老犬のしつけ飼い方・環境は整えてあげても態度は変えない
うちの犬は高齢のため、また田舎でストレスの少ない環境ということで、ハウスもトイレも今のままでよいと分かり安心しました。(出費が大きくなりそうで心配していたので)
また、説明不足でしたが、夏場は家の横の木陰に小屋を置いています。そこは除雪車が通るため、冬場だけ家の前に移動して今の場所にいます。
ですので夏は日陰、冬は日当たりの良い場所に置いていますが、高齢ですので寒さ対策はもう少し必要かもしれません。考えてみます。
近所で飼っていた兄弟犬は去年の秋に亡くなりましたが、家の犬はもう少し長く生き延びそうです。6才位までは私たち兄弟4人で毎日朝夕散歩させたり走らせたりしていたので、基礎体力がわりとあるのかもしれません。
現在は毎日30分の散歩はできませんが、できる範囲で取り組みたいと思います。引っ張る力も昔ほど強くはないので(それに当時私たちは小学生でした)今は引っ張られても大したことはありません。
堀川さんのマニュアルから色々なことを学びましたし、リーダーウォークとボール遊びができたらいいなという希望で購入したので、返品・返金の必要はないと考えていますが、ご配慮には感激しました!ありがとうございます。
私の接し方の変化を犬が感じとっているのが分かります。今日やってみたら、鎖やリードにつないだ状態での「こい」ができました。(「待て」「よし」の流れだったので「こい」ではなく「よし」で覚えてしまいましたが、明日から「こい」でもう一度教えます)その後、食事前の催促吠えも少なくなっていました。HPを拝見してから今日で3日目ですが、既に効果を感じて嬉しく思っています。
一番の課題のリーダーウォークは根気よく気長に取り組もうと思います。仰向け固めはどうすればよいのかよく分からずまだできていませんが、以前はいつも自分から仰向けになっていました。最近は全然お腹を見せなくなったな...と思っていたところでした。
リーダーウォークや態度の変化を続けることで、また自然にするようになるかな?とも思っていますが、積極的にしたほうがいいのでしょうか?
→HPを見ました。自分からお腹を見せるのと、こちらから仰向けにするのとは違うのですね。仰向け固めもやってみようと思います。
ただ、上手にできないので「やってみたけど抵抗されて結局仰向けにできなかった」と中途半端になってしまうと、むしろよくないんじゃないかと心配です。その際もリーダーウォークに切り替えれば問題ないですか?
また、ドッグフードや干しシイタケについても教えてくださりありがとうございます。今まで格安のドッグフードしか食べさせてきませんでしたので、両親に相談してみます。
堀川さんのメールサポートが本当に心強いです。ただで譲ってもらった犬ですし、今までお金をかけることはまったくせずに適当に飼ってきましたが、堀川さんのマニュアルに出会うことができて本当に良かったと思っています。
(これがしつけについての唯一の出費です)これから楽しい思い出をたくさんつくれたらいいなと思います。
今後もどうぞよろしくお願いします。
>リーダーウォークや態度の変化を続けることで・・
↑これを続けましょう。ミックス君も以前は分かっていたことですので、相手を認めればまた自分から仰向けするようになっていきます。
あるいは、リーダーウォークや態度で変化が出てきたら、ボール遊びの中でコロンと一瞬ひっくり返してみても良いです。すぐ褒めて解放・・また遊び・・の繰り返しで自然に溶け込ませると良いです。
遊びの中で何度も続けながら少しずつ仰向けの時間を長くするようにして、そこに指示音ジェスチャーを関連付けて覚えさせると良いです。
以前まで出来ていたことですので、しつけをやり直して関係作りを修復すればまたできますので、無理強いはしないことです。
>その際もリーダーウォークに切り替えれば問題ないですか?・・
↑そうしてください。結果をすぐ出そうと、激変して強引に無理しないことです。
>今まで格安のドッグフードしか食べさせてきませんでした・・
↑最低でもサイエンスダイエットの老犬用にしましょう。そんなに高額ではないですし、普通のホームセンターなら売っています。
無添加でものすごく高価なドッグフードもありますが、追求し過ぎてもキリが無くなりますし、家計を圧迫して人間が体調を崩しては意味がないです。
そして、余談であり、かつプライバシーに関することで失礼を申し上げますが、体調を崩されて療養中ということですが、犬と接する時に無意識に癒しを求めるような態度を見せたりされなかったでしょうか。
また、老犬ということも気遣いされ過ぎたりがなかったでしょうか。あるいは他のご家族の犬への接し方が変わった面はなかったでしょうか。
以前のミックス君は、子供がマテをさせて長時間ゴハンのお預けができたり、自分から仰向けになるくらいでしたので、もちろん素性も良いのですが人間の接し方も毅然さや主導性があって良かったはずです。
実は子供というのは、けっこうドライで自分本位なので、それが犬には毅然と映って見えるんですね。大人になると色々気遣い過ぎてしまって、それを犬が従属的に感じてしまうものなんです。
要求吠えをするようになった・・ということは、何か昔と接し方が変わったはずなんです。犬には、相手の立場や思考をくみ取って気遣ってくれるような知能はありません。あくまで自分にとってどういう存在か・・どういう態度をとってくるのか・・を感じて反応しているだけなんです。
もちろん犬は大切な家族ですし、癒しの対象ではあるのですが、そこに甘えないようにしないといけません。どんな事情があろうとも、犬が病気になったとしても、毅然さと主導性は忘れてはいけないのです。「病気だから気遣ってくれている」とは理解できないのです。
もちろん、物理的な環境は整えてあげて健康管理してあげることは大前提です。
散歩もなるべく頑張りましょう。暖かい服装の準備をして、ゆっくり歩けば大きなご負担にはならないはずです。ストレス解消にもなりますから、少しで良いのでやってみましょう。
どんな療養かご病気かご事情も知らずに失礼を申し上げました。お許しください。私がかつてそういう心情になったことがあったので、お話させていただきました・・・