子犬はマメに健康診断を受けましょう
こんにちは。先日はご相談にのっていただきありがとうございました。
どうやらこの子はジステンパーの様です・・・・
貰って来た日はうるさく鳴いていたのですが、翌日からすっかり大人しくなりました。初めから「目やにが多いな・・・」とは思っていたのですが、家に着いてからはひどくなり、下痢が続いていました。
土曜日の夜に来たので、日曜日様子をみて、月曜日に獣医さんに行き、今日まで治療の毎日です。発熱、下痢、目やに、鼻水、食欲減退で元気がありません。
4月18日に生まれて、5月8日に一回目のワクチンを射っただけで以降はしていませんでした。犬がいっぱいいるブリーダーで、実は私たちは到着したとき、かなりショックを受けたのです。(犬の多さと悪臭)
仔犬がワクチンなしでウイルスに晒されていれば、発病して当然ですよね。獣医さんは覚悟しておいた方がいいと言っていました・・・
ブリーダーは直前の健康診断では異常がなかったから、長い道中で体力が落ち、引き渡し後に感染したのだと言っています。
・・・なんだか逃げるのに必死で、この子の事を全然考えていない。結局、「商品で返品お断り」と言う姿勢です。
一週間経って、全然体重も増えていないし、見ていて涙が止まりません。いろいろ教えて頂きましたが、今はだっこしたり触ってやったりする事にしました。
病気がハッキリ分かって良かったです。今は健康第一にされてください。
>長い道中で体力が落ち、引き渡し後に感染した・・
↑これはないです。他の動物や糞尿と接触しなければ感染することはまずありません。ショップで買う大抵の犬や猫は、ほぼみんな何かしらの病気に感染していると思った方が良いです。
ジステンパーはわりと珍しい方ですが、ケンネルコフはよくかかりますし、他の線虫やウィルス感染している子犬・子猫は非常に多いです。
ですので、子犬の検診はマメにすることと、ワクチンはもれなく受けましょう。
今は健康第一に・・というお話はいたしましたが、意味なく抱っこにナデナデ・・は止めてください。
犬は「自分が病気だから優しくされている」とは、絶対に理解できないのです。100%それは悪い癖・習慣になり、主従関係の誤解になります。
病気明けでワガママになり問題行動が・・というご相談もよくあります。
もちろんスキンシップは大事ですので、無理にアレコレさせないような範囲で、例えばスワレなどの動作は簡単ですね。スワレの指示音ジェスチャーで型を作ってあげてポンポン褒める・・
こういう接し方ならスキンシップも出来ますし、物事も覚えますし主従関係も保てるわけです。
私も過去に何度も、犬の病気や手術、最悪の黒色メラノーマ(ガン)も経験してきました。しかし、気付かってベタベタ接していた後は必ず犬が問題行動を起こしてきました。
その度に「やっぱり接し方は大事だな・・一貫しなきゃな・・」と何度も痛感したものです。それは忘れてはいけないのです。犬のためなんです。
ただ、もちろん病気が治り体力が回復するまでは、アレコレさせないように安静にしましょう。スキンシップもかねてスワレを教えるくらいにしましょう。
抱っこも(しつけの問題だけでなく)犬にとっては、緊張興奮の要素がありますので疲れるんです。抱っこされて大人しくなる犬がいますが、あれはチヤホヤされ優位性を感じている満足感と、高くて不安定な場所が怖くてジッとしているだけです。
ベタベタ触らないで、そばには居てあげて安静にしてあげましょう。今やるべき事は、獣医さんの言うことを良く聞いて治療していくことと、マメに報告して経過を診てもらうことです。
ちなみに、もうされているかもしれませんが、フィラリアの検査と予防薬の投与(半年続ける)もしましょう。同時にノミ・ダニ防虫も半年間に渡ってしましょう。(室内犬でもした方がいいです)。
そして、毎年冬前にジステンパーやパルボなどの混合ワクチンを受けるようにしましょう。(狂犬病ワクチンは法定です。)・・・
