大型犬のしつけ方で小型犬とのちょっとした違い
堀川さん少しご無沙汰いたしました。(6か月のドーベルマン雄と小型犬6頭)
毎日しつけのことを頑張っていますが、ドーベルマンの吠えと散歩のことは完全には改善されず、精神的にも疲れてきました。現状を書きますのでアドバイスいただければと存じます。
吠えは感情的なものから来ていて、他の犬をかまっている時、お散歩前などが多く、後は呼び鈴が鳴ったときです。吠えたら口とじでダメや、吠え止んだららよしなどやっていますが改善なしです。
また、最近は叱るとなんで?なんで?みたいな顔をして遊びに誘うような吠え方や格好をしますので、更にダメと言うとどんどんエスカレートします。結局口をかなりきつく閉じて"シ!シ!シ!"と閉じる手に力を入れながら言っているとおとなしくはなりますが、その時だけです。
クレートに入れれば静かになりますが、もう六ヶ月ですからそういう対応ではいけませんよね?
来客時はサークルから出してお客さんや業者さんの近くに連れていけばまったく吠えなくなりますが、他人が来て誰だか判るまでは吠えています。吠えたらいけないということが分からないのと、感情が全然抑えられないという印象です。
また、散歩のことは二点問題があります。
まず散歩時は相変わらずまるで一人で歩いているように私を気にしません。私が立ち止まると止まり、少しするとこちらを見るので、ツケというとつきますが、一歩でも歩き出せばまたずんずん一人で行きます。
歩いてるときに自分の脇につかせようとして、しっかりリードを引いて歩けば物理的には良い状態になりますが、そういうふうに歩かなければならないないということは分かっていません。
教え方は以前のご指導のように、家の中でいつでもツケをやって、出来たら褒めるをしており、家の中で特に気がそがれる要素がなければツケは出来て、一緒に歩くこともまずまず出来ます。でも外に出るとまったく聞こえてないような感じで、でも聞こえてないはずはないですからすごく腹が立ってきて、首輪を引く力も強くなってしまいます。
それから、戻ってきたときですが、家に入ってサークルに戻ると大興奮で、あちこちぶつかりながら大騒ぎしています。毎回です。
お散歩は最初か最後に敷地内で自由に走らせたりフリスビーを投げて持ってこさせたりをして15分くらい発散させます。普通のお散歩は一時間くらいです。上記のようなしつけをしながらのお散歩なので、時間の割りに距離は少なく、2キロくらいだと思います。最近は主人も多くお散歩に行ってくれ、私よりはマシなようですが、でも前に出ると言っています。
その他のしつけ状況ですが、ご飯を目の前にしてのマテは、部屋から出て行っても待っています。一分間くらいで戻り、よしと言って食べさせ、途中でマテの声かけで待たせるを三回くらいやります。その都度部屋から出て行ってを繰り返します。
サークルから出るときはリードをつけ、私は腕に持ち手をまわして少し家事をしたりお茶をのんだりします。家でのリーダーウォーク、コング遊びは30分くらいです。一日でサークルから出ている時間はお散歩などすべて含めても二時間弱くらいです。
帰宅時の吠えは、吠えますが、家に入っていくとピーピー声になり、以前より泣きじゃくるという感じはなくなりました。
他の犬との遊びは、フレブルとは結構遊べてじゃれあっていますが、ドーベルマンがちょっと乱暴なので、一日10分くらいです。チワワたちとは、距離さえあれば同じ部屋でも吠えられませんが、距離が近いと二匹くらいが吠えます。遊ぶということは全然出来ません。
基本的にうちにいる他のワンコを見ると、もう行きたくて行きたくて猛ダッシュします。リードがついていますからその場で走っている状態ですが、興奮して興奮して大変です。座れ、待てとフセで落ち着かせていますが、我慢の限界はすぐに来てしまいます。
ちなみに外で他の犬や人が近くにいても、じっと見て止まりますがそれだけです。以前、大きな犬に吠えられたときは猛ダッシュで逃げ出しましたが、それ以降は吠えられたことがないので何もしません。
足りないことやいけないこと、もっとやったほうがいいことや他に必要なことなど何でもいいので教えていただければと思います。
あと、声の大きさなのですが、身体も大きくなり、叱る声も大きくなってきてものすごく疲れるのですが、声の大きさを大きくしても意味ないですか?
