言うことを聞いてくれない近寄ると逃げてしまう犬のしつけ
問題の内容:
最近、言うことを聞いてくれない(お手、おすわり、まて、など)。近寄ると逃げてしまう。散歩もリードを噛むし落ちている葉っぱや石ころを食べてしまいちゃんとできない。
犬種:
トイプードル(アプリコット)、五ヶ月、メス
家族構成:
夫(32歳)、妻(31歳)、長男(8歳)、次男(6歳)
一日の愛犬との同居時間:
夫(3~4時間程)、妻(ほぼ一日中)、長男(4時間ほど)、次男(5~6時間程)
過去の接し方と一日の流れ:
①どういうタイミングでどういうスキンシップをとっていたか?
一緒に遊んでいるときに、腹ばいにして体の嫌がる所を触ったりしました。
②どういうタイミングでどういう遊びをしてきましたか?
排泄ができたらサークルからだし、おもちゃを投げたりして遊んでいました。
③どういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?
しつけで言えば、できたら褒めるです。褒め方は体全体をなでていい子!と言いながら褒めます。叱り方は低い声で「ダメ」と言います。あとは机に手を乗せるのでそんなときは机を「バシッ」と叩いてびっくりさせます。
④オヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
おやつはあげていません。抱っこは子供たちが頻繁にしているし、ナデナデも声かけもみんなしています。
⑤散歩は何分、どんなやり方でしたか?
だいたい15分程度、電柱とかを臭われるのは嫌なので近づけないようにして、私より前に出たらリードを軽く引っ張りました。
⑥一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
家族の朝食が終わってワンちゃんの朝食後サークルからだし、部屋の中を動き回っておもちゃで自由に遊んでいます。私が用事をするときは排泄がまだ完璧ではないので、サークルに入れてます。お散歩も毎日行ってるわけではなくて行ける時に行く感じです。なので散歩しない日もあります。そんなときはできるだけ家の中を自由に走りまわらせています。何分か自由にさせて後にサークルに戻します。
以上です。サークルの写真と、家のリビングの写真を添付します。
スキンシップや遊びをしっかりされているので良いです。続けてください。今度は例えば、あお向けでマテをする練習をしたり、ボールを投げる前にスワレ・マテ、投げたらヒモを引いてコイの練習など・・常に「主導」を意識してください。
同じ遊びヤスキンシップでも、犬に促されて何となく・・犬のご機嫌に合せる・・ということが続くと、犬は主従関係を誤解しますので、いつでもどこでも常に主導することを意識してください。親がその姿勢を見せれば、子供もちゃんと見ていてマネしますので、さりげなく手本を見せてください。
同じことが言えるのが、普段の何気ない接し方です。
> 抱っこは子供たちが頻繁にしているし、ナデナデも声かけも・・
↑抱っこ・ナデナデを誤解する犬は多いです。ナデナデは犬の舐める行為に当たります。下位の犬が上位に挨拶する行為になるので、褒める時もナデナデではなく、肩をポンポンして名前を呼んで褒めましょう。
抱っこも同じです。犬同士で体を合わせる時は、上位の犬が下位の体の上に自分のアゴや足を乗せます。つまり体位が関係を表しています。ですので、抱っこされている体勢を誤解する犬がいます。マッタリする時は抱っこではなく、わきにピッタリ寄り添わせるだけにしましょう。
> 机を「バシッ」と叩いてびっくりさせ・・
↑天罰方式の犬のしつけ方は、臆病になる犬が多いです。さらに犬の目の前でバシッとやれば、当然その人の攻撃性を認識します。怖がって逃げるだけになってしまいます。犬は体罰威嚇類を理解する知能がないので厳禁です。