どうやらこの子はジステンパーの様です・・・・
貰って来た日はうるさく鳴いていたのですが、翌日からすっかり大人しくなりました。初めから「目やにが多いな・・・」とは思っていたのですが、家に着いてからはひどくなり、下痢が続いていました。
土曜日の夜に来たので、日曜日様子をみて、月曜日に獣医さんに行き、今日まで治療の毎日です。発熱、下痢、目やに、鼻水、食欲減退で元気がありません。
4月18日に生まれて、5月8日に一回目のワクチンを射っただけで以降はしていませんでした。犬がいっぱいいるブリーダーで、実は私たちは到着したとき、かなりショックを受けたのです。(犬の多さと悪臭)
仔犬がワクチンなしでウイルスに晒されていれば、発病して当然ですよね。獣医さんは覚悟しておいた方がいいと言っていました・・・
ブリーダーは直前の健康診断では異常がなかったから、長い道中で体力が落ち、引き渡し後に感染したのだと言っています。
・・・なんだか逃げるのに必死で、この子の事を全然考えていない。結局、「商品で返品お断り」と言う姿勢です。
一週間経って、全然体重も増えていないし、見ていて涙が止まりません。いろいろ教えて頂きましたが、今はだっこしたり触ってやったりする事にしました。
病気がハッキリ分かって良かったです。今は健康第一にされてください。
>長い道中で体力が落ち、引き渡し後に感染した・・
↑これはないです。他の動物や糞尿と接触しなければ感染することはまずありません。ショップで買う大抵の犬や猫は、ほぼみんな何かしらの病気に感染していると思った方が良いです。
ジステンパーはわりと珍しい方ですが、ケンネルコフはよくかかりますし、他の線虫やウィルス感染している子犬・子猫は非常に多いです。
ですので、子犬の検診はマメにすることと、ワクチンはもれなく受けましょう。
今は健康第一に・・というお話はいたしましたが、意味なく抱っこにナデナデ・・は止めてください。
犬は「自分が病気だから優しくされている」とは、絶対に理解できないのです。100%それは悪い癖・習慣になり、主従関係の誤解になります。
病気明けでワガママになり問題行動が・・というご相談もよくあります。
もちろんスキンシップは大事ですので、無理にアレコレさせないような範囲で、例えばスワレなどの動作は簡単ですね。スワレの指示音ジェスチャーで型を作ってあげてポンポン褒める・・
こういう接し方ならスキンシップも出来ますし、物事も覚えますし主従関係も保てるわけです。
私も過去に何度も、犬の病気や手術、最悪の黒色メラノーマ(ガン)も経験してきました。しかし、気付かってベタベタ接していた後は必ず犬が問題行動を起こしてきました。
その度に「やっぱり接し方は大事だな・・一貫しなきゃな・・」と何度も痛感したものです。それは忘れてはいけないのです。犬のためなんです。
ただ、もちろん病気が治り体力が回復するまでは、アレコレさせないように安静にしましょう。スキンシップもかねてスワレを教えるくらいにしましょう。
抱っこも(しつけの問題だけでなく)犬にとっては、緊張興奮の要素がありますので疲れるんです。抱っこされて大人しくなる犬がいますが、あれはチヤホヤされ優位性を感じている満足感と、高くて不安定な場所が怖くてジッとしているだけです。
ベタベタ触らないで、そばには居てあげて安静にしてあげましょう。今やるべき事は、獣医さんの言うことを良く聞いて治療していくことと、マメに報告して経過を診てもらうことです。
ちなみに、もうされているかもしれませんが、フィラリアの検査と予防薬の投与(半年続ける)もしましょう。同時にノミ・ダニ防虫も半年間に渡ってしましょう。(室内犬でもした方がいいです)。
そして、毎年冬前にジステンパーやパルボなどの混合ワクチンを受けるようにしましょう。(狂犬病ワクチンは法定です。)・・・