犬のしつけがQ&Aで分かる!

土着犬・番犬を飼う環境としつけ方など

質問内容
初めまして。堀川様。数日前に本を購入させていただきました。育犬ノイローゼから救っていただき心より感謝もうしあげます。

以下につきましてご相談いたしたく、よろしくお願いいたします。長文で非常に申し訳ありません。
 
・問題の内容

わが家の犬は、元飼い主さんが非常によくしつけて引き渡してくださったのか、トイレはほぼ完ぺき、お座りや待ても一瞬ですができるようになっていました。庭で遠くに行っても「オイデ」と言えばかけつけ、人の手をぺろぺろとなめるような人懐こい犬でした。

けれども、緊張と興奮が強く、人に触られることも好きではないようでした。甘噛みの癖もありました。私自身は、幼い頃に犬に噛まれたり追いかけられたりして、犬に対する恐怖心があります。それでも、狩猟犬ということもあり、「人様を噛んだりしない犬に育てよう」と必死にスキンシップしてきました。

犬はお腹を撫でられるのが好きなようなので、なでなでしていると、時々ゴロンとおなかを見せるので、その時は耳や肉球や足、おしり、鼠蹊部などをまんべんなく触るようにしていましたが、犬は気まぐれで、そのうちに私はなんだか犬のご機嫌をとっているような気がしてきました。

三か月になる少し前から、私と長女の足にマウンテングするようになったので、毛布やぬいぐるみのおもちゃなどを一切取り上げた上で「ダメ」と言って身をかわすようにしましたら落ち着きましたが、最近になり、私のズボンの裾を噛んで引っ張るようになって、ショックと恐怖を強烈に感じるようになりました。

犬のしつけ方をインターネットで探し、これまで様々なトレーナーさんのHPなどを見てDVD購入まで考えましたが、いまひとつピンとくるものがないまま検索を続け、ようやく堀川様の本に出会うことができました。

おかげさまで、今では夜熟睡し、朝起きるのが恐怖ではなくなりました。主人もようやく「無視することも犬の幸せのため」と理解してくれ、リーダーウォークも日一日と上達し、朝鳴きや要求吠えも少なくなり、犬も安心して生活できているようです。今日は初めて仰向け固めを一瞬することができ、犬と接する自信をもつことができました。本当に、本当に、感謝感激です。ありがとうございました。

さて本題ですが、以下の二点です。

①柵の中にいるときに、「オスワリ」「ヨシヨシ」でポンポンしようとすると、歯を当ててきます。柵の上から手を入れて、端の下方から肩をポンポンしようとしても、3回に2回は歯を当てます。

今日は、見逃してはいけないと思い、口閉じをしたら嫌がり、トイレの中に逃げ込みました。出たところに手を広げると、やはり歯を当ててくるので、口閉じをし、「シー」で解放、再び手を見せると、逃げ腰で突っつくように何度も噛んできます。

噛まれた手を奥に押し付けると一瞬びっくりするようですが噛んだ手を離しません。それでリーダーウォークしようと外に出し、目の前に手をやると、噛みません。でも、柵の中に入れると再び噛んできます。

犬は、ケージに対するなわばり感が強いのでしょうか。柵の中ではしつけしない方がよいでしょうか。

また、トイレの掃除時は、主人は平気ですが私は怖いので、犬をクレートに入れて扉を閉めてから掃除していますが、(糞を一日に4,5回それも忙しいときにするので外に連れ出すのが正直面倒)しつけ上よくないでしょうか。

②家族の生活がバラバラで玄関の出入りが非常に多いので、犬にストレスになっていないか心配です。

我が家の玄関ドアは非常に重く、ストッパーがついていないので、慎重に開閉しないと、家じゅうが震えるほどの音と振動があり、息子たちは何度頼んでも平気でバンバンとドアを開閉するのです。

犬は時々きゃんきゃん鳴きます(当たり前ですよね)。写真の手前が二階に続く階段になっており、これもまた子供3人そろってバタバタを降りてくるので、はらはらしてしまいます。犬は足音がするたびにムクっと起きて、お座りします。

