犬のしつけで犬が自分の尻尾を追いかけ唸り噛む
いつも犬のしつけ相談にのっていただいて有難うございます。また少し気になる事がありまして、ご相談させて下さい。
今日までもご指示通り接しているつもりではいるのですが、自分の尻尾への八つ当たり、後ろ足を舐めるが未だ直りません。気に入らない事がある時なのか、急に尻尾へ唸り、尻尾を追いかけ噛む。
気付くと、後ろ足の片方が舐めてか赤くなっている。行為が酷い時は、身体をポンポン叩いて落ち着かせようとしますが、興奮して私の手まで噛んでしまいます。
主人は朝も早く、帰りも遅いのであまり一緒に居られる時間が少ないからと、帰宅時によしよしと短時間ですが、撫でてしまっていたようです。その短い時間のなでなでも良くなかったのでしょうか・・
わたしたちが気付かずに何か他でストレスを感じさせてしまっているのか、尻尾追いが激しいのを見て主人が、獣医に相談し尻尾を切ってやった方がいいのか、とも考えているようです。
あまり深く考えない方が良いのでしょうか・・
ボール遊びなども長く続かず、直ぐに飽きてしまう時があります。遊び方が下手なのでしょうか?
今月一歳になるのですが、反抗期とかも関係あるのでしょうか。
>その短い時間のなでなでも良くなかったのでしょうか・・
↑スキンシップそのものが悪いのではなく、「タイミング」と「やり方」が悪いのです。
まずお出かけ前と帰宅時は、最低5分は目も合せず完全無視してください。そうしないで帰って急にベタベタでは、犬からしてみれば、留守番時とのギャップが大きくなるわけです。
このギャップがストレスになり、人の気配や出入りに過敏になります。「いつの間にか出かけて居なくなっていて、またいつの間にか帰って居た・・」というふうに、ギャップを大きくしないで自然な段階を作ってあげることです。
それから、今まで関係が崩れていた・・甘やかされていた・・チヤホヤされる癖が付いていた・・という状況から、犬のしつけが始まれば当然イライラして面白くないです。
ですが、それは犬のしつけが始まれば乗り越えなければいけない壁です。そしてまだまだ成犬ではありませんので、精神的にも未熟です。
人間の子供でも、自分の思い通りにいかないとイライラして爪を噛みますよね。それと同じです。だからと言って指を切りますか?・・・ですのでシッポを切るなどとんでもないお話です。犬は走る・止まる・曲がる・方向転換などにすべてシッポでバランスをとりますし、感情表現もしますので、そういうことはしてはいけません。
遊びが続かないのも、関係作りが出来ていない証拠です。自分が認めていない人と遊んでもらっても楽しくないですし、褒められても叱られても何とも思わないのです。
普段の何気ない接し方しぐさ態度全て関わっていて、犬はただそれに反応し、適応しているだけなのです。表面的な手法だけなんとなく上塗りしても、犬はすぐに見抜きますし、家族で一貫できないと理解できないのです。
人間で言う20歳は犬の2歳くらいですから、まだまだ反抗期の要素も残っていますし、お話したように今まで良くない接し方が数か月続いていたならば、簡単には変われませんし、犬も面白くないので反発もしてきます。
家族が一貫できていなかったのならば、余計に矛盾にイライラしていたことでしょう。
冒頭の「タイミング」と「やり方」の件で、残るは「やり方」ですが、帰宅時の挨拶のように人間からすり寄ってナデナデ・・では、下位の犬が上位やリーダーにすり寄ってナメナメする従属的な挨拶と同じことをしてしまっているわけです。
これでは犬は誤解して当然です。
ですので、オテでもスワレでも何でも良いので、何か犬に指示を出し行動させ、出来たらポンポン褒める・・出来なければ型を作ってあげて褒めて教える・・そういう接し方を徹底していただきたいのです。
挨拶ならば、人間から挨拶するのではなく、犬から挨拶させるのです。ご自分のホッペを指差して「チュ」の指示音で犬の口とホッペをくっ付ける型を作り、そこでポンポン褒める・・これを関連付けて教えたら、犬に指示でキス舐めの挨拶をさせることができます。
そういうふうに、いつでもどこでも毅然さと主導性を一貫・徹底する事なんです。まだ犬が幼いこともありますが、結果が出ないのはそれらが家族全員で一貫・徹底できていないからです。
もう一度、家族全員で本書・Q&Aサイト・過去のメールすべて熟読され、意味を考え、意識付けされてください。話し合って統一もしましょう・・・
今日までもご指示通り接しているつもりではいるのですが、自分の尻尾への八つ当たり、後ろ足を舐めるが未だ直りません。気に入らない事がある時なのか、急に尻尾へ唸り、尻尾を追いかけ噛む。
気付くと、後ろ足の片方が舐めてか赤くなっている。行為が酷い時は、身体をポンポン叩いて落ち着かせようとしますが、興奮して私の手まで噛んでしまいます。
主人は朝も早く、帰りも遅いのであまり一緒に居られる時間が少ないからと、帰宅時によしよしと短時間ですが、撫でてしまっていたようです。その短い時間のなでなでも良くなかったのでしょうか・・
わたしたちが気付かずに何か他でストレスを感じさせてしまっているのか、尻尾追いが激しいのを見て主人が、獣医に相談し尻尾を切ってやった方がいいのか、とも考えているようです。
あまり深く考えない方が良いのでしょうか・・
ボール遊びなども長く続かず、直ぐに飽きてしまう時があります。遊び方が下手なのでしょうか?
