犬のしつけは何歳になっても続けないといけない
私は現在海外におり、以前日本にいた時に飼っていた二頭の犬は主人の実家に預けております。
犬は今年で7歳になります。
犬種はボーダーコリーとイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルで、問題があるのはスパニエルの方です。
そもそも社会性に乏しく他の犬を見ると吠えるのですが、これは100歩譲り許容範囲内として、何故か飼い主(義理の両親)に噛み付きます。
それも何の前兆もなく、です。ただ、傾向はあり、いきなり手を出した時です。例えば足元でこの犬が寝ている時に物を落とし、拾おうと手を出したら噛まれた、など。
知り合いによるとパニック噛みと言うそうですが、これも主従関係の誤解から生まれる行動なのでしょうか?
それともそもそもの犬の性格から来るもので矯正不可能なものなのでしょうか?
一時は突発性激怒症候群も疑いましたが、人間にだけ噛み、物を噛むことはないので、この病気には当てはまらないと了解しております。
自分が噛まれるのであれば我慢も出来るし、自分なりにしつけたり気をつけたりすることが出来るのですが、義理の両親に「犬のしつけの仕方が悪い」とか、「もっと気をつけろ」等とは預かって貰っていることもありとても言えず、大事故に繋がらないかと大変心配しております。
もし、何かお知恵を拝借することが出来たらと思いメールしました。宜しくお願い致します。
スパニエルちゃんは何も悪くありません。犬らしい普通の行動です。社会性が乏しいというよりは、社会性があるからそうします。ただ、関係を誤解して自分の方が偉くて正しいと思っているから、気に入らないことに対して怒っています。
スパニエルちゃんの素性に大きな問題があれば、もう生後6か月くらいで手におえなくなっていますし、元の飼い主さんに対しても同じ反応をしているはずです。
ボーダーちゃんが良い子なんです。スパニエルちゃんは普通です。ただ関係を誤解してしまっただけなんですが、そうさせてしまったのは人間です。
一番はご両親の問題ですが、預けている本来の飼い主さんにも責任はあります。
もちろん、深いご事情も色々あるとは思いますが、犬はそれを理解できません。もし2頭と良い関係にあったならばなおさらですが、犬からしてみれば信頼できるリーダーが居なくなったわけです。このストレスは大きいです。
そして、犬は環境が変わるとそこでまた自分の立場を確立しようとしますので、その時に新しい家族になった人が正しい接し方を出来ないと、当然犬は自分が主導権を握ろうとします。
犬を良い子にして、しつけは終わり・・ということはないのです。犬は犬の本能で環境に適応しているだけです。生涯そうして生きるだけです。
ですので、犬のしつけは何歳になっても出来ますし、反対に言えば何歳になっても続けてあげないといけないのです。
今回は威嚇的な噛み方なので、慎重に進めていきましょう。急にしつけを激変すると犬の反発が激しく混乱しますので、少しずつ変えていきましょう。
まずはご両親の意識改革です。ご両親も困って、失敗した経験をされたので、犬のしつけを真剣に学んでいただけると思います。
私のホームページ・本書・メールを何度も熟読していただいて、犬を知り・毅然さと主導性の大切さを分かってほしいのです。
それが分かれば、自然と態度やしぐさ接し方すべてが変わってきます。自然に表れるものが大事なのです。犬は敏感に感じ取っていきます。
今までどんな接し方をされてきたでしょうか。意味の無い声掛け、猫なで声でナデナデ、オヤツに抱っこ、チヤホヤ世話をする・・あるいは体罰・・これらは全て関係が悪化する原因です。
かといって、接することが悪いのではないのです。挨拶も遊ぶことも運動も散歩も物事の教えも大切です。それらを全て「毅然さ」と「主導」を持ってしてほしいのです。
いくつかの手法を本書でお話していますが、まずはご自分の意識改革が大切です。その意識がないまま、手法だけ上塗りしても何の意味もありません。
あせらず少しずつ変えていけば良いです。まずは何気ない態度しぐさの徹底・・ここから始めて、主導型の遊びを通してリーダーウォークや仰向けを少しずつ展開してください。
ご両親から直接ご相談メールをいただいても結構です。
では、頑張って続けましょう(^-^)
犬は今年で7歳になります。
犬種はボーダーコリーとイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルで、問題があるのはスパニエルの方です。
そもそも社会性に乏しく他の犬を見ると吠えるのですが、これは100歩譲り許容範囲内として、何故か飼い主(義理の両親)に噛み付きます。
それも何の前兆もなく、です。ただ、傾向はあり、いきなり手を出した時です。例えば足元でこの犬が寝ている時に物を落とし、拾おうと手を出したら噛まれた、など。
知り合いによるとパニック噛みと言うそうですが、これも主従関係の誤解から生まれる行動なのでしょうか?
