犬のしつけがQ&Aで分かる!

子犬がご飯を食べない時の対処法しつけ方

質問内容
問題:犬がご飯を食べない。
病院にも行ったが異常なし(その日は点滴をした)

普通に遊ぶので、具合が悪いとかではないと思うが、餌を与えても逃げ回ったり、食べてはどっかに行って遊んだりする。

最初食べなくなった時はふやかしていたのですが、それをカリカリのままあげたらたいらげたので、その後ふやかさずにあげていました。

今はカリカリでも食べません。その後、器が気に入らないのかと思い私の手からあげるとしばらくは食べました。いろいろ調べ、缶詰めフードを混ぜたが、初日のみ食べただけ。餌を近づけると逃げたりする。

食べなかったら片づけるを本日から試験中です。ゲージの中で餌を食べるようにしつければいいのでしょうか?

この写真ではベットで寝ていますが、ほぼ毎日トイレとベットを何度も行ったり来たりしながら寝ています。(ぐっすり眠れていないのでしょうか?)

そのようなことで食欲がないのか・・などいろいろ悩んでしまいます。

犬種:トイプードル 年齢:3か月半 オス

飼い始めて51日目
動機:母の職場の方から譲っていただいた。

父:60代 朝2時間ほど接する 夜7時~
母:50代 朝2時間ほど      夜6時半頃~世話
私:30代 朝2時間ほど 夜7時~10時くらいまで
弟:30代 午後2時~4時くらいまで (不定期)

朝5時くらいに起床し、おしっこ・うんちをする。その後遊ぶ(ボールやおもちゃ) 朝6時半頃ごはん。7時半頃ゲージヘ(私が出社する為)その時はほぼ寝ているようです。

母が11時~11時半に一度外へ。おしっこ・うんちをして、昼ご飯。12時10分頃ゲージへ母が仕事へ。

その時間から・・・(その日によって違う)
パターン1:弟が帰ってくれば・・・午後2時か3時に外へ弟と遊ぶ。
パターン2:弟が帰ってこない場合・・・母の帰宅17時20分か18時20分頃に外へ。

両パターンともゲージの外へ出てから、おしっこ・うんちをする。

私19時すぎ帰宅。その後夜ご飯。

10時頃まで放し飼い状態。たまにボールで遊んだりしてます。

スキンシップ:朝ゲージから出した後、私が帰宅後まずぶんぶん尻尾を振ってお出迎えしてくれるので、抱っこすると顔をぺろぺろしてくる。その後、私の近くでおもちゃや何かをかじりながらお腹を見せるので、お腹をなでなでする。(私の手をかじるときもある)

遊び:父母私弟共にボールや引っ張ったりするおもちゃで遊ぶ。

しつけ:お留守番は比較的できると思う、おしっこはまだできないです。(チチチというとトイレシーツを 持って逃げ遊ぶ)。うんちは割とできると思います。

ほめ方:トイレを成功したときに体全体を撫でてほめる「できたねー」 など声をかけて。

しかり方:手をかじってくるので、「ダメ」とか「こら」とか「痛い」と言っていなくなるなど試しにやってみたが効果なし
おやつは与えておりません。おすわり、お手、ふせはフードで教えました。

抱っこは結構頻繁にします。(いつというタイミングなく)

ナデナデ:近くに来ると必ず頭から体まで一直線でなでます。結構頻繁です。

声かけ:朝「おはよう」 夜「ただいま」「おやすみ」など声をかけています。

散歩はまだです。


返答内容
今回は、心配されることはありませんので、毅然としつけを続けて大丈夫です。

今回の犬がドッグフードを食べない原因は、4つほど考えられます。

まず一つは、夏の暑さです。

人間も同じですが、恒温動物は体温を一定の値に上げて保たないといけませんが、夏場は体温を上げるためのエネルギーがほとんど要りません。

本能的なものと感覚的な面で、まず食欲は落ちます。

次は、成長期特有の不安定さです。ホルモンバランスの変化が激しく、食欲が出ない時がある一方、成長期ですのでたくさん食べる時もあります。

トイプードルの場合は、超大型犬のスタンダードプードルと、小型犬の交配を繰り返してどんどん小さくしてきたのですが、系統によってはとても大きい犬になったり、とても小さい犬になったりします。

