生後6か月の犬のしつけで噛む・散歩できない
5日前に首輪をつけ始めました。まだ慣れないせいか気にしてます。今日はリードをつける際に噛みました。今までの生活から一変してストレスがたまってしまっているのかマウンティングを始めました。
犬はチワワ生後6ヶ月♂
午前9時~午後5時半ゲージの中で留守番。飼い始めて4ヶ月。家族構成は30代夫婦と、中学生息子、小学1年娘の4人家族。
過去の犬との接し方:
■朝、自分が起きて膝の上でナデナデ。ケージに戻すのにおやつ。ご飯あげるときにオスワリ、待て。食べ終わってリビングに放し飼い30分。妻の足をガブガブ、ケージに戻すのにおやつ。夕方、家族の食事が終わったらご飯。家族の食事は見ている。そのあと、朝と同様放し飼い。ケージに戻すのにおやつ。
■犬のしつけは、オスワリ、待てのみ。褒め方は、高い声で良い子だねと言いながらナデナデ。甘噛みや噛んできたときはノーと言って怒る。暴力はふるっていません。
■散歩は出来てません。玄関前で日向ぼっこ程度で部屋のみ。外に出ても動かない。
質問です。
コングに紐をつけて遊ぼうにも紐を気にして遊べない。リーダーウォークを始めて3日、多少はついてくるようになったけどリードをつける際に噛みつこうとしてくる。なので、仰向け固めをやってちょっとおとなしくなって解放するがまた噛みつこうとするので繰り返し。これで大丈夫なのか。お願いします。
犬の購入のきっかけですが、そもそも犬を飼う事を甘く考えていて、ただ可愛い、娘が欲しがったからという安易な考えで買ってしまいました。
犬のしつけをしようと思ったきっかけとなった問題行動ですが、犬の購入当初から甘噛みはありましたが、歯の生え変わりで痒いのだろうといずれなくなるだろうと思ってました。おもに噛むのは手と足です。首輪をつけるときは唸りはしませんが血が出る程度噛んできます。
娘とは追いかけっこや物を投げて取りに行かせるなどやってました。娘の足も噛みます。甘噛みですが娘は痛がります。遊び相手としては娘が一番遊んでます。
日中の留守番は朝9時から夕方5時くらいです。本の方は皆さんの体験談含め三回ほど読み返させて頂きました、大変なのは自分だけではないと感じているところです。
首輪をつけ、ゲージの中の寝るところも、布団タイプから先生の本にあるクレートタイプにかえて、声かけ、視線を送る、おやつをあげる事をやめ、一変にかえられて犬のストレスがすごいのかなと感じてしまいます。何卒ご指導のほどよろしくいたします。
今回のチワワ君ですが、反抗期の真っ盛りに入りましたね(^_^)
5か月くらいから歯が生え変わったり体が急成長しますが、同時に知能も高くなっていき成犬としての本能も鋭く出てきます。しかし、まだ経験不足なのとホルモンバランスの変化などもあって、訳も分からずイライラしたりします。
特に、生後7・8か月あたりで急に知能が高くなるので、要注意です。
反抗期は、哺乳類に必要な成長過程でもあるのですが、同時に「今までの接し方が間違っていた」という証明にもなります。
おそらく、下の子にとっては自分の弟や赤ちゃんのような存在が欲しかったはずです。ご家族皆さんも、子犬は可愛いですからチヤホヤされたでしょう。
私達人間はそんな事情を理解してくれますが、しかし、犬の知能では理解できません。犬は犬の本能で冷淡に反応して適応、利用するだけです。この現実はしっかり受け止めないといけません。
さて、犬のしつけを本格的に始められて、犬が反発してきましたが、これも自然な反応です。
今までチヤホヤ甘やかされてきたのに、その中で急に怒られたり自分の好き勝手できなくなれば、当然犬は面白くありません。
まずは、ご家族皆さんで犬の本質を良く知っていただいて、意識改革していただくことです。意識が変われば自然と態度や接し方が変わります。この自然な毅然さや主導性が大事なのです。表面的にテクニックだけ上塗りしても、犬はすぐに見抜きます。
本物で自然な毅然さや主導性を一貫して続ければ、犬はちゃんと感じ取って認めるようになっていきます。
下の子にはすぐに理解できないかもしれませんが、毎日教え続けて、ご両親とお兄ちゃんが良い手本を見せてあげることです。
かと言って、激変はしないでください。あせってアレもコレも強くやってしまうと、犬も適応できる範囲を大きく超えてしまいます。パニックで反発するしかなくなってしまいます。