それともそもそもの犬の性格から来るもので矯正不可能なものなのでしょうか?
一時は突発性激怒症候群も疑いましたが、人間にだけ噛み、物を噛むことはないので、この病気には当てはまらないと了解しております。
自分が噛まれるのであれば我慢も出来るし、自分なりにしつけたり気をつけたりすることが出来るのですが、義理の両親に「犬のしつけの仕方が悪い」とか、「もっと気をつけろ」等とは預かって貰っていることもありとても言えず、大事故に繋がらないかと大変心配しております。
もし、何かお知恵を拝借することが出来たらと思いメールしました。宜しくお願い致します。
スパニエルちゃんは何も悪くありません。犬らしい普通の行動です。社会性が乏しいというよりは、社会性があるからそうします。ただ、関係を誤解して自分の方が偉くて正しいと思っているから、気に入らないことに対して怒っています。
スパニエルちゃんの素性に大きな問題があれば、もう生後6か月くらいで手におえなくなっていますし、元の飼い主さんに対しても同じ反応をしているはずです。
ボーダーちゃんが良い子なんです。スパニエルちゃんは普通です。ただ関係を誤解してしまっただけなんですが、そうさせてしまったのは人間です。
一番はご両親の問題ですが、預けている本来の飼い主さんにも責任はあります。
もちろん、深いご事情も色々あるとは思いますが、犬はそれを理解できません。もし2頭と良い関係にあったならばなおさらですが、犬からしてみれば信頼できるリーダーが居なくなったわけです。このストレスは大きいです。
そして、犬は環境が変わるとそこでまた自分の立場を確立しようとしますので、その時に新しい家族になった人が正しい接し方を出来ないと、当然犬は自分が主導権を握ろうとします。
犬を良い子にして、しつけは終わり・・ということはないのです。犬は犬の本能で環境に適応しているだけです。生涯そうして生きるだけです。
ですので、犬のしつけは何歳になっても出来ますし、反対に言えば何歳になっても続けてあげないといけないのです。
今回は威嚇的な噛み方なので、慎重に進めていきましょう。急にしつけを激変すると犬の反発が激しく混乱しますので、少しずつ変えていきましょう。
まずはご両親の意識改革です。ご両親も困って、失敗した経験をされたので、犬のしつけを真剣に学んでいただけると思います。
私のホームページ・本書・メールを何度も熟読していただいて、犬を知り・毅然さと主導性の大切さを分かってほしいのです。
それが分かれば、自然と態度やしぐさ接し方すべてが変わってきます。自然に表れるものが大事なのです。犬は敏感に感じ取っていきます。
今までどんな接し方をされてきたでしょうか。意味の無い声掛け、猫なで声でナデナデ、オヤツに抱っこ、チヤホヤ世話をする・・あるいは体罰・・これらは全て関係が悪化する原因です。
かといって、接することが悪いのではないのです。挨拶も遊ぶことも運動も散歩も物事の教えも大切です。それらを全て「毅然さ」と「主導」を持ってしてほしいのです。
いくつかの手法を本書でお話していますが、まずはご自分の意識改革が大切です。その意識がないまま、手法だけ上塗りしても何の意味もありません。
あせらず少しずつ変えていけば良いです。まずは何気ない態度しぐさの徹底・・ここから始めて、主導型の遊びを通してリーダーウォークや仰向けを少しずつ展開してください。
ご両親から直接ご相談メールをいただいても結構です。
では、頑張って続けましょう(^-^)