留守番時にだけ吠える犬のしつけ・現行犯で叱れない
はじめまして。堀川様の犬のしつけのホームページを拝見してメールいたしました、○○と申します。
我が家の愛犬は2歳になるシーズーの雄で去勢はしていません。困っているのは、留守中にとにかく吠えて仕方ないのです。
在宅時は何の問題も無く、お座り待てふせの号令や、マズルコントロールなど何でもさせてくれます。しかし吠えるのは留守中の事で、叱ることもできず大変に困っています。
我が家は共働きで、日中8時間程のお留守番をさせてしまっています。散歩は朝夕と欠かさずに30分連れだしています。堀川様の教材では、留守中の犬のしつけも可能でしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、お返事お待ちしております。
今回は、犬のしつけの中でも一番難しい部類に入りますね(^-^) 食糞なんかもそうですが、飼い主さんの目の届かない状況での問題行動は、現行犯で教えられないので一番難しいです。
さて、今回は考え方が2つに分けられます。
まずは警戒・威嚇で吠えている場合です。家の外から聞こえる物音・臭い・振動など人間には感じることができない様々なものを犬は感じて反応します。
この場合の吠え方は、「ワンワンワンワン!・・ウーワンワンワンワン!」というように、連続することと唸りも混じります。
もう一つは、要求や呼び吠えで、遠吠えのようだったり、「ワン・・ワン・・ワン・・」というような少し間が空く吠え方になります。
いずれにしても、やれることはいくつかあります。まずはたくさん散歩して色んなタイプの人や動物を見せる・・臭いを嗅がせる・・経験させる・・。他には安心して過ごせる4点セット(ケージ・クレート型ハウス・トイレ・水)も必要です。これらは基本中の基本ですが、実際に吠えたくなる状況を作って練習・教育することも必要です。
家族でいったん出かけるフリをして家から出ましょう。少し時間をおいてチャイムを鳴らしてみます。吠えたら直ぐに家に入り「シ!」の注意音とともにリーダーウォークをしたり、口閉じで教えます。
また例えば、携帯電話の着信音にご自分の叱る声で「シ!・・シ!・・シ!」を録音しておき、着信音量を大きく設定して犬のそばに携帯を置きます。
家から出て気配を消し、犬が吠えたら電話して着信音を出します。それで注意できます。また、もう一つ携帯があれば、そこからの着信音は褒める音にすれば、犬が吠え止んだ時に褒めることも出来ます。
これらを繰り返しますが、甘い叱り方では「吠えればかまってくれる」と誤解してしまいますので、要注意です。
そして、先ほどのパターンの後者の場合は、特にそう誤解されやすいです。この場合(甘えで呼んでいる・主従関係が逆転して呼んでいる)は特に、関係作りが基盤になります。
もちろん前者の場合でも、犬が認めた人から叱られたり褒められたりするのと、そうでない場合はその効果はまったく違ってきます。
結局はどちらにしても関係作りが大前提・・ということになります・・・
我が家の愛犬は2歳になるシーズーの雄で去勢はしていません。困っているのは、留守中にとにかく吠えて仕方ないのです。
在宅時は何の問題も無く、お座り待てふせの号令や、マズルコントロールなど何でもさせてくれます。しかし吠えるのは留守中の事で、叱ることもできず大変に困っています。
我が家は共働きで、日中8時間程のお留守番をさせてしまっています。散歩は朝夕と欠かさずに30分連れだしています。堀川様の教材では、留守中の犬のしつけも可能でしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、お返事お待ちしております。
今回は、犬のしつけの中でも一番難しい部類に入りますね(^-^) 食糞なんかもそうですが、飼い主さんの目の届かない状況での問題行動は、現行犯で教えられないので一番難しいです。
さて、今回は考え方が2つに分けられます。
まずは警戒・威嚇で吠えている場合です。家の外から聞こえる物音・臭い・振動など人間には感じることができない様々なものを犬は感じて反応します。
この場合の吠え方は、「ワンワンワンワン!・・ウーワンワンワンワン!」というように、連続することと唸りも混じります。
もう一つは、要求や呼び吠えで、遠吠えのようだったり、「ワン・・ワン・・ワン・・」というような少し間が空く吠え方になります。
いずれにしても、やれることはいくつかあります。まずはたくさん散歩して色んなタイプの人や動物を見せる・・臭いを嗅がせる・・経験させる・・。他には安心して過ごせる4点セット(ケージ・クレート型ハウス・トイレ・水)も必要です。これらは基本中の基本ですが、実際に吠えたくなる状況を作って練習・教育することも必要です。
家族でいったん出かけるフリをして家から出ましょう。少し時間をおいてチャイムを鳴らしてみます。吠えたら直ぐに家に入り「シ!」の注意音とともにリーダーウォークをしたり、口閉じで教えます。
また例えば、携帯電話の着信音にご自分の叱る声で「シ!・・シ!・・シ!」を録音しておき、着信音量を大きく設定して犬のそばに携帯を置きます。
家から出て気配を消し、犬が吠えたら電話して着信音を出します。それで注意できます。また、もう一つ携帯があれば、そこからの着信音は褒める音にすれば、犬が吠え止んだ時に褒めることも出来ます。
これらを繰り返しますが、甘い叱り方では「吠えればかまってくれる」と誤解してしまいますので、要注意です。
そして、先ほどのパターンの後者の場合は、特にそう誤解されやすいです。この場合(甘えで呼んでいる・主従関係が逆転して呼んでいる)は特に、関係作りが基盤になります。
もちろん前者の場合でも、犬が認めた人から叱られたり褒められたりするのと、そうでない場合はその効果はまったく違ってきます。
結局はどちらにしても関係作りが大前提・・ということになります・・・