犬のしつけがQ&Aで分かる!

初めて子犬を飼うので分からないことばかり

質問内容
初めて子犬を飼うので、分からない点が4点ほどあります。教えてください。

生後2か月のフレンチブルドッグ。性別はメスです。我が家に来てまだ6日目です。
他に犬など動物は一切いません。

主人 26歳、私 25歳、父 57歳、母 56歳 の4人家族です。住居は二世帯住宅になっていて、子犬は2階のリビングにいます。そこは私達夫婦の居住スペースのため、時折母が様子を見に来る時以外は、私達と子犬の二人と一匹になります。

平日は私達夫婦は仕事に出るため、7時半~17時半頃までは子犬をケージの中で一人でお留守番させています。食事とお風呂、寝る以外の時間は子犬のいる部屋で過ごしますので、平日でしたら2~3時間を一緒の空間で過ごします。

休日は家にいればなるべく同じ空間にて過ごします。一緒にいる時も遊びの時間以外は、ケージの中にて過ごさせています。

1.リードウォークは生後何か月から実践しても大丈夫でしょうか?
今やると首に負担とかあるのか?と心配です。

2.トイレの合図はとにかくどこでした時でも教えて、正しい場所でした時だけ褒めてあげればいいでしょうか?

3.ケージの外に出してリビングで遊ばせると、本来のトイレではなくどこでも構わずトイレをします。生理現象なので怒ったりはせず片付けはするのですが、まだケージの外に出すのは早いのでしょうか?

このまま外で遊ばせていろんなところでトイレをさせていると、トイレを覚えなくなるのではと心配です。ケージの中にいる時は、かならずトイレでします。一度だけベッドで少ししてしまったことがありました。

4.ケージに入って欲しいなと思っても、自分からは決して入ろうとしません。抱いて入れてしまうしかない状態です。自らケージに入ってくれるようにしたいなと思います。ケージに無理に入れると、そこに不快な思いをさせるようで良くないのかなと思いまして。

5.ケージから出しても自分勝手に好き放題遊んでいます。名前を呼べばこちらを向いてもくれますが、好きなとこに走っていってしまいます。こちらがリーダーと認識されれば解決していくのでしょうか? それとも子犬とはそういう生き物なのでしょうか?

今までの接し方など

1.スキンシップは一緒にいる時は、なるべく撫でたり、声をかけたりしました。私はさらに少し離れていても、ちらちらと様子を伺ってしまっていました。特にいつというタイミングはなかったです。少し静かにしている時があっても撫でたりしていました。

2.遊びは特にタイミングを決めていませんでした。ご飯の前か後が多かったと思います。ケージの外に出して、気ままにうろついています。蛙の噛みつける人形があるので、それに噛みつかせて引っ張り合いをします。最後は子犬に引っ張って与えてしまっています。おもちゃには興味を示す時と示さない時があります。一回の遊びで15分くらい自由にさせています。

3.子犬のしつけなどについて

褒め方は、ケージから抱っこで出して「ヨシヨシ」と声をかけながら、撫でまくる。
・ご飯をきちんと食べ終わった時
・トイレを正しい場所でした時
・静かにケージにいる時
・仕事から帰ったらケージの中できちんと待ってた時

叱り方は、首の後ろをつかんで持ち上げて、「コラッ」と声をかけケージに戻す。
・指に噛んだ時
甘噛みもあるかもしれませんが、手を噛むことを覚えると危ないかと思い、噛んだ場合は力加減に関係なく叱っています。それ以外に、吠えたり鳴いたりは無視しています。目を合わせず近づきもせず声もかけません。

4.オヤツはあげていません。
抱っこ、ナデナデ、声掛けは頻繁にしていたと思います。本を読み始めて、ナデナデや抱っこはNGだったと知ったところです。。。
最初は出かける前や帰った時に声をかけたり目を見たりしましたが、現在はそれらをやめ始めたところです。(一日目ですが)