物事の教えは何でもそうですが、体現させてください。飛びつきなら、「ダメ!」と同時に犬の首輪をガッチリつかんでスワレ・マテの型を取らせます。良い型になったのでそこで褒めます。
解放するとまた飛びつくので再度「ダメ!」と同時に・・ひたすらこの繰り返しです。シンプルですが、犬にはこれが一番分かりやすいです。何を教えるにしても同じことです。
そして同じ教えでも、叱っても褒めても、関係次第でその効果が全然違ってきます。ですので関係作りが大前提であり、普段の何気ない接し方が根本になるのです。
拾い食いを止めさせる犬のしつけ方ですが、まず家の中でたくさんリーダーウォークをしてください。毅然な態度を見せ、関係作りを意識します。そして次は、フードを床に点々と置いて練習しましょう。
リードを少し短めに持ち、フードのある地点に近づきます。犬は顔を下げますので、「ダメ!」と同時にリードを引いて止めてキープし、マテの指示で首輪をつかんで肩をポンポンして褒めます。
そしてまた歩き、次のフードがある地点で同じことをします。そうやって何度も何度もフードを置いた地点を周り練習します。外は興奮する要素があるので、まずは家の中でしっかり練習します。
またゴハンの時もスワレ・マテをしっかりさせ、「ヨシ」で食べさせる・・そうやって教えていくと、指示で食べ・指示がない時はガマンする、ということを覚えていきます。
室内でできるようになったら、外で同じく練習します。そして繰り返しになりますが、これも大前提は関係作りです。
それから散歩ですが、最低30分以上はしましょう。回数も、大雨や体調不良がなければ毎日行きましょう。犬の散歩は運動目的もありますが、それ以上に人や犬に会う社会化が重要です。また心地よい適度な刺激が、犬のストレス発散にもなります。
それと犬の一人遊びではなく、ヒモ付コングなどで「主導型」の遊びにしてください。最初にお話したように、スワレ・マテをさせ褒めて投げるなど、遊びにも「指示→行動→褒める」を徹底してください。
そろそろ歯の生え変わりが始まったり、体も大きくなってきて、いよいよ本来の犬としての権勢本能なども出てくる時期です。反抗期もあります。知能も高くなってきます。
一番大事な社会化期ですので、関係作りを中心に頑張って続けてください(^-^)
(その他)
かなりサークルが大きいので、出してあるクレートハウスが中に入ると思います。噛んで壊しますか?中に入れて慣れれば、犬は安心できるスペースだと理解していきます。
最近、言うことを聞いてくれない(お手、おすわり、まて、など)。近寄ると逃げてしまう。散歩もリードを噛むし落ちている葉っぱや石ころを食べてしまいちゃんとできない。
犬種:
トイプードル(アプリコット)、五ヶ月、メス
家族構成:
夫(32歳)、妻(31歳)、長男(8歳)、次男(6歳)
一日の愛犬との同居時間:
夫(3~4時間程)、妻(ほぼ一日中)、長男(4時間ほど)、次男(5~6時間程)
過去の接し方と一日の流れ:
①どういうタイミングでどういうスキンシップをとっていたか?
一緒に遊んでいるときに、腹ばいにして体の嫌がる所を触ったりしました。
②どういうタイミングでどういう遊びをしてきましたか?
排泄ができたらサークルからだし、おもちゃを投げたりして遊んでいました。
③どういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?
しつけで言えば、できたら褒めるです。褒め方は体全体をなでていい子!と言いながら褒めます。叱り方は低い声で「ダメ」と言います。あとは机に手を乗せるのでそんなときは机を「バシッ」と叩いてびっくりさせます。
④オヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
おやつはあげていません。抱っこは子供たちが頻繁にしているし、ナデナデも声かけもみんなしています。
⑤散歩は何分、どんなやり方でしたか?