また、そもそも熊の番犬用にと飼い始めたので、将来は外飼いしようかとも考えています(特に主人と次男はそれを熱望)が、コミュニケーション不足で噛むようになっても困るので、今の状態が非常に良いこともあり、現状維持で続けようかとも迷っています。

元飼い主には最初「勤めがあるので散歩が難しい」と話したところ(今は犬がかわいくて、一日一時間を二回頑張りたいと思ってます)、飼い主と同じように木と木の間にロープを渡して係留し、その間は自由に動けるようにすればよいとのことでした。非常に良心的な飼い主さんだと感じております。また、北海道犬(アイヌ犬)協会のサイトでは「北海道犬は外飼いしてください」とあります。堀川様のご意見を頂戴させていただきたいです。
 
・犬種:北海道犬、現在3か月と19日。オス。飼い始めて一か月14日。
 
・動機:我が家は○○県の山間部におりますが、昨年から今年にかけ熊の出没が多く、我が家の庭裏へもやって来たので、子等の帰宅時を襲われないよう、番犬としてほしいと思っていたところ、譲ってくださる飼い主さんがありましたので購入しました。

それまでは犬の両親犬と兄弟犬3匹とでいました。両親犬はおとなしい性格で、父親犬も子犬の面倒をよく見ていたようです。(ただ、熊や猿を追う仕事をしており、山に熊がいる時は何時間でも下で待っているような犬のようです。)
 
・家族:主人と私50代、長男・二男10代後半、長女小学生の五人家族。
 
・過去の接し方:

①元飼い主から「本の通りに」と言われ、図書館で数冊の本を借りて実行。初めての犬飼育なので本の内容を理解できず、結果的に、スキンシップを心がけ、常になでなで、抱っこ、ケージの近くを通るたびに声掛けという飼い方を続けた。

ネットにて、興奮しやすい犬には引っ張りっこで「アウト」のしつけをするとあったので、綱引きあそびをよくしていました。

②おやつで釣って「オスワリ」「オイデ」や散歩のしつけ。主人は甘い声かけが多かったが仰向けはしていた。長男は帰宅や出かける際に黙って一撫で。次男はおもちゃを投げて持ってこさせる遊びをしつけていた。私と長女は対応を同じくして、甘噛みをしたときは、「ダメ」 「イタイ」と言う。または背中を向けて30秒。吠えはあまりなかったが、やはり背中を向けるかその場を立ち去るという対応。

③ジロジロ見つめる、猫なで声でナデナデ、抱っこ、オヤツ→どれもしてきました。

④散歩は朝1時間、夕1時間。庭に係留して自由遊びさせる(私がいなくなると遊びをやめて不安げにこちらを見ているので基本的に一緒にいてジロジロ見ていた。)か、近所をリードで散歩(ひっぱるのでヒーヒーハーハーゼイゼイ言わせながら)。

⑤タイムスケジュール:

5:30 私起床。(犬は5:00頃から起きていて、音を立てたりキュンキュン鳴くことも有。)糞をしていればすぐに片付け。それ以外は無視。
7:00 家族朝ごはん。
7:30 長女登校。犬朝ごはん。
8:00 長男、次男、登校、私出勤。(私の車で息子たちを送る)。犬は主人が散歩、外遊び1時間ほど。
9:20 主人出勤。
(12:00 家人が休みの日は犬昼食)
17:30 次男、バスで帰宅。家人が留守の日は犬にご飯。(私が帰宅した時、糞はないことが多い。あっても放置。食器も放置。)
18:00 私と長女帰宅。身支度と夕食の下ごしらえしてから犬外遊び。
19:30 夕食。
20:00 犬ごはん。この頃から犬うとうと。
22:30 主人帰宅。次男、長女、私就寝。犬はほとんど無視。
24:00 長男帰宅(主人が車で迎えに行く)。犬は無視。 

