子犬の遊び場の床材・首輪を選ぶ時期・トイレのしつけ方
堀川様ご無沙汰しております。○○県の○○です!
以前予約していた子犬が引き取り直前に亡くなってしまって、違う仔犬を探していた○○ですが、先日ようやく次の子犬が決まりました。
早速ですが、相談を再開させてください!
よろしくお願いいたします。
まずは、床の状態についてです。
ブリーダーさんのお宅では添付の写真の「サンドラママ」や、Youtube の○○ページの三つの画像を見ていただくとわかるように、クッションフロアと、分割式のビニール製ジョイントマットを使っておられます。
オシッコの後片付けも楽そうですが、やはり布製の方が断然おすすめでしょうか。
また、子犬が我が家に来るのは2か月過ぎたころになりそうですが、首輪のサイズを測るのは、子犬が来てすぐの方がいいのか、お散歩直前の3か月前くらいの方がいいのか教えてください。
最後に、こちらのブリーダーさんは、犬に外でオシッコをさせるそうですので、家でのトイレトレーニングは、実際、我が家に来て一からになりそうですが大丈夫でしょうか。
早速で申し訳ありませんが、またいろいろと教えてください。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
子犬が決まって良かったですね(^_^)今度は元気に育ってくれることを祈ります。
①さて床の敷物ですが、子犬にとっては滑らなければ何でも良いです。
あとは利便性、経済性でご判断ください。ただ、ビニール素材だとすぐに破れると思います。特に子犬はガジガジ噛みますし、爪で引っ掻いたりホリホリもします。
無理にペット用でなくても、建築用とかガーデニング用とかでゴムマットがあればそれが一番です。
滑らない、拭きやすい、耐久性があります。
ただ、最初はゴム臭いのもありますし、お部屋の雰囲気になじまないのが嫌であれば、分割式の布マットが良いです。
お調べになられたそのビニールマットが、どれだけ耐久性があるかですね。個人的には疑問です。
②首輪について
教材でたくさん解説しておりますが、子犬が家に来た最初の1週間は、ゲージから出したりかまってはいけません。
そして、2カ月ですと骨格もまだ弱いですし、身体も大きくなります。まだワクチンが終わらずどちらにしろ散歩にはいけませんので、首輪は、最後のワクチン前後にしましょう。3か月くらいが良いです。
③トイレについて
同じ理由で、家に来たばかりの子犬をチョコチョコ抱っこして外に連れていき排泄させるのも良くありません。
子犬は新しい環境に来て、強い興奮と緊張を抱えています。そこでチヤホヤ・ベタベタしてあおってはいけないのです。安静にしなければいけません。
また、子犬は最初の接触を基準値にしますので、チヤホヤ・ベタベタが基準になり、要求吠えをするようになります。特にトイレのためにチョコチョコ出してもらえることをすぐに学習するので、遊びたい時やかまってほしい時に利用するようになります。
正直申し上げて、犬のしつけの面からしたら、あまり良いブリーダーではありません。トイレシートの経費を削減したいのでしょう。
さすがに、「シートに排泄させるしつけ方をしてくれ」ともお願いできませんので(言ってみても良いです)、子犬が来てから教え直すしかありません。
子犬が来たら、鳴いてもすぐに出さないことです。
子犬は今までの癖で、ゲージ内でしたがらないかもしれません。クンクン鳴くかもしれません。でも、ゲージ内にメッシュカバー付のトレーがあることで、そこに感覚的にしてくれる場合もあります。
ゲージ内を少し広めにして、寝床とトイレの距離を最大限離しましょう。あるいは、寝床側のスペースとトイレ側のスペースを、小さ目の柵で区切っても良いです。(行き来できるように通路は確保する)
単品柵はホームセンターにありますし、100円ショップでも売っている所もあります。
ですので、まずは子犬が鳴いても出さないで、「チチチチ」など音を出しながら、トイレのところに指を差して誘導し、しばらく促しながら粘ってみてください。そこで出来たらまた指示音とジェスチャーを見せながらポンポンして褒めます。
まだ本当に幼いですので、何年も癖が定着した成犬とは違って、本当にオシッコしたければそこで漏らしますから、子犬の要求に合わせてゲージから出したり外に連れて行くことはしないでください。
それでも、どうしてもゲージ内でしないのであれば、外に連れて行き、トイレの上に乗せてそこで子犬の動きを手で止めて、指示音を出しながら排泄するまで粘ってください。
外で排泄する癖が付いた犬を、ゲージ内トイレで排泄できるようにしつけ直す方法もQ&Aサイトに載せてありますので、それらも熟読されてください。
ただ、お話したように、家に来たばかりの子犬を出したり触ったりするのは、しつけとしては良くありません。
なるべく先ほどお話したように、まずはゲージ内でさせるように促して粘ってみることです。
それでは、頑張って続けてください(^_^)