犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけでは部分的な手法の上塗りが一番危険

質問内容ここ最近犬の様子がおかしいので、しつけの相談させてください。

現在3才半、これまでずっとケージの中にハウスを入れてその中で寝かせていました。ところが、最近になって、夜中に突然 ケージの中で吠え出すようになり、どう対処したらよいのかわからず困っています。

いけない!と、厳しく叱ってから無視していると、どんどん吠えが激しくなって、犬もゼエゼエハアハア息切れしながらほえつづけるのでこちらも耐えられず結局最後はケージから出して、自由にさせてしまいます。

一体何が原因で突然真夜中に吠え出すのか?  何かメッセージがあるのか?どう対処したらよいのか。。。?  しつけの一環としてトレーニングできることがあれば教えていただけますでしょうか。よろしくお願い致します。

以下、最近までの状況を正直に振り返ってみました。(本書を買った後もずっとこんな感じ)

>・愛犬の犬種、年齢・月齢、性別、(飼い始めてからの年月日数や犬を飼うことになった動機なども)

↑トイプードル、雄 、3歳半。 生後4ヶ月の時にブリーダーさんから引き取りました。動機は、前から犬が好きでいつか飼いたいと思っていたからです。

> ・ご家族全員の年代、性別、一日の愛犬との同居時間は?

↑私自身は一人暮らしで仕事をしているので、日中は実家の両親のところに預けています。朝、近所を10ー30分ほど散歩してそのまま実家に連れて行きます。夕方は父が毎日散歩に連れて行ってくれています。ドッグランのような、芝生の広い公園があるので、そこで他の犬たちと一緒に1時間ほど走り回って遊んでいます。

実家には両親・弟2人、猫一匹がいます。

> ①過去はどういうタイミングで、どういう「スキンシップ・遊び」をされてきましたか?

↑スキンシップは、時々抱っこしたり、ブラッシングのついでにボディーマッサージをしたりしています。遊びは、時々ボールや雑巾の引っ張りっこなどをしています。

> ②過去はどういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?

↑犬のしつけ教室に通って、基本的なことをしつけました。(おすわり、ハウス、お散歩の仕方など。。。)

しかし、以前として、無駄吠えやトイレの失敗があったので、堀川さんの教材を使って、再度トレーニングし直しました。 チャイムに反応しての狂乱吠えが改善されたり、リーダーウォークができるようになりました。

> ③過去はオヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?

↑していました。

> ④過去は散歩は何分、どんなやり方でしたか?
> ⑤過去は一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
> ⑥愛犬のハウス・トイレ周りの構成、環境など
> ⑦「寝かせる時はゲージ内」ということは分かりましたが、それ以外の時はどこで過ごされていますか?

↑休みの日で私が家にいる時は、私の家で過ごしています。私が移動するところすべてについてきて、そばでじーっと私の行動を観察しています。私が腰を落ち着けると、膝に乗ってきたり、または自分のお気に入りのクッションのうえに寝そべっって、寝ていたりします。

実家での様子は、聞いたところによると、弟がいれば弟の部屋にいったり、母親が本を読んでいれば膝に乗ってきたり、父親が寝ながらテレビをみていれば、父のお腹に乗って一緒に寝ていたり、猫に自分からちょっかいを出してじゃれあったりと、割と自由気ままに過ごしている様子です。

> ⑧吠え方ですが、「ウーワンワンワンワンワン!」というような、うなりがあってマシンガンのような連続した吠えですか?それとも「ワン!・ワン!・ワン!・」というような一瞬間が空くような吠えですか?

↑最初は、「クゥーーン、クゥーーン、、、」という、寂しげで、悲しそうな、か細い声で泣いています。この鳴き声は、夜中に突然始まります。毎日8時ー9時くらいに歯磨きをして,「ハウス」の号令で自分からゲージに向かい、ハウスに入りますので、「 お休みーまた明日ね。」と言って、ゲージに布をかぶせて真っ暗の状態にして寝かせています。いつも通りすぐに睡眠時状態に入るようなのですが、夜中12時過ぎくらいに吠え出すことが多いです。

しばらくこのか細い鳴き声を無視していると、「 キャン!キャン!キャン!」といった途切れ途切れの、甲高い吠えになってきて、いけない!と厳しい声で叱ると一瞬静かになりますが、すぐに吠え出して、最後には「ワンワンワンワン」という吠えになります。

この時点で、かなりの声量で、近所にも迷惑なのでこちらがギブアップして、ケージから出してやります。

ケージのドアを開けると、物凄い勢いで飛び出してきて、私の胸に飛び込んできます。この時点で、犬はとても興奮していて、息も荒く、心拍数もかなり激しい状態になっています。

最初は、何か怖い夢でもみたのかな。。。?と思ったりして、しばらく抱っこしてナデナデしてからケージに戻そうとしたのですが、そうするとケージに入ることを極端に拒否するので、なんとなく可哀想になって、そのまま私のベッドで一緒に寝てしまいます。

> ⑨最近暑くなってきましたが、夜に窓を開けていて外で何か音がしませんか?