5.散歩はまだワクチンが済んでいないのでしていません。

6.平日のタイムスケジュール
7:00 朝ごはん(ご飯ができる前の時間に、トイレ掃除)
7:30 私が仕事にでかけます。
7:00~7:30までは子犬のいるリビングでできる限り朝の支度をします。
7:30~18:00まではケージにてお留守番
18:00 主人が帰宅。子犬のトイレ掃除や少し遊ぶ。
19:00~20:00 私達は食事のため1階リビングに移動。子犬はケージで留守番。
20:00 子犬の食事。食事の後15分くらいケージの外で遊ばせる。
平日はこんな感じで一日を過ごしています。

初めて飼う子犬なので、飼い主の私達(特に私)が戸惑うことばかりです。縁あって家族になったので、本当の絆を築きたいと思っています。

不安になっていた気持ちも堀川さんの本を読むと、すっきりしました。お返事お待ちしています。質問事項が多くてすみませんが、よろしくお願いします。


返答内容まず、この時期の子犬の現状を理解しましょう。とにかく知能が低く、経験も何もない小さな猛獣状態です。結果は期待しないことです。

親犬は、もう子犬が生後1か月も過ぎると、チヤホヤ世話をすることはもうなくて、反対にしつけを淡々としていきます。

子犬はとにかく噛みますので、親犬はひっくり返して唸ったり、軽く噛んで叱ります。兄弟ゲンカでも、噛まれて痛い思いもしながら学んでいきます。

本来はそうやって数か月かけて学んでいく時期に、引き離されているわけですので、今度はそれを人間家族が躾してあげないといけません。

では、一つずつご指摘していきますが、その前にお願いです。

現在、朝と夜の食事2回ですが、生後2か月の子犬にはこれは酷です。朝から夜までの間隔が長すぎます。お母様はお昼に来れないでしょうか。できたら来ていただいて、食事を与えてトイレを片付けてほしいのです。

もちろん、チヤホヤかまう事はしないで、横目で監視します。まだ幼いので、食事が気管に詰まったりしないか食べ終わるまで監視して、出来ればオシッコ・ウンチを教えて、シートを替える・・というところまですれば、ベストです。

>1、リードウォークは生後何か月から?・・

↑本書にも書きましたが、本格的なリーダーウォークは3か月くらいまで待ってください。ただし、その前に首輪とリードに慣れさせないといけませんので、もうそれは始めてください。

首輪もリードもすぐ付けないで、数日かけて、まずケージの前に置いて見せ臭いを嗅がせておく・・遊びの中で何となく付けてみる・・というところから徐々に、段階を作ってあげてください。

最初は嫌がりますが、付けて慣れるまで見守ることも必要です。そして、3と5のお話も含めますが、少し慣れてきたら、子犬をケージから出す際には「リードを常に付ける癖」にされると良いです。

子犬がリードを付けたまま遊んだり、ウロウロすることによって、必然的にリーダーウォークに近くなっていますし、お散歩デビューの練習にもなります。そして、オシッコ・ウンチの素振りに気を付けていると察知できるようになるので、そこですぐにトイレに誘導できるからです。(あるいは粗相をストップさせる)。

2、ですが、まずはオシッコ・ウンチの行為と何かを関連付けておかないと、教えることも促すこともできませんので、まずは指示音と行為をとにかく関連付けしておくことが第一です。

犬のしつけでトイレだけは唯一叱ってはいけません。子犬はオシッコしただけですので、叱られるとオシッコの行為そのものと結びつけてしまって、隠れてアチコチしてしまいます。

失敗が常態化すると、なかなか直すのが難しくなるので、先ほどのようにリードで誘導できる準備をしておくことと、音の指示音の関連付けが先決です。

そして、本書の条件を作ってトイレで促してください。そこでしたら、音出しはもちろん指差しで場所の関連付けもしながらポンポンで褒めます。

ケージから出すとアチコチするのは、興奮でチビッているのです。ですので、オシッコを促したい時は、逆にそれを利用して少し興奮させたらいったんケージに戻して、関連付けしておいた音出しで促すと良いです。

結果は、それをやった数に比例します。ただし、お話したように今の月齢は幼すぎますので、知能も低いし興奮もコントロールできませんので、経験を積ませて淡々と教え続け、子犬の成長を待つことも必要です。

