犬の健康管理をしっかりやりつつ毅然さも保つメリハリが大事
堀川様。いつも温かいご指導、ありがとうございます。
実は、本日、ブリーダーさんから連絡が来て、でべその手術をしたあと、でべその抜糸が無事終わり、検診、検便、先天性心臓疾患等、問題なしと言われ、ワクチンを受けたのですが、その後、ケンネルコフにかかり、元々食がほそかったからか、体力が落ち、食欲もなくなり、本日、亡くなったそうです。
予約金は全額返金とのことですが、とてもショックで、呆然としています。
ご報告を兼ねて、以前にタイミング的にご縁が結ばれなかった、あるブリーダーさんに連絡をとりましたら、ちょうど昨日交配をしたとのことで、おそらく秋ごろのお返事を待つことになりそうです。
今まで、堀川さんにも、いろいろと相談にのっていただきましたが、そういう事情で、少し待ったがかかりました。また素敵な子とのご縁が結ばれましたら、改めて相談を再開させてください。
それではしばらくの間でしょうが、失礼いたします。ご報告かたがた御礼まで。
そうですか、とても残念ですね。私もショックです。
以前お写真を拝見しました時には、コロコロして健康そうに見えたのですが、かなり強いケンネルコフだったと思います。
これも自然淘汰です。受け入れなければいけません。
なかなか夏場は難しいのです。ウイルスが繁殖しやすい条件が整うのと、犬も人間も体温を保つためのエネルギーがあまり要らないので、食欲が落ちて体力が低下します。
今回お別れした子の分まで、次の子に愛情を注いでしっかり育てていきましょう。
ただ注意点は、そういう経験をした方が、どうしても犬を過保護にしてしまうことです。
これは、犬がケガや病気をした時も同じなのですが、人間の感情としてはついつい特別扱いして、チヤホヤしてしまいます。
ですが、犬には人間側の文明や文化は理解できません。「自分が病気だから優しくされているんだ」とは理解できず、そういう接し方をする相手を「弱い者」としか見れないのです。そしてそういう反応や行動をとり始め、やがて主従関係が崩れていきます。
それだけ気を付けないといけません。
もちろん、犬は声にして体調不良を伝えることができませんので、飼い主さんは良く観察して健康管理してあげないといけないのですが、接し方や態度はチヤホヤ従属的な雰囲気を出さないように、メリハリを持たないといけません。
では、もう少しガマンですね。また良い出会いがありますように、お祈りしております。