↑最近、窓を開けたままにしていますので、何か物音はあるかもしれません。

> ⑩猫を見ると吠えますか?

↑散歩中出合う猫に吠える時と、全く吠えない時と、両方あります。

> その他、何か環境面で変化はありましたか?

↑もしかしたら、部屋(またはハウスの中)が暑いのかも? しかし過去2回、夏の時期を同じ環境の中で問題なく過ごしてきたので、それが原因かはわかりません。

最初に通ったドッグトレーニング教室で、犬を人間と一緒に寝かしてはいけないと教わったので、寝る時は私とは別の部屋で、ゲージの中で、としつけましたが、友達で犬を飼っている人たちはほとんどゲージやハウスは使っておらず、夜も一緒に添い寝をしているそうなので、家もそうしてみてもいいかなー。と思っているのですが、実際はどうしたら良いでしょうか。

以上、近況です。何か原因や対策法があれば教えていただけますでしょうか。よろしくお願い致します。

 

返答内容

今回は、残念で厳しい冷たいお返事をすることになりました。どうか、お許しください。

私は、販売ホームページでも本書でもQ&Aサイトでもお話しておりますが、「犬のしつけは全てつながっている」ということを何度も申し上げております。

自分の気に入った手法だけ上塗りしても、犬のしつけは絶対に成功しません。

今回は単に、「出して自分をかまってほしい、一緒に寝てほしい」と、トイプードル君が要求鳴き・要求吠えしているだけです。

犬をチヤホヤ甘やかし、好き勝手させている習慣をつけているのに、そこに人間の都合で「今はこうしなさい・あーしなさい」と指示したところで、犬にはまったく理解はできないのです。

それどころか、習慣が実行できないので犬はすさまじいストレスを抱えることになります。

主従関係を作っていないのに、アレコレ指示されても教えられても、犬は聞きたいと思えないのです。褒められても嬉しくもないし、叱られても気まずくないのです。

この本質を分かっていただきたくて、いろんなお話をしているのですが、ご理解いただけなくて残念です。

そして、それをご理解するおつもりがないようでしたら、もうこのメールも本書も捨てていただき、私の存在も忘れてください。

本書やQ&Aをお読みいただいたはずですし、過去にもメールでお話もしております。しかし、その後も今回ご報告いただいた接し方はすべて逆のことをされています。

私がお話することをお守りいただけないのに、アドバイスをできるはずがないのです。

そして、アドバイスした部分部分の手法だけを上塗りすることはとても危険で、トイプードル君が苦しむだけなんです。

もう今回は、二つに一つです。

大半の原因はご実家にあります。ご本人にもあります。

もうトイプードル君も成犬になっていますので、食事の時間は空いても大丈夫ですから、ご実家にあずけないで留守番させ、犬との接し方を根本的に修正する・・これが一つです。

もう一つは、もう私の事は忘れていただいて、ご自由に犬を飼っていただくことです。

運良く、今回のトイプードル君は素性がすごく良い子です。普通の犬なら甘やかしで誤解し、唸ったり噛んだり手におえなくなっています。

でもそうではない素性の良い犬でしたので、このまま夜も添い寝で過ごされてみられればよろしいです。

しかし、何かガマンする必要性がある場面では、ストレスを強く感じる犬になります。また、今後主従関係が大きく崩れて威嚇や噛みつきなどでご苦労されても、それも受け入れなければいけません。

私の犬のしつけ方や接し方・環境を全てお守りいただいて一貫されるか、忘れていただいて何も犬のしつけをされないか・別の手法を探されるか・・

この二つに一つです。

私の犬のしつけ方や接し方・環境は、本書やQ&Aサイトにそのまま書いてあります。それを全てされるかされないかだけなんです。

された上で何かアドバイスを・・ということでしたら何度でもアドバイス申し上げます。しかし、大切な基本をお守りいただいていないのにアドバイスは出来ないのです。むしろ危険なことなのです。

本書の販売ホームページでも、「甘やかしをすることで犬にストレスになる」ということをハッキリと申し上げております。

そういうご覚悟のもと、ご購入いただいていると思っているのですが、私の説明不足でしたでしょうか。

今回は二つに一つです。

あとは、どちらを選ばれるか・・になります。私は人に自分の価値観の押し付けはいたしません。ご自分の価値観のもと、ご判断されるのが一番です・・・

 

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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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