だいたい15分程度、電柱とかを臭われるのは嫌なので近づけないようにして、私より前に出たらリードを軽く引っ張りました。
⑥一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
家族の朝食が終わってワンちゃんの朝食後サークルからだし、部屋の中を動き回っておもちゃで自由に遊んでいます。私が用事をするときは排泄がまだ完璧ではないので、サークルに入れてます。お散歩も毎日行ってるわけではなくて行ける時に行く感じです。なので散歩しない日もあります。そんなときはできるだけ家の中を自由に走りまわらせています。何分か自由にさせて後にサークルに戻します。
以上です。サークルの写真と、家のリビングの写真を添付します。
スキンシップや遊びをしっかりされているので良いです。続けてください。今度は例えば、あお向けでマテをする練習をしたり、ボールを投げる前にスワレ・マテ、投げたらヒモを引いてコイの練習など・・常に「主導」を意識してください。
同じ遊びヤスキンシップでも、犬に促されて何となく・・犬のご機嫌に合せる・・ということが続くと、犬は主従関係を誤解しますので、いつでもどこでも常に主導することを意識してください。親がその姿勢を見せれば、子供もちゃんと見ていてマネしますので、さりげなく手本を見せてください。
同じことが言えるのが、普段の何気ない接し方です。
> 抱っこは子供たちが頻繁にしているし、ナデナデも声かけも・・
↑抱っこ・ナデナデを誤解する犬は多いです。ナデナデは犬の舐める行為に当たります。下位の犬が上位に挨拶する行為になるので、褒める時もナデナデではなく、肩をポンポンして名前を呼んで褒めましょう。
抱っこも同じです。犬同士で体を合わせる時は、上位の犬が下位の体の上に自分のアゴや足を乗せます。つまり体位が関係を表しています。ですので、抱っこされている体勢を誤解する犬がいます。マッタリする時は抱っこではなく、わきにピッタリ寄り添わせるだけにしましょう。
> 机を「バシッ」と叩いてびっくりさせ・・
↑天罰方式の犬のしつけ方は、臆病になる犬が多いです。さらに犬の目の前でバシッとやれば、当然その人の攻撃性を認識します。怖がって逃げるだけになってしまいます。犬は体罰威嚇類を理解する知能がないので厳禁です。
物事の教えは何でもそうですが、体現させてください。飛びつきなら、「ダメ!」と同時に犬の首輪をガッチリつかんでスワレ・マテの型を取らせます。良い型になったのでそこで褒めます。
解放するとまた飛びつくので再度「ダメ!」と同時に・・ひたすらこの繰り返しです。シンプルですが、犬にはこれが一番分かりやすいです。何を教えるにしても同じことです。
そして同じ教えでも、叱っても褒めても、関係次第でその効果が全然違ってきます。ですので関係作りが大前提であり、普段の何気ない接し方が根本になるのです。
拾い食いを止めさせる犬のしつけ方ですが、まず家の中でたくさんリーダーウォークをしてください。毅然な態度を見せ、関係作りを意識します。そして次は、フードを床に点々と置いて練習しましょう。
リードを少し短めに持ち、フードのある地点に近づきます。犬は顔を下げますので、「ダメ!」と同時にリードを引いて止めてキープし、マテの指示で首輪をつかんで肩をポンポンして褒めます。
そしてまた歩き、次のフードがある地点で同じことをします。そうやって何度も何度もフードを置いた地点を周り練習します。外は興奮する要素があるので、まずは家の中でしっかり練習します。
またゴハンの時もスワレ・マテをしっかりさせ、「ヨシ」で食べさせる・・そうやって教えていくと、指示で食べ・指示がない時はガマンする、ということを覚えていきます。
室内でできるようになったら、外で同じく練習します。そして繰り返しになりますが、これも大前提は関係作りです。
それから散歩ですが、最低30分以上はしましょう。回数も、大雨や体調不良がなければ毎日行きましょう。犬の散歩は運動目的もありますが、それ以上に人や犬に会う社会化が重要です。また心地よい適度な刺激が、犬のストレス発散にもなります。
それと犬の一人遊びではなく、ヒモ付コングなどで「主導型」の遊びにしてください。最初にお話したように、スワレ・マテをさせ褒めて投げるなど、遊びにも「指示→行動→褒める」を徹底してください。
そろそろ歯の生え変わりが始まったり、体も大きくなってきて、いよいよ本来の犬としての権勢本能なども出てくる時期です。反抗期もあります。知能も高くなってきます。
一番大事な社会化期ですので、関係作りを中心に頑張って続けてください(^-^)
(その他)
かなりサークルが大きいので、出してあるクレートハウスが中に入ると思います。噛んで壊しますか?中に入れて慣れれば、犬は安心できるスペースだと理解していきます。