犬のしつけがQ&Aで分かる!

リードを付けての散歩を嫌がる犬のしつけ

質問内容
・問題の内容
犬は生後5か月ですが、いまだに散歩に連れ出そうとしても嫌がり(?)庭から出ようとしません。但し、庭では元気良く走り回り、ボール遊びや紐の引っ張りっこをしています。月齢からして、こんなものなんでしょうか?

他には全く問題のない子です。

・愛犬の犬種、年齢・月齢、性別、(飼い始めてからの年月日数も)
犬種:ゴールデンレトリーバー 月齢:満5ケ月 性別:メス

現在、飼い始めて約2ケ月

・ご家族全員の年齢層、性別、一日の愛犬との同居時間
私(相談者):50、妻:同年代、同居の娘・息子:20代
愛犬との同居時間は勤務時間の関係で日により異なります。

・過去の接し方と、一日の流れ ※①~⑥を必ずお知らせください
【ポイント】(※本書を読む前の、以前の状況を正直にお知らせください)

飼い始めからの様子等を記載いたします。

①過去はどういうタイミングで、どういう「スキンシップ」をされてきましたか?
基本的には朝45分程度、帰宅後(夕方)1時間程度、庭もしくは、飼っていますサンルーム(6畳程度の広さ)内で遊びやじゃれ合いをしています。休みの日は外出しない限りはほぼ終日、一緒にすごしています。

②過去はどういうタイミングで、どういう「遊び」をされてきましたか?
上記、①や問題の内容のとおりです。

③過去はどういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?
遊びや、普段の生活の中で、やってはいけないことをした瞬間には『ダメ』と叱り、やめれば褒めるを繰り返しています。又、呼んで駆け寄ってきた時やボール遊びで投げたボールを銜えて持ち帰って来た時などは声と手でなでる形で褒めています。

又、家に一緒に居る際に粗相をしても、目の前でしない限りは黙って後片付けをするようにしています。目の前でしそうになった時には『ダメ』声をかけ、極力、トレイに連れて行くようにはしています。

④過去はオヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
おやつはあげていません。(朝夕の食事のみです。) 抱っこもしていません。なでることや声かけは、一緒に居る時には極力心がけてやっています。

⑤過去は散歩は何分、どんなやり方でしたか?
相談のとおり、いまだに散歩をしたことはありません。ただ、庭の中を一緒に歩く、私が少しの用事で近所辺りまで行く時などはノーリードながら、私の傍に着いて歩きますし、離れても半径5m以上は離れません。首輪は慣れさせるために日に30分程度は付けるようにしており、今では嫌がる様子もありません。

ただ、リードを首輪に付けると銜えようとします。『ダメ』と叱ると銜えませんが、その場に固まってしまい、動こうとしません。

⑥過去は一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
朝 5:30 起床・・サンルームに接する部屋で寝ていますので、犬がすぐに私に気付きます。
6:00 サンルームのゲージやトイレトレイの清掃・・この時には庭に出し、自由にさせています。
・遊べと、ボールや紐を銜え傍に来ます。
7:00 6:00から7:00ぐらいまでは食事や庭やサンルーム内で遊び、スキンシップを取っています。
 平日の日中帯は家族が仕事に出ていることがほとんどですので基本的には留守番をさせています。留守番はゲージに入れるのではなく、サンルーム内(ゲージも置いています。)で自由に過ごさせています。
息子が休みで在宅時には午前・午後、正味1時間ぐらいは庭で遊んでいるようです。
18:30 私が帰宅後、食事の準備やサンルーム内の清掃をしますが、その時には一緒に傍にいるか庭で遊んでいます。
就寝は22:00ぐらいですが、その間はサンルーム内で遊んでやったり、又は自分一人で遊んでおり自分が横になりたくなったら、教えた訳ではないのですが、自分からゲージに入り遊び、いつの間にか寝ているようです。

・愛犬のハウス周りの構成、環境など
ゲージはサンルーム内に置いています。(トイレトレイもゲージの横に据えています。)サンルームはリビングと、夫婦の寝室に接する形で、カーテンを開ければ様子は分かります。

以上です。よろしくお願いいたします。


返答内容原因は、幼少期からリードに慣れさせてこなかったことです。ノーリードでの自由運動を多くされてきましたので、犬としてはそれが当たり前になり、リードを付けられて自分の好き勝手出来ない状況になれば当然抵抗します。

まずは、ケージから出す際には必ず犬にリードを付ける癖にして下さい。ただし、今までとのギャップが強すぎますので、徐々に慣れさせるためにリードを付けても人間が持たないでプラプラ引きずらせてください。

そのままボール遊びをしながら徐々に慣れさせ、時々そのリードを持ってちょっと歩いてみる・・また放して遊び・・時々持って歩いてみる・・を繰り返しながら、簡単なレベルから徐々に慣れさせていってください。日にちをかけて、段々とリードを持って一緒に歩く時間を増やしていけば良いです。

そこから延長してリーダーウォークにしていって下さい。

犬が止まって踏ん張って動かなくなった時は、逆にそれを利用してマテを教えると良いです。そしてずっとマテをさせていると、今度は犬が動きたくなってくるので、ソワソワしてきたらコイやツケの指示ジェスチャーで軽くリードを引きながら誘導し歩き始めましょう。

>月齢からして、こんなものなんでしょうか?・・

↑これは関係ありません。というよりも逆で、幼少期から習慣付けたり慣れさせてこなかったからです。そして主従関係が上手くいっていないと、コントロールされることを犬は嫌がります。

そろそろ反抗期も始まりますし、体が大きくなり、知能も高くなってきてズル賢くもなってきます。成犬本来の権勢本能なども出てきます。

今までのような、犬の好きに合せるような接し方・飼い方では、今後大きな問題が出てきます。

>なでることや声かけは、一緒に居る時には極力心がけてやって・・

↑必ず何か犬に指示を出して、それができたらご褒美にポンポン褒め・・という形にして下さい。指示で出来なかったら型で教えて褒めて関連付けます。オテでもスワレでもゴロンでも何でも良いので、主導性と毅然さは常に保ってください。

意味の無い声掛けナデナデは、下位がする従属的な挨拶そのものと同じになってしまいます。反対に犬の方からキスさせるなど、挨拶させる関係にしないといけません。

>首輪は慣れさせるために日に30分程度は付ける・・

↑もう付けっぱなしにして外さないでください。そういう環境にしないから犬が慣れることができないのです。首輪があれば、色んな教えの型も作りやすいですし、万が一の時の迷子札も常時付けて安心できます。

犬も今までチヤホヤされ、好きにやってきましたので激変はいけません。少しずつ少しずつ優しいレベルから徐々に展開していってください・・・

 

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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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