家のわきを通る人に対してだけ吠える犬のしつけ
犬のしつけ本を購入させて頂いて、大変興味深く読ませて頂きました。我が家の愛犬は、5歳のメスのmix犬です。現在、読ませて頂いた(リーダーウォーク)などを実践する様になって約1ヶ月位経過した所です。
実践する前は、犬に引っ張られる事が多かった様に思いますが、現在は殆ど引っ張らなくなり、効果が出てきたなと感じておりますが、ただ、以前からの(家のわきを通る人に対して)吠える事は変わりません。
家で(屋外)で飼っているのですが、小屋のある所のすぐ横に人通りがあり、そこを通る人に対して異常なまでに吠えます。
壁で仕切られているのですが、その壁に足を掛けて吠えています。昼間ならまだいいんですが、夜中朝方だと近所迷惑がとても気になります。
散歩中などは、吠える事は無いのですが、家ではそうなります。何か良いアドバイスがあればと思いメールをさせた頂きました。宜しくお願い致します。
今回は、物理的な要素がほとんどです。本当に権勢本能が強く社交性がない犬は、いつでもどこでも吠えます。
散歩中吠えないのは、明らかに家での環境の問題です。特に鎖などの直接の繋ぎ飼いは顕著です。本書にも書きましたが、「敵は侵入できる・でも自分は逃げられない」ということが犬も分かっていますので、ストレスは大きいです。
それと、あまりにも他人の行き来と自分のテリトリーが近いので、ストレスが大きいです。犬にも許容範囲はありますので、それを超えた状況下で無理に調教すればストレスはすさまじいものになってしまいます。それは理解してあげないといけません。今回は犬の居場所と設備をぜひ見直されるべきです。
出来れば家に入れていただきたいですし、どうしてもご無理ならば、家の裏手の方に変えるなど、ストレスは少なくしてあげてください。また、直接の繋ぎ飼いならばそれも止めて、金属柵で囲うようにすることも必要です。
それでもどうしても環境を変えられない場合は、現行犯で練習を繰り返すしかありません。犬のそばに家族がいる場合は吠えないでしょうか。家族がいても吠えるようなら特に練習しやすいです。
普段の小屋に居させて、犬にリードを付けて持って知らんぷりして待ちます。家族と協力して、誰かに外を歩いてもらってください。相手が家族だと吠えない場合は、他人が通るまで待ちます。
そして、人が通って吠えた瞬間「シ!」という指示音を連続で出しながら、犬を完全無視してその場でリーダーウォークをして下さい。場所が狭くても出来ます。リードを短く持って細かく切り返して下さい。
また、あまりにも狭すぎる場合は、その場でリードを上にチョン・チョンと引いても良いです。
吠えている間、指示音とそれを繰り返してください。続けていき、人が通っても吠えない場面があったら、「シ!」と同時に犬をポンポン褒めてください。
また吠えたら先ほどの注意・・吠えが止まったら指示音でポンポン褒め・・ひたすらこれを繰り返しましょう。
引っ張りが直ってくるくらいですから、mixちゃんは良い子ですし、理解力もあるのです。
縄張りへの侵入に対し吠えることは、かつては犬の一番大切な仕事だったのです。吠えない犬はダメな犬でしたし、その能力を選択育種で強化してきたのは人間なのです。それと逆の事を教えるわけですので、本来は非常に難しいことなのです。あせらず急がず淡々と毅然としつけを続けましょう。
そして、その前に物理的な環境です。「調教で静かになれば良い・・」だけでなく、犬のストレスへの耐性の限界も考えてあげてください。免疫力にも影響していますので、すべての病気のリスクも高まるのです。
では、頑張って続けてください(^-^)
実践する前は、犬に引っ張られる事が多かった様に思いますが、現在は殆ど引っ張らなくなり、効果が出てきたなと感じておりますが、ただ、以前からの(家のわきを通る人に対して)吠える事は変わりません。
家で(屋外)で飼っているのですが、小屋のある所のすぐ横に人通りがあり、そこを通る人に対して異常なまでに吠えます。
壁で仕切られているのですが、その壁に足を掛けて吠えています。昼間ならまだいいんですが、夜中朝方だと近所迷惑がとても気になります。
散歩中などは、吠える事は無いのですが、家ではそうなります。何か良いアドバイスがあればと思いメールをさせた頂きました。宜しくお願い致します。
今回は、物理的な要素がほとんどです。本当に権勢本能が強く社交性がない犬は、いつでもどこでも吠えます。
散歩中吠えないのは、明らかに家での環境の問題です。特に鎖などの直接の繋ぎ飼いは顕著です。本書にも書きましたが、「敵は侵入できる・でも自分は逃げられない」ということが犬も分かっていますので、ストレスは大きいです。
それと、あまりにも他人の行き来と自分のテリトリーが近いので、ストレスが大きいです。犬にも許容範囲はありますので、それを超えた状況下で無理に調教すればストレスはすさまじいものになってしまいます。それは理解してあげないといけません。今回は犬の居場所と設備をぜひ見直されるべきです。
出来れば家に入れていただきたいですし、どうしてもご無理ならば、家の裏手の方に変えるなど、ストレスは少なくしてあげてください。また、直接の繋ぎ飼いならばそれも止めて、金属柵で囲うようにすることも必要です。
それでもどうしても環境を変えられない場合は、現行犯で練習を繰り返すしかありません。犬のそばに家族がいる場合は吠えないでしょうか。家族がいても吠えるようなら特に練習しやすいです。
普段の小屋に居させて、犬にリードを付けて持って知らんぷりして待ちます。家族と協力して、誰かに外を歩いてもらってください。相手が家族だと吠えない場合は、他人が通るまで待ちます。
そして、人が通って吠えた瞬間「シ!」という指示音を連続で出しながら、犬を完全無視してその場でリーダーウォークをして下さい。場所が狭くても出来ます。リードを短く持って細かく切り返して下さい。
また、あまりにも狭すぎる場合は、その場でリードを上にチョン・チョンと引いても良いです。
吠えている間、指示音とそれを繰り返してください。続けていき、人が通っても吠えない場面があったら、「シ!」と同時に犬をポンポン褒めてください。
また吠えたら先ほどの注意・・吠えが止まったら指示音でポンポン褒め・・ひたすらこれを繰り返しましょう。
引っ張りが直ってくるくらいですから、mixちゃんは良い子ですし、理解力もあるのです。
縄張りへの侵入に対し吠えることは、かつては犬の一番大切な仕事だったのです。吠えない犬はダメな犬でしたし、その能力を選択育種で強化してきたのは人間なのです。それと逆の事を教えるわけですので、本来は非常に難しいことなのです。あせらず急がず淡々と毅然としつけを続けましょう。
そして、その前に物理的な環境です。「調教で静かになれば良い・・」だけでなく、犬のストレスへの耐性の限界も考えてあげてください。免疫力にも影響していますので、すべての病気のリスクも高まるのです。
では、頑張って続けてください(^-^)