犬のしつけはまず犬の知能の低さを理解してあげる
こんばんは。ミニチュアダックスの7か月のメスです。
昨日アドバイス頂いてから、やっているんですが、どうやったらいいのかわからないので教えて下さい。
噛み癖の時、「ダメ!」と言って犬の口を軽く閉じようとするのですが、口を持とうとすると、もっと暴れます。あお向け固めにして、無理やり持って口を閉じ、ずっと「ダメ!」と言い続けていると、おとなしくなるので口を軽く持ち直して「シ~!」っといい、もう噛まないだろうと、口をもっていた手を放すと、また噛んできます。
どうにもならないので、リーダーウォークして終わらせました。遊んでくれていると思っているのでしょうか。。。「ダメ!」と低い声で厳しく言っていると思うのですが。
>口を閉じながら「シ~!」の音を関連付けながら...
↑というのは、私が口を閉じながら「シー」といえばいいのでしょうか?
お庭に猫が来た時も、吠えるので、「ダメ!」と言って一連しようとするのですが、私のことより猫に夢中で、どうにもなりません。
毎日、地道にコツコツと頑張りますので、アドバイスよろしくお願いいたします。
本書にもメールにも書きました通り、あお向け・リーダーウォーク・主導型ボール遊びを使い分けると良いです。
昨日アドバイス頂いてから、やっているんですが、どうやったらいいのかわからないので教えて下さい。
噛み癖の時、「ダメ!」と言って犬の口を軽く閉じようとするのですが、口を持とうとすると、もっと暴れます。あお向け固めにして、無理やり持って口を閉じ、ずっと「ダメ!」と言い続けていると、おとなしくなるので口を軽く持ち直して「シ~!」っといい、もう噛まないだろうと、口をもっていた手を放すと、また噛んできます。
どうにもならないので、リーダーウォークして終わらせました。遊んでくれていると思っているのでしょうか。。。「ダメ!」と低い声で厳しく言っていると思うのですが。
>口を閉じながら「シ~!」の音を関連付けながら...
↑というのは、私が口を閉じながら「シー」といえばいいのでしょうか?
お庭に猫が来た時も、吠えるので、「ダメ!」と言って一連しようとするのですが、私のことより猫に夢中で、どうにもなりません。
毎日、地道にコツコツと頑張りますので、アドバイスよろしくお願いいたします。
本書にもメールにも書きました通り、あお向け・リーダーウォーク・主導型ボール遊びを使い分けると良いです。
結果を急ぐと、どうしても仰向けで強引になってしまうのですが、暴れや抵抗が激しい場合は無理しないでリーダーウォークから始めてください。
>どうにもならないので、リーダーウォークして終わらせました・・
↑ですので、これで良いんです。
それも無理ならボール遊びから始めてください。楽しい遊びを通して、少しずつ主導性を示していけば良いです。
抵抗が強いということは、それだけ関係が崩れていた証拠です。犬が自分の優位性を強く感じていた証拠です。犬のしつけによって、それが崩れていくわけですから、犬も抵抗するのが自然です。
ですので、そこでムキになってあせって結果を急がないで、徐々に徐々に主導性を示していってください。
>「ダメ!」と言い続けていると、おとなしくなる・・
↑これで良い型になっているわけですので、必ず口閉じの型と共にポンポンで褒めてください。叱って終わりにしないことです。
今は関係作りをしている時期ですし、犬にとっては「ダメ!」も「シ~!」も今の時点では何のことなのか、まだ分かっていないのです。
ですので、ひたすら今は「ダメ!」と「シ~!」の意味を覚えさせることを重視されると良いです。
>口を軽く持ち直して「シ~!」っといい、もう噛まないだろうと口をもっていた手を放すと、また噛んできます・・
↑これで良いんです。何度でも手をワザと見せて反応を見る・・噛んだら教える・・噛まなかったら褒めて反復・・時間をおいてまた練習・・ひたすらこの繰り返しです。
「三歩進んで二歩下がる」こともよくあります。犬のしつけはゼロから無段階で100にはなりません。一進一退を繰り返しながら徐々に結果が出ていくものです。関係が深まっていくものです。
犬のしつけは根競べです。犬が「もう分かったよ」と根負けするまで、ひたすら淡々と教え続けます。その気持ちの強さ、意識・・全て態度しぐさに表れてきます。犬はそれを敏感に感じ取り、一貫して続けられると、相手を認めるようになります。
>私が口を閉じながら「シー」といえばいいのでしょうか?・・
↑犬の口を手で閉じて、良い型を作るということです。そこに「シ~!」の指示音を関連付けながら褒める・・ということです。
叱るだけでは犬の知能では理解できないので、「何をしてほしいのか」「何をすれば褒められるのか」を体現で教えてあげないと犬は理解できないのです。
人間の子供にハシの持ち方や自転車の乗り方を教えるには、子供の体を使って実際に親が型を作って教えてあげますよね。同じことです。知能が低いので、シンプルに条件を整えて教えないといけないのです。
猫への吠えも同じことですし、犬や他人に対しても同じことですが、慣れも必要ですから、たくさん見せて会わせて経験させその場で口閉じで教えることです。
慣れと直接の教え・・両方必要です。
犬が夢中でジタバタする場合は、飼い主さんも横に並びしゃがんであげて犬の肩を組むように手を回し、その手で犬の首輪の前側をガッチリつかみます。軽く引けばスワレ・マテの型になります。
その状態で口閉じしてください。飼い主さんはその時、興奮して怒らないで、まず自分が落ち着くように意識しましょう。興奮するとよく「アドレナリンが出る」なんて言いますね。人間も犬も、精神状態でホルモンの分泌が目まぐるしく変わります。
犬にはその変化が、人間の体臭の変化からすぐ伝播してしまうんですね。脳波でも感情が伝播する、ということが科学的に証明されています。
よく「犬は飼い主に似る」なんて言われますが、私は前述の事が無関係ではないと推測しています。
まず落ち着いて淡々と続けましょう。知能の高い人間の子供ですら、落ち着きが出て物事を理解するには何年もかかります。相手はもっと知能の低い犬ですから、私なんかは犬に対して「よくやっているなー」「犬が人間と暮らしている時点で奇跡だよなー」と思うくらいです。
まずは、犬の知能の低さを理解してあげて、そこから少しずつ進歩させよう・・という大きな気持ちも必要です。その余裕もまた態度に出ますし、先ほどお話した伝播にも影響します。
まだ始められたばかりですから、すぐに結果を求めないことです。私はいまだに、犬には何も期待しません。覚えさせたい事、関係性をひたすら淡々と示しているだけです。
必ず結果は比例しますから、楽しみながらやり続けることです。
では、頑張ってください(^-^)