もしそうなら小さい声でやったほうが気持ちも穏やかでいられるような気がしています。しばらく同じ問題を抱え、自分たちなりに頑張っていますが手詰まりで最近は虚しいです。
お忙しいとは存じますが、お時間あるときお返事いただければ大変有難いです。よろしくお願いします。
>聞こえてないはずはないですから・・
>感情が全然抑えられないという印象・・
↑この月齢の、元気一杯・好奇心一杯の大型犬では、これはごく普通です。
さらに7・8か月で急に知能が上がりますので、もっと大変になります。
身体が成長して元気モリモリ!反抗期のホルモンバランスでイライラ興奮!というダブルパンチなんです。さらに、知能が上がってきてズル賢くなるのと、成犬としての権勢本能や自我や独立心も出てくるので、トリプルパンチですね。(後でお話する大型犬らしい傾向もあり)
今はこういう時期なんです。
でも、今回のドーベルマン君の素性がとても良い子なので、これで済んでいるんです。
大型犬を育てて躾けるということは、想像以上に難しいものなんです。特に、今まで小型犬をたくさん飼われてきましたので、その癖や感覚が出るものですし、ギャップに苦しみます。
でもこれが大型犬の姿なのです。それは受け止めてあげないといけません。(許すわけではない)
ですが、今は反抗期真っただ中の症状でもあり、もっとしつけは厳しくして良いですので、永遠にこれが続くわけではありません。でも、10か月くらいまではご覚悟です。7・8か月過ぎたら今よりも、もっと大変です。
ですが、飼うとお決めになられた以上、乗り越えないといけない壁です。
>更にダメと言うとどんどんエスカレート・・
>声の大きさを大きくしても意味ないですか?・・
↑これが興奮をあおってしまっていますので↓これで良いんです。
>クレートに入れれば静かに・・もう六ヶ月ですからそういう対応ではいけませんよね?・・
特にこの反抗期はなおさらです。無理にコントロールしようとされないで、心身共に距離を置いた方が良いのです。クレートに入れて毛布を掛けて去る・・・というくらいの毅然さで良いです。
今は興奮を抑えられない反抗期ですので、しつこく叱るとパニックになるだけですので、逆に叱らないでそういうふうにされた方が良いのです。
人間の幼子もそうですが、犬の知能では『叱られているという意味』が分からないのです。ですので、ただ単に感情にスイッチが入って泣きじゃくるだけなのです。
犬も成犬になればある程度は理解できるのですが、基本的には「叱って直す・叱って結果を出す」という感覚はお持ちになられない方が良いです。
例えば口閉じして、『静かに堂々と』注意して、指示音ジェスチャーで褒めて、それでさらに興奮するようであれば、クレートに入れて毛布を掛けて暗く目隠しして去ってください。
もちろん、何も教えないと犬も何も分かりませんので、口閉じで良い型は作ってあげて、『静かに堂々と』褒めます。それで落ち着けばそれで良しですが、それでも興奮が増す場合は、「閉じ込め無視」です。
グダグダになっている人間の幼子も同じです。何を言っても、何をしてもおさまらない時があるんです。ホルモンバランスと思考のパニックです。
特に大型犬は、身体も大きく鈍感なところがありますので、のん気な面もありつつ、グダグダのワガママをします。
今回は、もう少し距離を置かれた方が良いでしょう。もしくは、態度をもっと厳しくすることです。
ご熱心に犬のしつけをされている方は、すごく結果が出るか、反対に犬に勘違いさせるかどちらかなのです。
しつけにご熱心なので犬と接する機会が多くなりますね。飼い主さんは毅然としているつもりなのに、身体が強く、のん気で鈍感な大型犬は、主従関係を敏感に感じ取れないのです。逆に主従関係を誤解したり、遊んでもらっていると誤解します。
ちょっと小型犬とはまた違う難しさがあります。
小型犬はわりとビビリが多くて、物音や犬や他人に吠える傾向が強いですね。でも、正しく接する飼い主さんにはわりと敏感に主従関係を感じ取ってくれます。これはやっぱり体の大きさからくる敏感さ・鈍感さの影響があります。
