犬のしつけがQ&Aで分かる!

同居人の犬のしつけや関わり方・手や髪の毛を噛むなどなど

質問内容
はじめまして。堀川様のサイトを拝見させていただき、向き合う大切さを感じアドバイスを頂戴出来ましたらと思いメールを致しました。

・犬の問題行動:私の手や髪の毛を噛む。散歩時止まってしまう。食糞。
・犬はイタグレのオス 6か月。飼うことになった切っ掛けは同居している人が一目ぼれした為。
・同居人 男性一人と私。

<犬との時間>
飼い主(同居の男性)は大体仕事のある時は6~7時間位過ごしていると思います。私は仕事のある日は4~5時間位です。

<過去の接し方>

①過去はどういうタイミングで、どういう「スキンシップ・遊び」をされてきましたか?

⇒起床・帰宅ともにすぐにハウスから出すのではなく、一息置いて身体(主に耳の後ろや肩付近)を触っています。遊びは、こちらもひと段落してボールや音の鳴るぬいぐるみ。

最近はダメになった靴下で遊んでいます。靴下は2足あるので片っぽずつ投げて遊んでいるうちに持ってきて、おもちゃを少し放すようになりました。まだまだ「もってこい」のキャッチボールは時間がかかりそうですが・・・

②過去はどういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?

⇒基本的なしつけは飼い主(同居人)が行ったのですが、ハウスから出る時などは、お座りをさせて出来たら「よし」と声をかけ出しています。

現在、お座り・伏せ・マテは出来ます。「こっちにおいで」と呼んだら基本は寄ってきます。私はお座りとマテが出来て「よし」と同時位に軽く肩をポンと叩きます。

褒め方は基本は「よし」や「いい子」と言ってます。たまに「偉い」「男前」と声を掛けることもあります。叱り方は「いけない」や「ダメ」少々感情的になった時は「ヤメテ」と声量が通常より出ている場合があります。

手や髪の毛・顔回りを噛んだり、肩に両手を乗せてくる時は、「いけない」と言って、仰向けにします。仰向け固めを何とか実践したいと思っているのですが、手足が長いせいか暴れてしまうので、身体で足や手を少し抑え込み、手であごの下から口を閉じ、少しおとなしくなるまで実践してます。ただ、かなかなにしつこいので、その時々で仰向け固めやこぶしを作り口の奥へ押し込んだり、手を隠したりしています。

おとなしくなって「よし」と肩を叩いて褒めるのですが、またすぐ噛んでくるため永遠にエンドレス状態です。そのうちストレスになるらしく部屋中を走り回り、ひどい時は突進して体当たりしてくるときもあります。あまりにしつこい時は一旦部屋から出て暫くして戻り、また噛み癖と格闘です。

歯も殆ど生え変わり上の犬歯や小さいはのみなので、もう甘噛みではないのかなと思ってます。あまりにもしつこくムカッとしてしまい過去2回ほどマズルを掴んだこともあります。(反省です。)

③過去はオヤツ、抱っこ、猫なで声でナデナデなどされてきましたか?

⇒オヤツはしつけの際に使用したりしています。私は、餌の一部を残しておきドックフードでしつけをする場合もあります。お留守番前はハウスに入れる前に朝のドックフードをお留守番コングに入れたりしてやっています。

飼い主(同居人)は膝に勝手に入ってきた場合等はそのままにしているようです。私は、一緒に暮らし始めた頃はよく膝に乗られていましたが、最近は膝に乗ってくることはない気がします。横か股の間に入ってくる事はあります。股の間に入って寝る時は、足に顎が載っていますが・・・

悪さをしたりした時や病院に行った時は抱っこをします。猫なで声のナデナデはマッサージも含め、暮らし始めた初期は行っていました。最近はなるべく気を付けているのですが、いい子で待っている時や出来た時は「いい子~」と撫でてしまう事があります。 (言い訳になってしまいますが、私が噛まれたり反抗されているのでちゃんと指示が通った時嬉しくなり猫なで声に近い褒め方になってしまっている感じです。)

④過去は散歩は何分、どんなやり方でしたか?

⇒平日の散歩は飼い主(同居人)がしているのではっきりとは分からないのですが、20~60分位散歩をしているようです。私は休みの日と飼い主(同居人)が夜勤の時に夕方1回が基本で、20分位です。

最近までイタグレは散歩が苦手で、よく立ち止まったり座り込んだりしていて、その際はしゃがんで呼んだり、少し強めにリード(ハーネス)を引いて引っ張る感じで歩いていました。 あまり無理やり引っ張って行くのも違う気がしたので少しずつ距離を伸ばして散歩してました。4~5月の私が散歩の時は10~20分位でした。

今月に入って止まったりしゃがんだりすることはあるのですが、へっぴり腰でも歩くようになったので、なるべく横につくように「つけ」と言いながら歩いています。ただ、走り出した場合一緒に走ったりすることもあります。

リードをぐいぐい引っ張って歩いて行く場合は立ち止まったり、方向転換を心がけています。歩かなくなったり座り込んでしまった場合は「おいで」と言って目線を合わせることもあります。

⑤過去は一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?