4、ですが、ゴハンや遊びなどの楽しいことを関連付けてあげることです。(食べ物で釣る感覚はいけません)。

ケージ内にゴハンを準備したら、いったん子犬を出します。スワレ・マテの指示で型を作ります。子犬はケージに行きたがっていますので、子犬を放してケージに入るまで「ハウス・ハウス・・」を連呼して、入ったらハウスの指示音とポンポンで褒めてさらに関連付けします。

他には、いったん子犬をケージから出したあと、飼い主さんがケージに手を入れて動かしたりボールをケージ内で転がしてあげて呼んでください。入るまでハウスの連呼・・入ったら指示音とポンポンで褒める・・ということの繰り返しです。ハウスを指差しするジェスチャーも交えると良いです。

同時にマテ・コイを教えていけば、指差しでそこに移動することを覚えますので、まずマテ→コイ→ハウスの順に教えても良いです。

ハウスに入れて褒めたら、それで終わりにしないで、またコイで出して褒める・・またハウスで入れて褒める・・ということを繰り返せば、「ハウス=楽しいことが終了」というパターン化が避けられます。

「いったんハウスに入っても、またすぐ楽しい遊びが再開される・・」、ということを理解させます。

何を教えるにも、とにかく子犬にシンプルに体現させることです。テレビの再現VTRのように、同じ動きを何度も何度も(再生)作ってあげて、そこに指示音やジェスチャーを関連付けポンポンで褒める・・それだけです。

そして、同じ教え方・叱り方・褒め方をしても、犬との関係次第でその効果がまったく違ってきます。その関係作りの基本が、普段の何気ない態度しぐさ接し方全体が関わっているのです。

>噛みつかせて引っ張り合い・・

↑この遊びは止めましょう。対面しての力比べは対抗心や興奮が激しくなります。また人間の服を噛んで引っ張る癖が付きやすいです。主導性も乏しいです。遊びは良い要素がたくさんある主導型のコング遊びにしましょう。

猫なで声や大げさにナデナデで褒めるのは止めましょう。犬には従属的に映ります。褒める時も毅然と、良い型に指示音やジェスチャーを関連付けながらポンポンで褒めます。

ですので↓
>「コラッ」と声をかけケージに戻す・・

↑このように「叱って終わり」にしない事です。叱るのは褒めるための過程にすぎません。叱って悪い型を止めたら、その型は良い型になっているので、褒めとの関連付けで良い型を覚えさせます。

それと、叱ってケージに・・というパターン化で、子犬の中で「ケージと叱られる嫌な事」が関連付けされてしまいます。それで4の現状が出てきます。

>噛んだ場合は力加減に関係なく叱っています・・

↑そうしてください。噛む素振りも許してはいけません。「ダメ」で叱って口閉じして、すぐに「シ~」の音で関連付けしてポンポンで褒めます。

もしくは、噛まれた指を犬の口に更に押し込むのも効果的です。「シ~」にするのは将来の吠え癖も同じ方法で教えられるからです。

褒めたらすぐ口を解放しますが、そうしたらまたすぐに子犬に指をあえて見せてください。子犬はまた噛んできますので、再度「ダメ」で・・・ひたすらこれを繰り返します。繰り返していくと、指を見せても噛まなくなる瞬間がきますので、そこでしっかり褒めて何度も反復することです。

いったん覚えても、また再発したりしますので、気にしないで淡々と毅然と毎日続けてください。

>吠えたり鳴いたりは無視・・

↑軽いクンクン鳴きは無視して良いのですが、ワンワン吠えを放置すると退屈吠えを覚えてしまい、一日中吠える犬もいますので、吠えは一貫して教えてください。ただし、甘く叱ると「吠えるとかまってもらえる」、と犬が学習するのでご注意です。

ヒザに乗せる抱っこなどもいけません。犬の世界では、マウンティングや飛びつきもそうですが、体位が従属性・優位性を表すのです。

では、本書・ホームページ・メールを何度も読み返しながら続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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