さて、では今日は以上ですが、全体として想像できるのは、もう少し毅然と厳しく、心身共に距離をおくことをおすすめしましたが、もしでしたら確認の意味も含めて、下記をポイントに動画を撮っていただけるとハッキリ分かります。
・どういうふうにスキンシップ、遊びをされているか
・どういう教え方をされているか
・どういうふうに叱ったり褒めたりされているか
を、普段のありのままで撮っていただければ、改善すべき点はすぐに分かります。あるいは、やり方はそれで良くて、今の反抗期は待ってあげなければいけない・・・というだけの答えになるかもしれません。
メールの文面からでも大体分かりますが、もしご心配で、時間もあるようでしたら撮ってみてください。
動画ファイルをそのまま送っていただいても良いのですが、たぶん容量が大きすぎてメール送信がブロックされると思います。ユーチューブかニコニコ動画に、「限定公開設定」でアップして、そのURLをメールでお知らせいただくのが確実でしょう。
それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)
堀川さん、お世話になります。動画をユーチューブにアップして、限定公開という設定にしました。よろしくお願いします。
ありがとうございました。お手数をお掛けいたしました。
現状の問題点ですが、二点、ハッキリ分かりました。
まず、ドーベルマン君はこの月齢にしてはすごく頑張っているんです。でも、教え方が分かりにくいんです。
①一回一回、必ず『指示音ジェスチャーを関連付けながら』ポンポンしてハッキリ褒めること
②指示だけで結果を得ようとせず、こちらから型を作ってあげて『指示音ジェスチャーを関連付けながら褒めて』教えること
この二つが「足りない、あいまい、弱い」のです。
だからドーベルマン君はしっかり理解できない・定着しないのと、嬉しくないのです。指示に従いたいと思えないのです。
「何が良くて何が悪いのか」をもっと体現させて、『ハッキリ』と教えてあげていただきたいのです。
動画を拝見しますと、せっかくドーベルマン君は指示に従って行動しているのに、褒めてあげていないのです。一回一回必ず褒めていただきたいのです。
スワレをしたならば、人差し指を立てて見せながら、「スワレ」の音を出しながらポンポンポンしてあげてください。その都度その都度もれなくです。
ちなみに、「オスワリ」よりも「スワレ」のほうが良いです。オスワリですとオイデやオテと語頭が同じになるので、犬が混同しやすいんです。なるべく短く、他の指示と語頭が同じにならないようにしましょう。(今なら変えても大丈夫です。)
家の中ならツケで歩けています。コング遊びもコイで来た時、ダセで出した時、その都度その都度、指示音ジェスチャーをハッキリ示しながら、ハッキリ褒めていただきたいのです。
ツケならば、歩きながらご自分の太ももをポンポンしながら、ドーベルマン君にもポンポンしてツケを言いながら褒めてください。
コイで来た時もありましたね。そこで必ず床(ご自分の足元)を指差してコイの音でポンポンして褒めてください。コングを出させたら、ご自分の手の平に乗せて見せて、ダセの音でポンポン褒めてあげてください。
とにかく、全体的に褒めが足りないのです。必ず一回ごとに指示音ジェスチャーで、『ハッキリと』褒めてあげてください。
二点目です。
指示だけで結果を得ようとしてはいけません。
数回できたとしても、全然まだ定着はしないのと、興奮ですぐに指示が届かなくなるのです。
指示だけで結果を得ようとしても、お互いにイライラするだけになりますので、指示してもできない時や「興奮しているな」と思われたら、もうこちらから型を作ってあげることです。
スワレなら、首輪をガッチリつかんで押して(犬の後ろ方向に押しながら)、もう片方の手は人差し指を立てるジェスチャーをハッキリと見せます。それでもしない時は、ジェスチャーを出していた方の手で犬のお尻を上から押し下げてください。
そうやって、「何をすれば良いのか」をハッキリ示してあげてほしいのです。
シンプルに体現させる意味と、これは主導性を示すことでもあるのです。