まず、具体的にやっていただきたい事ですが、お休みの日に、朝首輪を付けてもうそれ以降外さないでください。脱着を繰り返すと犬のストレスになりますので、もう年中付けっぱなしにすることです。
最初は慣れないと、嫌がって足で引っ掻いて、足が引っかかって危険な事があります。首輪は緩くしないことと、長く監視できるお休みの日に付けましょう。
そして、犬にリードを付けてそれを飼い主さんが持って過ごしましょう。
その状態で、遊んだり団らんされてください。
それによって、自然と犬の行動全体を主導する形になりますので、主従関係作りに良いのです。また、噛み付きも制御できますし、犬が噛んだ瞬間に「シ!」などの注意音と同時にリードをチョンと引き上げて教えることができます。
コング遊びのポイントは、「主導すること」ですので、ヒモ付で混乱するようでしたら、コングはヒモ無しにしてリードで犬を主導すれば、それで良いのです。
そして、遊びの中で一瞬ひっくり返してゴロンの指示音ジェスチャーで褒めてすぐ解放・・・また遊び・・・
そして、散歩のマネ事をしてみたり、慣れてきたらリーダーウォークに徐々に近づけていけば良いです。
また一方で、外の世界にも慣れさせないといけません。
犬が歩かない場合は、肩掛けバッグなどに犬を入れて、顔だけピョコッと出させて外を観察させていけば良いです。そして、キレイで安全な場所に着いたら、そこで犬をリード付きで降ろして、飼い主さんはノンビリ座って、その周りを犬にウロウロさせながら慣れさせていけば良いです。
今の段階では、まずはそんなところで良いです。
【その他】
>食べ終わってリビングに放し飼い30分・・
↑犬にリードを付けて持って過ごすことができない時間帯は、放し飼いせずケージ内に居させてください。メリハリ、主導性、毅然さは保ってください。
ただし、これも激変はいけませんので、毎日少しずつケージ内で過ごす時間を計画的に増やしていくことです。もちろん、時間がある時は犬にリードを付けて持って過ごすこと、あるいは、自分の腰に一周リードを縛って、そこに犬を付けておけば、両手が空いて家事などもある程度こなせます。
オヤツで釣って行動させるのは止めましょう。本当の関係がどこまで出来ているのかが見えなくなってしまい、とても危険です。
>リードをつける際に噛みつこうとしてくる・・
↑これが怖くてビクビクしていると、犬にも感情が伝播して興奮や恐怖心をあおってしまいます。ホームセンターで500円くらいで作業用の革手袋が売っていますので、それを着けて犬のしつけや遊びをすると良いです。
では今日は以上ですが、Q&Aサイトをさらに熟読されてください。ご購入いただいたタイミングやご質問の内容からして、まだ全体を熟読されていないご様子です。
まだこれから難しい時期が続きます。10か月くらいまでは特に変化が激しくて戸惑うことも多いですが、これも必要な成長過程です。あせらず急がず正しく淡々と続けてください。
それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)
おはようございます。首輪を付けて一週間、まだ多少嫌がっておりますが、頑張ってつけております。
リードを着けようとすると噛んでくるのでホームセンターで革手袋を買ってきて、毎日少しでも慣れさせる為に付ける練習をしております。以前はケージから出すと逃げるように飛び出したんですが、今は徐々にですがリードを付けるのを待てるようになった気がします。
そのままリビングの空間でみんなと団らん、リーダーウォーク、仰向けがためは中々出来ずゴロンの掛け声と共にお腹を見せれるように手をお腹にあてています。外の散歩は玄関先で外を眺める程度です。やはり歩きません。無理やり引っ張って行くのは駄目だと思い無理はしていません。
歯のはえかわりがまだ完了していなく革手袋をしていますが、噛んできます。ダメ、仰向け、よしいい子、の繰り返しです。革手袋のテープでとめられてる部分を気にして噛んでいます。
手の指は噛んでいないので実際痛くはなく、むしろその時は集中して噛む物があるためか、しっぽ、足の先など触っても嫌がりません。それでも痛いと言って仰向けを実施した方がよろしいでしょうか?