⑥環境:初めは2畳ほどの玄関たたきにゲージ(トイレしつけ仕切りのある60×120、大きい仕切りの方をトイレにし、小さい方で眠る)を置き、たたき全面をプレイルームにしていた。

プレイルームにはクレートを扉をはずして置いてあったがそこにはほとんどはいらず、おやつで慣れさせていた。時折二畳ほどの廊下に上げて遊ばせたこともある。リビングは立ち入り禁止(子等が荷物をいたずらされるのを嫌がったのと、粗相を繰り返したため)。

三か月になる少し前から、堀川様のHPを拝見するようになり、ゲージとクレートをさらに柵で囲いプレイルームをそれまでの半分の面積にしたら、落ち着くようになった。

追伸:

犬種を北海道犬に決めた理由は、熊に対抗できるということのほかに、地域柄、降雪が多く、気温も氷点下20度近くになる日も数日あるので、寒さに強いということが条件でした。

ちなみに、当地域では柴犬でも冬は玄関内で飼育しているようです。

元飼い主はここより気温が高め、降雪量もここよりは少ない場所(我が家から車で30分ほど南に行った平野地)にお住まいですが、そこでは年中外飼いしているそうで、犬たちは平気で雪の上で眠るらしいです。

我が家も、冬の夜は玄関内に入れるつもりでしたが、その状態は犬の換毛システムによくないと堀川様はおっしゃっていますね。それで今、完全外飼いにするか、現状維持でいくか迷っております。ご教示お願いいたします。


返答内容
さて、現在3か月とのことですが、まず意識していただきたいのは、この時期には一切結果を求めないことです。

知能も経験も何もない猛獣状態で、教えても理解できませんし定着することもありません。

しかし、甘やかしてしまうとそれが基準値になってしまい、成長過程で主従関係の逆転が固定化されてしまいます。

アレコレ教え過ぎないで結果も求めない・・でも淡々と正しくやり続けて成長を待ってあげる・・・。そういう時期です。


①柵の中に居る時は細かく関わらないでください。

よほど毅然さを保たないと、犬からしてみればチョコチョコかまってもらえるような感覚になりますので、かまってもらえない時にイライラして要求吠えになります。

それと、犬に限らず動物はみな、上から近づいてくる動く物は怖いものです。また、安心できる寝床であり巣穴ですので、しょっちゅうちょっかいを出されて安心できないのはイライラします。

私が「犬が自分で座っているのを見かけたら指示音ジェスチャーで褒めて・・」と言うのは、ケージから出て遊んだり団らんしている時です。また、ケージ内に居る時もして良いのですが、頻繁にやりすぎないことと、扉を開けて自分もしゃがんで、犬の目線よりも下から手を動かしてください。

ただそれも、コング遊びや団らんの時間があって、こちらから型で教えられればそれで十分です。

今回は、柵の中にいる時は基本接触されないほうが良いです。

教えたい時は出して、主導型コング遊びやリーダーウォークの中で教えましょう。


>糞を一日に4,5回それも忙しいときにするので外に連れ出すのが正直面倒)しつけ上よくないでしょうか・・

↑ご質問の意味が理解できなかったのですが、外に連れ出す必要はありません。犬がウンチを踏まないように、クレートに入れて扉を閉めて、その間に掃除を済ませるのは普通ですし、クレートトレーニングのしつけでもあります。


②犬の外飼いも室内飼いもそれぞれメリット・デメリットありますが、基本は「室内飼い」を推奨しております。

犬の外飼いは、まず寿命が圧倒的に短くなります。温度差も激しいですし、音・臭い・視覚により興奮ストレスが大きいです。テリトリーを守るための神経も使います。

心身ともにストレスが大きいですので、寿命は短くなります。

それと、吠え、トイレ、食糞、破壊癖を現行犯で教えられないので、しつけの面ではハンディになります。

ただ、必然的に距離が保ててベタベタ・チヤホヤしませんので、毅然さを示す形は自然と行われることになります。もちろん、会いに行く時にチヤホヤ従属的に接してはいけません。