どうしても、犬が一回覚えたことを出来ないとイライラしますし、早く結果が欲しいわけですが、まだ定着していない段階や興奮がある場面では無理なのです。(子犬ならなおさらですし、成犬になっても時々あります)
ですので、もうこちらから体現させてあげて落ち着ける・・・成功させて褒めてあげたほうが分かりやすいのです。
それから外のお散歩ですが、あれも完全に犬の興奮で上の空になっているのです。
室内ではきちんとツケできていますので、もっと分かりやすく褒めてあげることと、外の世界への犬の慣れを待ってあげないといけません。
ですが、お庭でもっと練習されると良いです。いきなり「室内→道路」だけではギャップが大きすぎますので、まずは家の敷地内やお庭で練習しましょう。
もうこの月齢で大型犬ですので、もっとガツンと切り返しをして良いです。もっとリードを長くたるませて、急にUターンしたり、振り向いて腕でグイッと引いても良いです。そして逆に、もっと短く持って(首輪をつかんでも良い)、ツケの型で教えることも必要です。両方交互にやってみてください。
今回はちょうど成長期が冬でしたので、なかなか長時間外で過ごすことが出来ず犬も適応が遅れてしまいましたが、天気の良い日はなるべく外で座ってノンビリ過ごすようにされると良いです。
いずれにしましてもリーダーウォークは、もっとしっかりガッツリ切り返して良いです。それと、もっと細かく「止まる→歩く→止まる・・」を繰り返してください。もちろん、一個一個しっかり「ツケ→マテ→コイ・ツケ・・」で褒めます。
吠えについても、ドーベルマン君なりにガマンしている吠え声です。今の彼なりに頑張ってはいるんです(笑)
ですが、許さないように毅然と教えます。もっと厳しくして良いです。
口閉じが難しい時は、首輪の上のほうをつかんで「シ!」の音でガツンと引き上げて厳しく叱って良いです。同時にもう片方の手で人差し指を上げて見せて、スワレさせるのも良いです。
そして、それでもなお興奮が収まらない場合は、クレートに入れて毛布を掛けて暗く目隠しして去りましょう。
さて、今日は以上ですが、前回もお話しましたように、大型犬はちょっとのん気で鈍感なところがありますので、身体が大きくなり始めたら少し厳しく強めにしないと伝わらないのです。
女性なのと、今まで小型犬をたくさん飼われてきましたので、余計にそういう意識を強くされて大丈夫です。
それでは、また頑張って続けてください(^_^)
堀川さん、ご丁寧なお返事とご指摘をありがとうございました。
動画を見ていただいて本当によかったです。犬が"理解しない、定着しない、嬉しくない"だなんて、ダメな飼い主の典型のようだったんですね。このまま更に数か月続けていたら、とんでもない方向に向かってしまったかもしれないと思うと、動画を提案してくださったことに本当に感謝いたします。
自分ではこんな感じかな?と思ってやっていましたが、良くない部分をわかりやすくご指摘いただいたので、改善したいと思います。
もっと全体的にはっきりとしないといけないのですね。まさか褒めてないと指摘を受けるとは思ってなかったのですが、確かにいつも肩ポンポンはしていなかったです。
主人からは私は優しすぎてダメと言われていたので、いつの間にかあんまり褒めなくなっていたことに、堀川さんの指摘で気づきました。
さらに主人は"ドーベルマンってもっと賢いと思ってた"と言うので、私も家の犬って平均以下なんだろうか?と心配していましたが、私のせいだったと思うと、もっとしっかりしてやらないと可哀想だと思いました。
二つのご指摘を心に置いて、また数か月頑張っていきます。
行き詰ったらまたご相談させて下さい。
いつも本当にありがとうございます。ここまで細かく教えて下さる先生は、他にどなたもいないのではないでしょうか。お忙しいのに、いつもきちんと対応してくださることに心から感謝いたします。
堀川さん、先日はご丁寧なアドバイスをありがとうございました。
あの後からすぐにアドバイス通り"はっきりとしっかり褒める" "もれなく褒める"を始めました。そうしたら犬がすごく変わりました。まずイライラ吠え自体が全然無くなり、何か言いたくて吠えた時も遠くで"シ"と言うと、ピーピー言いながらも我慢するようになりました。