今月一歳になるのですが、反抗期とかも関係あるのでしょうか。
>その短い時間のなでなでも良くなかったのでしょうか・・
↑スキンシップそのものが悪いのではなく、「タイミング」と「やり方」が悪いのです。
まずお出かけ前と帰宅時は、最低5分は目も合せず完全無視してください。そうしないで帰って急にベタベタでは、犬からしてみれば、留守番時とのギャップが大きくなるわけです。
このギャップがストレスになり、人の気配や出入りに過敏になります。「いつの間にか出かけて居なくなっていて、またいつの間にか帰って居た・・」というふうに、ギャップを大きくしないで自然な段階を作ってあげることです。
それから、今まで関係が崩れていた・・甘やかされていた・・チヤホヤされる癖が付いていた・・という状況から、犬のしつけが始まれば当然イライラして面白くないです。
ですが、それは犬のしつけが始まれば乗り越えなければいけない壁です。そしてまだまだ成犬ではありませんので、精神的にも未熟です。
人間の子供でも、自分の思い通りにいかないとイライラして爪を噛みますよね。それと同じです。だからと言って指を切りますか?・・・ですのでシッポを切るなどとんでもないお話です。犬は走る・止まる・曲がる・方向転換などにすべてシッポでバランスをとりますし、感情表現もしますので、そういうことはしてはいけません。
遊びが続かないのも、関係作りが出来ていない証拠です。自分が認めていない人と遊んでもらっても楽しくないですし、褒められても叱られても何とも思わないのです。
普段の何気ない接し方しぐさ態度全て関わっていて、犬はただそれに反応し、適応しているだけなのです。表面的な手法だけなんとなく上塗りしても、犬はすぐに見抜きますし、家族で一貫できないと理解できないのです。
人間で言う20歳は犬の2歳くらいですから、まだまだ反抗期の要素も残っていますし、お話したように今まで良くない接し方が数か月続いていたならば、簡単には変われませんし、犬も面白くないので反発もしてきます。
家族が一貫できていなかったのならば、余計に矛盾にイライラしていたことでしょう。
冒頭の「タイミング」と「やり方」の件で、残るは「やり方」ですが、帰宅時の挨拶のように人間からすり寄ってナデナデ・・では、下位の犬が上位やリーダーにすり寄ってナメナメする従属的な挨拶と同じことをしてしまっているわけです。
これでは犬は誤解して当然です。
ですので、オテでもスワレでも何でも良いので、何か犬に指示を出し行動させ、出来たらポンポン褒める・・出来なければ型を作ってあげて褒めて教える・・そういう接し方を徹底していただきたいのです。
挨拶ならば、人間から挨拶するのではなく、犬から挨拶させるのです。ご自分のホッペを指差して「チュ」の指示音で犬の口とホッペをくっ付ける型を作り、そこでポンポン褒める・・これを関連付けて教えたら、犬に指示でキス舐めの挨拶をさせることができます。
そういうふうに、いつでもどこでも毅然さと主導性を一貫・徹底する事なんです。まだ犬が幼いこともありますが、結果が出ないのはそれらが家族全員で一貫・徹底できていないからです。
もう一度、家族全員で本書・Q&Aサイト・過去のメールすべて熟読され、意味を考え、意識付けされてください。話し合って統一もしましょう・・・