室内飼いの場合は、良い方向と悪い方向に極端に分かれます。

ご家族の意識がしっかりして一貫できていれば、どんどん犬との関係が良くなり深まっていきます。逆に意識が無く、チヤホヤ従属的な接し方しかできないご家族の場合は、どんどん関係が崩れて手に負えなくなっていきます。

良くないのは、入れたり出したりコロコロ変えることです。外飼いと決めたら中には入れないようにして、外で接する時も「外でごめんね」などという感情は持たないで毅然さを一貫することです。

せっかく犬と暮らす喜びや楽しさもあるわけですし、寒い地域ともなれば、なお室内飼いをおすすめいたします。

ただ、今回は北海道犬で熊対策の番犬ということでしたので、それならばそれで割り切って外飼いされてください。

もし外飼いにするのであれば、もう生後5か月くらいで出してください。二週間くらいかけて、毎日少しずつ外で過ごす時間を増やしながら適応させていきましょう。

「では今日から・・」のような、急に切り替えるような激変はいけません。今日は1時間、明日は2時間・・というふうに徐々に増やしていきます。

それと、長いワイヤーで行動範囲を広げると、確かに運動量は増えますが、テリトリーが広くなり、その分それを守る神経もたくさん使いますので、ストレスは大きくなり、近づく他人にも攻撃的になったり神経過敏で吠えやすくなります。

幼少期からたくさんの人に会わせて社交性を身に付けておくことと、吠えのしつけを徹底することです。

近所に民家が無く、吠えが問題にならないようでしたら、番犬としては吠えたほうが良いです。

それと、「ワイヤーが長くて運動できるから散歩はいいや」というお考えですと、信頼関係・主従関係が出来ません。運動も遊びも、飼い主さんの主導の元でメリハリを持ってたっぷりすれば良いのです。

また、長時間の有酸素運動は、犬にも飼い主さんにも必要なことです。


>我が家の玄関ドアは非常に重く、家じゅうが震えるほどの音と振動が・・

↑これが有る無いに関わらず、玄関のように人の出入りが激しいような場所は適しません。犬の興奮ストレスが強くなります。

むしろ、ドアの音のように毎回同じ音のほうが犬は慣れます。雷なんかよりも慣れやすいです。


>一日一時間を二回頑張りたいと思ってます・・

↑散歩は1時間が1回できれば十分です。あとはコング遊びなどの自由運動・噛む運動が30分くらいできれば、それで良いです。

運動量も大事ですが、主従関係の方が大切です。


・お写真拝見いたしましたが、子犬をワイヤーや鎖で繋ぎ飼いするのはお止め下さい。知能が低すぎるので、からみやすいですし、からまっても自分でほどけません。

家に誰かが常にいる環境なら良いですが、留守番が長い場合は危険です。


では今日は以上ですが、今まで家族の接し方や意識がバラバラでしたね。犬は混乱して理解できませんのと、特定の誰かに攻撃的になったりします。

まずはご家族全員で本書とQ&Aサイトを熟読していただき、家族会議で接し方のルールを決めてください。その後も注意し合って修正していきましょう。

まずはそこからです。意識が変わると接し方も変わります。

それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
堀川様、さっそくお返事いただきまして、感動です。ありがとうございました。

明確なご指導をいただきましたので、さっそく主人にも伝え、改善していきます。(知能の低い猛獣というのは、何度も拝見したお言葉ですが、理解できるようで難しいですね。でも、身になるよう頑張ります!)