今までは注意すればするほど吠えたりシートをめちゃくちゃにして、最終的には無視かクレートに入れておしまいになっていましたので、本当に嬉しいです。
それに、サークルに近づいたら言わなくても座るようになり、その顔つきも今までとは違って"いい子にしてるよ!"みたいな顔をするんです。
また、犬が何か悪いことをしていて叱るとき、一回叱ったらすぐに座れやフセをさせてそれが出来たことをしっかり褒めるようにし、あまり注意したり叱ったりすることをしなくなったのです。
逆に先に褒めてしまうみたいな感じで、チワワたちの前などでは"○○いい子でフセするよ"と言うと自分から耳を下げてフセするようになり、シートをいじりそうになったら"○○シート噛まないでいい子!"と言ってしまえば頭がまんまるになるくらい耳を下げて座れをします。
こんなにすぐに変わるとは思っていませんでしたので、動画を撮ってアドバイスいただいて、本当に良かったです。心から感謝しています。
ただ、しつけ的には教えが少なくなってしまっていますので、このままでは良くないですよね。犬がもう少し"褒められたら嬉しい"の定着ができたらまた叱ることをきちんとしないとと思っています。
お散歩のときの"ツケ"ですが、まだまだ外の世界が楽しすぎておっしゃる通り上の空状態が続いています。家でのツケの強化とお庭でのリーダーウォークのはっきりとした切り返しを中心に頑張ることにし、お散歩ではある程度前にいっても良いですか?
もし、敷地外の道路でも常に切り返しながら、あるいはずっとツケをさせながら歩いたら、もう私の体力と精神力が負けそうのなってしまうのです。
それが良くない場合は私は敷地内だけ、主人が外でのお散歩と担当を分ければ何とかやれると思います。これって子供が一人でお散歩させてはしつけ的に良くないとおっしゃられることと同じですかね?
そうであればやっぱり私は行かないでお庭だけのほうがいいのですよね?
お忙しいと思いますので、お時間あるときで構いません。今日は犬がアドバイスいただいたことでずいぶん変わったことのご報告とお礼のメールでした。よろしくお願いします。
>お散歩ではある程度前にいっても良いですか?・・
↑ご存じの通り、犬の目は人間よりも横に近い位置についていますので、かなり横や後ろも見えています。視界は360度に近いので、飼い主さんよりも犬が前にいても、犬には後ろにいる飼い主さんが普通に見えています。
そのため、飼い主さんよりも離れている意識がなく、それ以上にあらゆる臭い・音・視覚刺激に興味しんしんで前へ前へ行きたくてしょうがないのです。それでも、犬なりに精いっぱいガマンしているのです(笑)
もちろん、まだ幼いので長い目で見てあげなければいけないわけですが、かと言って上記を理由に何も教えないのではドンドンひどくなっていく一方ですので、教えることは淡々と続けないといけません(期待はしない)。
教え方としては、犬と一緒に歩いていて、犬側のほうの足(膝)をクイッと犬の頭の前に出して気付かせるのです。同時に、軽くリードを引いて後ろにちょっと戻しながらツケで褒めてください。
あるいは、犬側のほうへ曲がったり、犬側のほう回り(犬が左側にいるのなら左回り)でUターンするようなリーダーウォークをしましょう。
またあるいは、歩く→止まる→歩く→止まる・・を繰り返しながら犬の位置を調整してあげて、その都度褒めて教えることです。
とても根気が要りますし、外のお散歩では少し恥ずかしいかもしれませんので、まずはお庭から始めることです。
>もう私の体力と精神力が負けそうのなってしまう・・
↑外を散歩する目的は、「外の世界への順化・慣れ・社交性の獲得」ですので、どこかにノンビリ座って観察させても良いわけです。無理に長い距離を歩く必要はありません。
運動自体は、お庭でもお部屋でも出来ます。
>これって子供が一人でお散歩させてはしつけ的に良くないとおっしゃられることと同じですかね?・・
↑そうです。まずは上記のようなレベルから始めましょう。
それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)