりました。
散歩にあわせて我慢し、失敗したのは我慢しきれずに小をした結果なのでしょうか。
トイレトレーではせずに、別の場所で結構しっかりした量をするので、マーキングや嫌ションではないような気がします。
トイレトレー=トイレと認識させるには、
(1)ちょっと遊んでゲージに入れ、「チチチチ・・・」の掛け声でトイレを促す。
(2)ハウスを教える
この2つを繰り返し徹底するのがよいのでしょうか。
2.床の上であぐらをかいたり足を伸ばした時に、犬が足の間に入り、股間を嗅いだり、人間の体に背中をつけて甘えるような仕草をしたり、横になるような仕草(しっかりとした仰向けにはなっていません。)をする事は問題ないでしょうか?
ひざや太ももなど人間の体の上に犬が乗らないように気をつけており、乗った時はスワレ等の型をとらせ、褒めるようにしています。また犬の胴体に、人間の太ももや手のひら等を、乗せるようにしています。
ただ気になりましたのが、
QA「犬が私の股間に頭を突っ込みクンクン嗅いで横になるは何か?」にあります
>ただ確認したいのは、普段飼い主さんい向かって吠えたり噛んだりしませんよね?
>それが無ければ大丈夫です。良いことです。
です。
人を噛むことはほぼありませんが、ゲージから出せ・構えの要求吠えが少しづつ収まってきていますが、まだまだ残っている状態です。このような状態で、足の間に犬を入れることは控えた方がよいのでしょうか。
人間の横に着けさせる方がよいのでしょうか。
(犬は横に着けさせるより、間に入りたがります。人間も犬が家に来た時からの習慣で、つい間に入れてしまっています。)
また、体をくっつけている時にスワレの指示をすると、背中を人間に向け、顔は人間の反対を見て座ります。主従関係ができておらず、良くない傾向だと思っています。顔を人間に向けさせた状態で、指示に従うように教えればよいのでしょうか?
3.QAに「出かける時や帰宅の際、最低10分は犬に構わない」と書かれています。
犬は帰ってきた時点で人の気配に気づき、ソワソワ・ピョンピョン・クンクン言いますが、目を合わせない・声をかけないなど気をつけるようにしています。
しかし、主人と私が仕事の日は10時間程の留守の状態になる為、トイレトレーの大が気になり(ソワソワ・ピョンピョンで踏みつけるので)、つい片付けに行きます。
片付けの際は、目を合わせない・声をかけないをしていますが、ゲージ横で片付けている私を見ながら、犬はおとなしく待っていますので、やはり構っていることになるのでしょうか?
なお6か月を過ぎ、獣医師のOKも貰ったので、来週、去勢手術を予定しています。(術後は変に気を使ったり、構い過ぎないよう、気をつけて接するようにしようと思ってます。)
長文申し訳ありません。お手数をおかけいたしますが、ご回答の程どうぞよろしくお願いいたします。
1、のトイレや環境について
>今の時期ハウスよりトイレトレーの上が涼しく過ごしやすいからでしょうか・・
>見渡しの良いトイレトレーがいいのでしょうか・・
>ハウスの訓練が十分できていない為、快適であるとの認識がないから・・
>散歩の回数を増やした・・
↑これらは全て影響があります。
まず夏と冬でかなり変わってきます。犬は毛皮のコートを着ているわけですから、夏は暑くて厳しいです。特に日本の夏は高温多湿で熱中症が心配です。日本で犬の凍死はまずありませんが、熱中症はとても多いです。
それと、子犬、若犬は代謝も活発ですので、暑がりです。成犬期の後半や老犬期に入るとまた変わってきます。
夏場は被毛を短くカットしてあげる、エアコン・扇風機で室温・湿度調整も必要です。
そして、トイレの上が好きな犬は結構多いです。
ペットシートはポリマー素材で吸湿性が高いですし、さらにメッシュカバーで隙間ができるので、湿気がこもらず気持ちが良いのです。夏場は特にそうなります。
まず環境としては、レイアウトを変えてみてください。
クレートハウスの出入り口を家族の居る方に向けて、逆にトイレからは見えないようにすることです。
しかし、トイレの上が気持ち良いこと自体は変わりませんので、普段の遊びなどで「コッチ」の教えをまず定着させてから、トイレの上に犬が乗っている場面を見かけたら「コッチ」でフリースペースもしくは「ハウス」で誘導してその都度教えてください。
それと、お散歩は「短い時間で回数多く」よりも、「回数は一回でも良いですのでなるべく時間を長く」してください。
長時間の有酸素運動は、血行・免疫力・体脂肪のコントロールに良いです。最低30分~1時間です。回数は1回で良いです。そしてプラス、家で主導型コング遊びを30分~1時間です。
そして、一回でも時間が長い方が外の世界に慣れやすいです。社会化・順化の意味でもそのほうが良いです。
あとは、遊びの時でももっと細かくマメにトイレに連れていくか、しばらくはケージ内だけで遊ぶというやり方もありです。団らんで出す時も、リードを短く持ってウロウロさせないことです。
2、はそのままで良いです。
人間の体の上に乗せることさえされなければ、犬は横でも後ろでも、あぐらの中でもどこでも良いです。
人の体の下に潜り込もうとするのは良い態度です。「上に乗る・飛びつく」とは逆なので良いです。人間もそうですが、体位が関係性を現します。
ただし、猫なで声でナデナデをしないこと。犬の身体の上に人間の体を乗せるのも良いですが、なるべくは触らないでください。
人は堂々としていて、そこに犬が寄り添っている構図が良いです。
触りたい場合は、コッチやゴロンの指示でさせて出来たら褒める・・出来なかったら型を作ってあげて褒める・・というスキンシップにしてください。
いつでもどこでも毅然さと主導性を失わないことです。そうしないと犬には伝わりませんし、矛盾を見抜かれます。
>背中を人間に向け、顔は人間の反対を見て座ります・・
↑こういう時は、コッチなどで少し動かして、こちら側を見る位置でスワレ・マテさせてください。指示で犬が動かない場合は、型を作ってあげて教えます。
また、アイコンタクトも教えられます。
犬と向き合って少し粘り(ご自分の目をチョンチョンと触って気を引く)、目が合った瞬間にご自分の目を指差して「ミテ」の音で褒めます。
何度も毎日繰り返していくと、指示音ジェスチャーで目を見るようになります。
3、帰宅時のトイレのかたずけですが、ウンチの場合はすぐに回収してください。
ジタバタしていない時はそのままで良いのですが、ジタバタがある時は踏んでウンチまみれで大変なことになりますので、目も合わせず声も掛けずに静かに近づき、サッと回収してください。
それと、ウンチをした瞬間ではありませんので、褒める必要もありません。
一切触らず目も合わせず声も掛けず清掃します。
犬が手に絡みついてきて掃除できない時は、犬のお腹をサッと抱えてクレートに入れて、扉を閉めてからお掃除します。
オシッコの場合は、シートが吸収してメッシュカバーもありますので、大丈夫です。しばらく行かないでください。
>来週、去勢手術を予定しています。
↑事前に一・二回、遊びに行っておくと良いです。出来るだけ病院・スタッフさん・獣医さんに慣れておいた方が良いです。
慣れない環境下で、他の動物もいて、自分の体が痛めつけられますので、犬にとってはとても強い緊張興奮ストレスを抱えます。入院や手術を機に、防衛本能が刺激されて攻撃的になる犬もいます。
病院側の扱いが悪い事が原因でそうなるケースもありますが、それはもう信じて良い方を願うしかありません。
それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)