小さいタイプの子は食が細い子が多いです。小型犬特有の食の細さが出ているだけかもしれません。

それから、ゲージの外で食べさせていることと、食べる前に遊んで興奮や遊び足りなさが残っている可能性です。

ゲージの外では犬は気が散ったり興奮します。遊んだ後ならなおさらです。エサはゲージの中で食べさせることと、食べる直前は遊ばないようにしてみてください。

食べたあと、2・30分ゆっくりさせてから遊びましょう。そうすれば血糖値も差が激しくなく安定して良いです。

ゲージの中にエサを置いて、スワレ・マテの型を作って指示音ジェスチャーでポンポン褒めて、ヨシで食べさせてください。

食べない場合は、声掛けしたり手で直接食べさせたりしないことです。興奮をあおるだけになったり、それが癖になって要求するようになります。そして、それが続くと主従関係が崩れていきます。

30分経った時点で、食べなくても残しても、一切声掛けもしないで、無視してそのまま下げてしまってください。お皿ごとラップでくるんで冷蔵庫で保存して、次のエサの時間に与えましょう。それまでは一切食べ物は与えないことです。

トッピングや缶詰を与えることもしないでください。

まだ子犬が幼くて消化器官が弱いですので、パピー用のドライフードをふやかすことです。

元気で遊ぶ、獣医さんの診断でも異常なし、であれば、単なるワガママだったり環境の問題です。

そして今回は、夏の間だけエサの総量を減らしてみてください。回数は減らさないで、一回の量を減らしましょう。半分にしても良いです。

先ほどお話したように、夏場に必要なカロリー量は少ないです。

ゲージの中で30分そっとしておく、食べる前には遊ばない。ということでやってみてください。

1食、2食は食べなくても大丈夫です。

成犬になれば1日何も食べなくても平気ですが、子犬の場合は3食(丸1日)抜くと低血糖でフラフラして危ないです。

丸1日食べなかった場合は、次の日は必ず動物病院で点滴しましょう。

ですが、おそらく今回は、お話した内容で食べるようになるはずです。変に気を使ってチヤホヤしないで、毅然と対応されてください。

特に、猫なで声でナデナデしたり手で食べさせたり、缶詰や人間の食べ物などのトッピング、オヤツなどはすぐに学習して癖になってしまいます。

さらに、そういう積み重ねで主従関係が崩れていきます。


【その他】

>トイレとベットを何度も行ったり来たりしながら寝ています・・

↑犬は人間と睡眠形態が違います。何度も断続的に浅い睡眠をとって、たまに深い眠りに入ります。

ですので、昼間にぐっすり寝ることもありますし、夜中に一人遊びすることもあります。

起きて寝て起きて寝て・・・を、人間よりも細かく繰り返すのが、犬の普通です。


>父母私弟共にボールや引っ張ったりするおもちゃで遊ぶ・・・

↑引っ張りっこ遊びはおすすめできません。人間と対面しての力比べになりますので、対抗心が付いたり、人間の動きに過敏になる傾向があります。

噛み癖、引っ張り癖、興奮癖がつきやすいです。

遊びは主導型のコング遊びにしてください。


>トイレを成功したときに体全体を撫でてほめる「できたねー」など声をかけて・・

↑犬を褒める時は、大げさや猫なで声でナデナデは止めましょう。犬の興奮をあおってしまって、せっかくの教えが入っていきません。

もちろん、喜びの表現も抑揚も付けていただいて良いのですが、リーダーらしく静かに堂々と褒めてください。

良い型には、必ず指示音ジェスチャーを関連付けながら、ポンポンポンして褒めてください。名前呼びも混ぜると良いです。(叱る時は名前は言わない)


>手をかじってくるので、「ダメ」とか「こら」とか「痛い」と言っていなくなる・・

↑これですと犬は意味が良く理解できません。甘噛みについては、Q&Aサイトの内容を実践されてください。


その他、普段の何気ない接触で猫なで声でナデナデ、抱っこなども変えていってください。

スキンシップは大切なのですが、そのやり方が問題なのです。

今回のご相談の内容も含め、全ての項目はすでに本書とQ&Aサイトでたくさん解説してあります。

本質や根本を学ばず、問題行動の対処法だけを知ろうとされるのは、とても危険です。特に私の犬のしつけは全てがつながっています。飼い方も育て方も躾けも全てがつながっています。どうか、ご理解くださいませ。

では、必ずご家族皆さんで本書とQ&Aサイトを何度も熟読されてください。

根本の理解がないと、必ず土台から崩れます。後に苦労することになります。せっかく本教材を手にしていただいたわけですので、ぜひご活用くださいませ。

それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)


 


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