子犬のしつけ飼い方で親犬との引き離し時期・社会化の方法
早速のお返事ありがとうございました。あまりに早くてビックリしております。このメールにはお返事は結構ですので、どうぞ他の方にお時間をお使いください。
>まず、子犬を迎えるお話からです。余談ですが、生後58日はちょっと早いですね。
>できれば2か月半くらい親犬や兄弟犬と過ごさせることができれば、一番良いです。
なるほど...知りませんでした。
1月8日生まれの子なのですが、購入したブリーダーさんは、2月の中旬には親から離して別の店(2店舗有り、販売用の店舗)に移動させると言っていました。
そして、3月6日のお迎えは一般的には遅い、今回はそれで結構ですがそれ以上遅くなるなら、1泊毎に預かり金が発生します、と言われました。
犬の社会化的に、しつけが難しくなりそうな予感がしますが犬のため、家族のためにも頑張っていきたいと思います。Q&Aも物凄い量なので1記事ずつ少しずつ拝見してます。
質問が被らないように気を付けるつもりですが、どうしても分からない時は、どうぞ宜しくお願いします。
実家の犬の件も有難うございました。私も感情的に「父にはもう好きにさせてもいいかな...」という気持ちではいました。見た目が可愛いので、散歩中によく人が話しかけてくるそうですが、触ろうとするとヨーキーは逃げ回ります。特に子供が苦手のようです。
でも飛出しには特に注意させたいと思います。有難うございました。
↓これは2012年8月のニュース記事の抜粋です。完全に動物愛護法の趣旨に反しています。暫定措置基準すら満たしていません。
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動物愛護管理法の改正法案が28日、衆院本会議で可決された。親から早く引き離した犬や猫は人間をかむなどの問題行動が多くなるとの指摘があり、法改正の議論では引き離す時期が争点となっていた。改正案は、生後56日を経過しない子犬と子猫を、販売のためにペット店やオークション業者などに引き渡すことを禁止した。ただし激変緩和措置として、施行から3年は45日、その後は49日と段階的に期間を長くすることで合意した。56日への変更は施行後5年以内とし、明確な時期は示していない。
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1月8日生まれで2月の中旬に引き離すということは、せいぜい40日です。そもそも法律にあろうとなかろうと、飼い主さんと犬のことを何も考えていない証拠です。
ちゃんと考えているブリーダーは、キッチリ2か月は親兄弟と過ごさせます。親兄弟と一緒に過ごすことで情緒が安定しますし、親犬からしつけを受けたり、兄弟ゲンカでも学びながら初期の社会化を果たしていくのです。
もう引き離し時期が確定してしまっているのであれば、最速で早く引き取ってください。そのほうが良いです。現時点で無料でキャンセル可能ならキャンセルされても良いです。
ただし、正しく育てて販売するブリーダーでは、それなりの金額がかかります。しっかり下調べしてください。
親犬から早く引き離されて、ショップのショーウィンドウで孤独に長く過ごすのが一番最悪です。
>特に子供が苦手・・
↑幼少期に、飼い主さん老夫婦以外に会う機会が乏しかったでしょうか。
子供はチョロチョロキャピキャピで騒ぐ動物ですから、慣れていない犬にとっては怖いし、興奮の対象になるのです。
他には、ヒゲのおじさん、髪の長い女性、ヘルメットのお兄さんなどなど・・見慣れない風貌の人も、経験不足の犬にとっては怖いのです。
だから私は、犬の散歩を毎日しっかりして色んな人を見せて経験させて・・と、販売ホームページからお話しています。
子犬を迎えたら、ワクチンが終わり次第外に連れ出しましょう。できればワクチンが終わる前に連れ出したほうが良いです。人や犬や糞尿に触れなければ大丈夫です。
抱っこはしないで、要らないバッグなどに入れて、顔だけぴょこっと出して外の世界を見せれば良いです。玄関先だけでも良いですし、部屋の窓越しからでも良いです・・・