噛まれた時に口先を押さえて、噛まなくなったところで褒めるということを実施しようと思っても、口先が小さくて掴めません。いろんなストレスだと思いますが、食ふんそれからケージに戻った時はなかにある布製のダンベルとあばれております。
最近はチャイムがなると吠える様になってきました。
全ての事を教える事は出来ず基本行動の徹底無駄な声かけ、やたらと見つめる等をやめる、リーダーウォーク仰向け固め、これが中々うまくいかないですが、少しでもストレスが緩和されればと思い骨ガムを与えようかなと思いましたが、歯が生え揃ってないと駄目だと書いてあり与えておりません。
日々の行動等で直した方が良さそうなところがあれば教えてください。よろしくおねがいします。
>革手袋のテープでとめられてる部分を気にして噛んでいます・・
↑これも一貫して注意してください。そうしないと、人の服を噛んだり引っ張るようなことが、やってはいけない事だと理解できないのです。
噛んで良い物は、コング・歯磨きロープ・皮ガムだけなんだと一貫して教えるべきです。
リードを付けて持ってありますので、犬が噛んだ瞬間に「シ!」などの注意音でリードをチョンと引き上げて教えます。また手を見せて犬が噛んだら、「シ!」などの注意音で・・・を反復練習で繰り返してください。
そして、その中で、コングを与えて噛んだら褒める(「キャッチ」や「コング」の音を出して褒めても良い)・・・手を噛んだら注意・・・コングを噛ませて褒める・・・
これを繰り返していくことで、良し悪しが分かっていきます。また、発散もしてあげないといけません。
>骨ガムを与えようかなと思いましたが、歯が生え揃ってないと駄目だと書いてあり・・
↑これは、「噛み千切らずに飲み込んでしまうと消化に悪いので」という意味で書いてあります。飼い主さんが見ている時間帯に、発散のために噛ませるのは良いです。
そうでないと、「子犬にはオモチャを噛ませるのもいけない」ということになってしまいます。皮ガムは、パピー用の柔らかい物も売っていますし、コングに反応しなければ、歯磨きロープでも良いです。
それと、コング遊びができないのは、犬がまだその楽しさを分かっていないからです。飼い主さんが楽しそうに遊んで演出して見せるのも手です。遊び方が分かってくるのと、群れの遊びに参加したくなる本能もあるからです。
次に犬の吠えですが、先ほどの噛み癖の教え方は、吠えに対しても同じで良いです。
家族の方にチャイムを鳴らしていただいても良いですし、携帯で録音して鳴らしても良いですし、ユーチューブでチャイム音を見つけて再生しても良いです。
そして犬に聞かせて、犬が吠えた瞬間に「シ!」などの注意音でリードをチョンと引き上げて教えます。これも何度も聞かせて反復練習です。
さて、しばらくは冷戦のような根競べが続きます。犬も飼い主さんもお互いに成長が必要な時期です。乗り越えなければいけない壁です。
心が辛いのも自然なことです。でも、お互いの将来のために必要なことです。
それでは、あせらず頑張って続けていきましょう(^_^)