子犬の出べそ・鼻の色・子犬が家に来てからのしつけの流れ
ブリーダーさんから返事がきました。引き渡しは伸ばしてもらえました。安心しました。
ひとつ気になるのは、送られてきた写真の中に、「でべそっぽいので、近いうちに病院に連れて行ってきます」と写真が添付されておりました。(私もその写真を添付します)
こういうことは、よくあることで、大したことはないのでしょうか。
また、「鼻が黒くなるのが遅め」とも書かれてありましたが、これは何か今後に影響があるものでしょうか。
さて、今後のことですが、この子は引き渡しから帰宅後一週間かまわないとしたら、おおかた3か月になりますが、しつけをやる順序としては
・トイレと音の関連づけ、甘噛み対策、スワレ・マテ・あおむけを主導的な遊びとして教えはじめる。そしてリーダーウォークの準備として、首輪やリードを見せたりじゃれさせて馴らす...(約1週間)
・慣れたら、首輪とリードをつけっぱなしで主導的に遊ぶ(コング遊び中、いけないことはリードをチョンと上にひいたり、トイレに戻す練習)
・時々バッグに入れて外を見せる→1週間くらいしたら、家の中でリーダーウォーク開始(コイ・ツケなど)
・ワクチンが2回目済んだら、外のタイルデッキでウロウロさせたり、そこでコング遊び等をさせる
・ワクチンが3回目済んだら、お散歩開始
だいたいこんな感じで進めていけばよいですか。
それから、キャバリア犬は拾い食いがひどいと聞いたことがありますが、床に餌を置いて「拾い食いの練習」は、お散歩前に始めるべきですか。
子犬の引き取りがまだ先なので、妄想が先走って、いろんなことをイメージトレーニングしてしまいますが(笑)、あまりガチガチにならないように気をつけたいと思います(笑)。
まだしばらくエアーペット状態を楽しみます。お返事楽しみにお待ちしております。
犬の「出べそ」は人間よりも問題です。
腸ヘルニア(腸ずれ)の一種ですが、肛門から出たり、お腹の穴(へそ)から出るわけです。
成長にともなって消えることもありますが、犬の場合は手術したほうが良いケースが多いようです。悪化すると腸がねじれて、腸閉塞や血流障害で壊死してしまいます。
避妊・去勢手術のついでに治すことが多いですが、早く治さないと危険な場合もあります。
まだ今の段階ですと、幼すぎて麻酔や手術が出来るかどうか・・・というところもありますが、手術自体は簡単なので、軽く麻酔してすぐ済む場合もあるでしょう。これは獣医さんの判断になります。
あるいは、ブリーダーさんが売る犬を別の子犬にするかどうかも検討するでしょう。
鼻の色ですが、今回は気にしなくて良いです。人間の子供でも、赤ちゃんの時は髪の色が薄くて細いですが、成長にともなって黒々として太くなっていきます。また、肌の色も色白の人もいれば地黒の人もいますよね。それと同じです。
今回の子は色白だということです。同じ犬種でもピンクの鼻の子もいれば、真っ黒の子もいます。
それと、日光に当たる環境とそうでない環境でも変わります。(成犬や老犬になって急に黒くなったりする場合は、皮膚病などもありえます。)
子犬が家に来てからの流れですが、それでやっていきましょう。
ただ、リーダーウォークとチョン引き注意だけ、無理しないでください。骨格がしっかりしていませんので、4か月過ぎまでは遊び半分で優しくしてください。それと、4か月でも成犬の体になるわけでもありません。半年過ぎたらリーダーウォークはしっかりやり始めて良いですが、それまでは慣れ・練習程度に思っていてください。
それと、大事なことは表面上のテクニックや調教ではなく、「主導性と毅然さ」を犬に示し続けることで関係を作っていくことが目的です。
その意識がないと犬に見透かされますし、伝わりません。逆に言えば、そういう意識があれば自然と何気ない接し方しぐさ態度で伝わっていくのです。
手法やテクニックにこだわっても意味がなく、逆効果になる場合が多いです。
ですので、「アレをしよう・コレもしよう」という感覚ではなく、リーダーとしての意識を持って接し続ける・遊ぶ・散歩する・団らんする・甘やかさない・チヤホヤしない・・・それだけで良いのです。
また、生後3・4か月というのは、あまりにも知能が低すぎる単なる猛獣状態です。経験しても知性に変えられないのです。しばらくは結果は求めないで、淡々と教え続けることです。
>キャバリアは拾い食いがひどいと聞きました・・
↑犬はみんなひどいです。さらに大型犬のほうが食に執着します。しかし、これも犬の本能であり、その本能があったからからこそ生き残ってこれました。雑食動物・腐肉食動物はみんなそうです。
お話したように、まだ骨格がしっかりしていませんので、強く引き上げて教えるのはまだ早いです。(4か月過ぎてから徐々に)
それと、知能も低すぎるので、生後2・3か月でそういう調教をやりすぎても、逆効果になる場合もあるので注意が必要です。
散歩コースは、土や草の無いキレイなアスファルトやコンクリートの場所を選びましょう・・・