犬のしつけで室内のケージで「出せ出せ!」の要求をした時の対応
早速のご回答ありがとうございました。非常に懇切丁寧なご指導に、感激しております。こんなフォローをしていただけるだけでも堀川さんの本の価格は格安です。
さっそく今朝の散歩から15分を30分に延長し、リーダーウォークを意識して行いました。前半は引っ張られる時が時々ありましたが、そういう時は、すぐさま立ち止まったり、向きを変えたりすることで、後半の15分は、本に書いておられたとおり、ついているのか居ないのかわからないぐらいでした。
ご指導いただいたとおり、まずは主従関係をしっかり構築することからあせらずにおこなっていきたいと思います。
大変申し訳ありませんが、追加質問になります。
室内のケージで「出せ出せ!」の要求をした時の対応について
>犬をかまわず無言でリードを付けて出して、リーダーウォークを厳しい「態度」でしてください・・
↑これも早速試みてみましたが、リードをつけるだけで、散歩に連れていってもらえると思い、よけいに大はしゃぎしてしまいます。リードを噛んだりひっぱったりドタバタするばかりです。
またマンションの居室スペースが狭いためリーダーウォークもほとんど数歩が関の山で、それらしいことができません。このような場合はどうすべきでしょうか?
特に家族が食事中は、「出せ出せ」が気になり食事どころではないので、ケージから出してやるのですが、その場合も家族の足元をウロウロしたり、椅子に手をかけたりします。
この場合はリードをつけてどこかに固定するか、あるいは食事中も私がリードを短くして握っているなどしているほうが良いのでしょうか。(しつけのためなら、それぐらいはがんばってやりますが・・笑)
>居室スペースが狭いため・・
↑4つ方法をお話いたしますので併用してください。
①数歩でも良いのです。リーダーウォークは歩くことが目的ではありません。飼い主さんの主導性と毅然さを示すことが目的なのです。
それを強く意識して、「態度」で示すようにしてください。犬は感じ取っていきます。
②昨日お話した布掛けをしてみる。
③ケージ内で「シ!」の注意音と同時に、犬の首輪をチョンと引き上げて厳しい態度で注意する。
④どうしても犬を出さなければいけない時は、リードをご自分の腰に一周縛ってから犬に付けると良いです。それならば犬を制御主導しつつ、両手が空くので食事も仕事も家事もできます。
奥様が日中に、犬が吠えて布掛けでも対応できない時は、これをやってみてください。
では、この4つを併用しながら続けてください。ただし、何度もお話申し上げてきたとおり、表面上の手法だけなぞっても結果は出ません。
飼い主さんの意識からくる、何気ない態度・しぐさ・接し方全体を犬は感じ取って反応します。一貫すると犬が認めるようになっていきます。それまでは根競べです。
まずはその土台を作ることです。土台が無いまま手法だけ行っても絶対に犬のしつけは成功しません・・・