初めは外飼いのつもりだったのですが、私が一番、犬に愛着を持ってしまい、できることなら室内飼いしたいと願うようになりました。犬との団らんを居間でできるようになれたら最高ですね。

ただ、ご指摘にありましたように、思春期の息子二人は、素直に犬と接することが難しく、家族統一した対応ができないのが問題です。

「じろじろ見ない」「基本的に無視しておく」「空気のようなあり方」「触りたいときは指示を出してから」「コング遊び」くらいの超基本的なことしか共有できません。(息子たちは犬を柵外に連れ出すことはしません。長女は大人と一緒に外で遊ぶことはします。)

それでも、堀川様に助けていただいてから、短期間で見事に犬が変わりましたので、息子たちが喜んでいるに間違いなく、特に次男は日ごとに犬への愛情を深めているように感じております。

犬を外飼いにするかどうかは、この一か月皆でよく考えたいと思います。(何かのサイトで、犬は家の中にいても、ほかの動物の存在に気付くとあったような気がしますが、どうでしょうか?情報のつまみ食いで申し訳ありません。私の身勝手ですが、家の中にいて犬が熊に気付き吠えて追い払ってくれたら理想なのですが。)

ワイヤーの係留は、気にしておりました。留守中に柵を飛び出して家を荒らされてしまうことを恐れてのことでしたが、やはり私たちの身勝手ですよね。飛び出さないような柵を作ります。柵の場所も、これから考えていきます。またご相談させていただきたいと思っております。

昨日、夕の外遊びの時、私の目の前で犬がそれはもう嬉しそうに飛び跳ねる姿を見て、犬と接する喜びを実感しました。堀川様に教えていただける機会に巡り合え本当にありがたいと思いました。

犬が我が家の人間たち皆を良い方へ導いてくれているように思う今日この頃です。ありがとうございました。


返答内容
>何かのサイトで、犬は家の中にいてもほかの動物の存在に気付くとあったような気が・・

↑これは私のQ&Aサイトの記事だと思います。

お散歩中に、犬を飼っている他人の家の前を通ると気付くと思います。

真冬で窓を閉め切っているはずなのに、その家の数メートル手前から、中の犬に吠えられる時がよくあるはずです。(姿は見えていません)

それだけ臭い、音を感じ取る能力・感覚が優れているのです。


>家の中にいて犬が熊に気付き吠えて追い払ってくれたら理想・・

↑例えば、泥棒などには家に入られない対策としていいですが、今回は熊ですので、「家に入られないように」というよりは、登下校などの子供が「外で襲われないように」が重要だと思います。

そうなると、犬は家の中よりも外にいた方が良いです。

犬はより、視覚・臭覚・聴覚が発揮できます。また熊の方からも視界に入ります。

熊・猿対策であれば、犬は外飼いの方が良いでしょう。

ただ、家族として一緒に暮らしたい、長生きしてほしいならば室内飼いをおすすめいたします。


>我が家の人間たち皆を良い方へ導いてくれているように・・

↑昨日のメールからも、少し子供さん達の反抗期でご心配になっておられますね。

大事なことは「過干渉」しないことです。あ~しろ、こ~しろ、と言わないことです。

そして、過保護は良いのです。過干渉と過保護は違います。

子供の言うこと、要求は聞いてあげてください。(要求が実現できなくても「聞いている。やってあげたい。」という姿勢を見せる)

その姿勢から、子供は親の愛情を感じ取ります。愛情を感じた子供は、自信になり、つらい時を乗り越えることが出来ます。そして、その愛情を人にも向けます。

逆に過干渉は、「自分のことを分かってくれていない」と感じてしまうのです。過保護はOK、過干渉はNGです。

10代後半になっても、まだまだ子供です。

独立心がメラメラ出てくる一方で、愛情にも飢えているのです。その狭間でイライラします。


さて、しかし犬には同じ感覚を持ってはいけません。過干渉も過保護もいけません。

常に淡々と、主導性と毅然さを示してください。

一緒に嬉しそうに遊べるということは、信頼関係はまずOKです。ですが、ここからどんどん成犬としての本能が出てきます。

権勢本能、自我、独立心、支配欲、相手を見抜く視点が鋭くなっていきます。

ポイントは、5か月からの反抗期、7・8か月で急に知能が上がってズル賢くなる時期です。そこが犬のしつけの山場です。

1歳までは変化が激しく、大変です。一喜一憂さないで、やるべき態度で、やるべき事を淡々と続けて、子犬の成長を待ってあげてください。

それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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