ビビリだった犬のしつけでだいぶ慣れたが最近ワガママで散歩の途中で止まる
ご無沙汰しています。怖がりな我が家の犬も7ケ月半となり、今ではすっかり慣れて、毎朝、仕事へ行く前、20~30分間、散歩に行っています。(休みの日は2回。合計1時間くらい)
最近、拾い食いをするようになり、公園の小石を食べ、小石だらけのウンチが出て、びっくりしました!
これ以降は、公園へ行くのは止めました。拾い食いを防止する方法はQ&Aに書いてあったので実践中です。
今、困っていることは、散歩中、「少し歩いて、すぐに座り込んで動かない」「地面をところかまわず、ずーっと舐めているので前に進めない(目に見えない小さいゴミ・小石などを食べているかも?)」これを繰り返している、ということです。
犬とリーダーとの根競べ、が重要なことは承知しているのですが、仕事があるため、あまりゆっくりできず、最近では、座って動かなくなった時、従属的かなと思いつつも、私が犬の前に出てすわり、「おいで」と言うと、すぐに走り寄ってくるので(私の膝や足に前足を乗せてくる)「おりこう」と声をかけ少し撫でて、(時間がある時は「すわれ」をさせて褒めて)、やっと歩いてくれます。(歩かないときもあり)
それで何とか前に進みますが、これは続けていいですか?
※夜は家の中でリーダーウォークをしていますが、やはりすぐに座り込んでしまいます。時間はあるので、根競べをしています。
これまで、なかなか触らせてくれない犬だったため、特に首輪にリードをつけるのに難儀していました。ケージに手を入れ、首輪に近づくとすごく嫌がるのですが、私の膝に乗せると少し落ち着くので、そこでリードを付けるようになりました。(それでも嫌がりますが・・・)
今では、私の膝に前足を乗せ、顔をうずめたりしていつまでも、いつまでも、ずーっと私の服や手を舐め続けています。
あんなに怖がりの犬がこんなになるんだと感激し、思わず私もナデナデしてしまい、今では日課となってしまいました。これってものすごく、従属的なんだと思い、その間に「すわれ」や「あお向け」を取り入れていますが。。。
そんな訳で、前足を私の体に乗せるようになりましたが、散歩がうまくいかないのもこれが原因でしょうか?
コング遊びでスキンシップをとるのが良い。とQ&Aにもあったので只今実践中ですが、なかなかうまくいきません。
コングは興味がなく、リードやハーネスが気に入ったようなので、最近は先日買ったハーネスで遊んでます。もちろんリードを持ったままで、「キャッチ」でくわえ、「ちょーだい」で持ってきますが、その後は、ずっとカミカミしていて、「出せ」ができなかったり、すぐに出してしまって、別の方向へ行ってしまったりします。
これも、またQ&Aを見ながら少しずつ、気長にやっていきたいと思います。(ハーネスは一日つけてみましたが、うまくいかなかったので首輪に戻しました。なのでオモチャにしました)
※本日、去勢手術をします。痛くないよう、そして無事に終了するよう祈っています。
長文で失礼しました。よろしくお願いします。
頑張っておられますね(^_^)
だいぶ進歩してきたようで良かったです。順調です。
さて、犬はこの月齢で、急激に知能が上がります。そのわりにまだ経験が浅く、主従関係も完成する時期ではありませんので、ズル賢さだけが目立ってしまう時期になります。
今回の子は少し敏感な子でしたので、今回の状況は、やむを得ません。
保護犬などもそうですが、まずは信頼関係と慣れを重視しないと全く先に進まない状況の場合は、初期対応として優しく甘くしなければいけない場合もあります。
ですが、そこの壁を一つ越えて、状況が変わってきたら、しつけのレベルを上げていきましょう。
そのままでは、ワガママ犬になり、主従関係が崩れて面倒なことになります。
さて今後ですが、少しずつリーダーウォークの要素を強めてください。
今までと全く同じように、犬のご機嫌を伺い犬に合わせるようですと、この時期は決定的に主従関係が崩れやすいです。
成犬としての権勢本能・自我・独立心・警戒心・相手を見抜く視点が、とても鋭くなる時期です。
少しずつ変えていってください。
『散歩中に止まる』という犬の反応は、この時期の犬にはよくあります。自我も出てきますし、自分がどうすると相手はどうするか、ということを試して反応を見たり、自分が相手を支配しようとしたりします。
止まったり、逆方向に引っ張ったり、リードや飼い主さんのズボン・靴を噛んで引っ張ったり・・・という行動を見せます。
ここで負けてしまうと、もう主従関係が崩れてしまいます。犬の中では、自分の方を優位に見ます。
まずは基本的なリーダーウォークを心がけます。
そして犬が止まって動かない場合ですが、犬自体はかまわないで、その後ろ向きのままバックで歩いてみてください。(動画を巻き戻しながら再生して見るような感じ)
そうすると、犬をバック歩きで追い越すような感じになります。
その動き自体に驚いて犬がついてくることもありますし、そのまま歩き続けると犬をひっくり返すことになりますので、犬があわててついてきます。
ひっくり返しちゃって良いです。
そうやって犬が動いたら、また前進して歩き始めてください。
もちろん、犬に声掛けしたり褒めたりはしないで、無視のまま淡々と動き続けたり、あるいは逆に飼い主さんの方が止まって動かない、ということもしてください。
道路上ですと危ないですので、キレイで安全な場所に着くまでは、肩掛けバッグやリュックサックに犬を入れて行きましょう。(顔は出す)
最初は室内、敷地内からたくさん練習しましょう。
犬のしつけの中で、この時期が一番大変です。
成犬に完全移行する時期です。
子犬のころは、生きていくために親に従う特性があります。飼い主さんのことを親代わりに見ます。
そこから今度は、強いリーダーに従うという特性が強くなっていきます。
ですので飼い主さんは、ここで子離れし、強いリーダーになる必要があります。
いつでもどこでも、主導性と毅然さを一貫されてください。
しばらく根競べが続きます。10ヶ月くらいまでは大変かもしれません。1歳くらいまでは不安定ですので、期待しすぎないで淡々とやるべきことを続けながら、犬の成長を待ってあげましょう。
それと、手術後は要注意です。
環境も変わりますし、怖い体験にもなります。また、手術後は犬をチヤホヤ気遣いたくなります。
ここを機に犬が凶暴になったりする場合があります。お気を付けください。
それでは、またQ&Aと過去メールを熟読いただきながら、頑張って続けていきましょう(^_^)