⇒平日の基本的なスケジュールは

5:00~7:00 起床。カーテン等を開けてから「お座り・マテ」の指示後ハウスから出します。
7:00 飼い主(同居人)が日勤の場合 出勤。
7:00~8:00 朝ごはん(ごはんは必ず私が食べた後にあげています。)
                  掃除や洗濯の合間におもちゃで遊んだりしています。
8:20 出勤
※8:20~17:00までは基本犬は留守番です。
17:00 飼い主帰宅(同居人)
         遊んだり散歩に行ったりご飯をやったりしているようです。
20:00~21:00 飼い主自室へ
20:30~22:00 帰宅 (食後おもちゃで遊んだりしています。)
23:00~24:00 自室へ(犬はハウスへ)

飼い主(同居人)が夜間勤務もあるため、夜勤の場合は14:00~14:30の間に出勤し、私は20:00過ぎまでには帰宅出来るようにしています。帰宅後、雨でない場合は20分位散歩し、先に私が食事をしその後ご飯をやっています。

食事の時間は同じ時間にはやってません。朝夕ともに前日より30分~2時間は間隔を
空けています。

⑥愛犬のハウス・トイレ周りの構成、放し飼い・つなぎ飼い環境など(なるべくお写メール添付でお願いします)

⇒ハウスは子供の敷布団位の広さで、サイズ調節が可能なハウスを買いました。トイレはハウスの中に1つとハウスの外(位置は同じ位置です)に1つの計2つあります。人がいる時は家の中で放し飼いです。今の住まいは賃貸で2LDKです。

文章が長くなってしまい申し訳ございません。最近 私だけ手や髪・鼻や耳に噛みついてくるのと本日、来週去勢をするのに近くの病院へ飼い主(同居人)と一緒に散歩をしながら、歩いて行く際「散歩の仕方間違ってるんじゃない?」と言われてしまいました・・・

犬の態度も気になる部分もあり堀川様へメールをさせていただきました。初めて飼い主と一緒に本日散歩へ行ったのですが、帰り道私がリードを持っていたのですが、飼い主にばかりアイコンタクトを送っていたのが気になりました。

私だけで散歩に行く時はアイコンタクトとれるのですが・・・また、私が過剰反応しすぎなのかもしれないのですが、電信柱や壁を匂おうとする時「マーキング」を恐れ、いつも「行くよ」といい引き離していました。地面を匂う時はいいのですが、しつこく匂い始めたり、石やごみ・葉っぱを食べようとすると「ダメ」といって引っ張っています。

それを見て飼い主がそれでは犬が可哀想。だから噛まれるんじゃない?と言われ正直ショックでした。

また、朝菓子パン等を朝食にしていることが多いのですが、よくジャンプして飛びかかってくるので立って食べるか、リビングを策で仕切り出てこれないようにして食べています。

食糞もなかなからず、不在時や深夜~早朝は打つ手が現時点ではないのですが、居る時にした 場合、今まで同様すぐ片付けてはいますが、最近うんちが出た時、「偉いね」と言い、オヤツを一つあげています。その隙に片付けたりしてます。

家に居る時、私の後追いばかりしてきます。(信頼されて居ない証拠だと受け止めています。)

犬と触れ合うのは初めてではなく、実家でビーグルやシーズーを飼っていました。ただ、私自身も幼かったため、1からしつけ含めある種責任をもってしつけるのは初めてに近いです。人間同様犬も十人十色と理解しているのですが、実家にいたビーグルやシーズー・現在居るトイプーやミニチュアダックスは比較的大人しく、甘噛みや噛みつきもイタグレのようにしつこくなかったので・・・(苦笑

私の気持ちにも問題があるのかと思っています。私はあくまで同居人なので飼い主(同居人)のように犬の人生を背負うとまで気持ちを持って行っていないのです。正直いつまで一緒に過ごせるか不明です。飼い主より犬に対する気持ちが薄いのも事実だと受け止めています。

犬の家族ではないですが、今一緒に時間を過ごしているのは私も同様ですし、今と少し先の未来は犬とちゃんと向き合ってよい関係を築きたいと思っております。ましてや犬と人間の時の流れは違うので・・・

ダメな部分が多々あると思うのですが、アドバイスいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。


返答内容
まず今回のメール内容は、同居男性の方にもぜひ「最後まで」見ていただいてください。

さて、今回のイタグレ君のしつけですが、全体的には正しくやってこられました。常時の放し飼いやチヤホヤをされてきたわけでもなく、主導性・毅然さもある程度保ってきましたので、良かったです。

それと、今回のイタグレ君の素性も良かったです。生後6か月のイタグレのオスで、現状はとても上手くいっています。良い出会いに感謝して、これからも頑張っていきましょう。

今回は、少し気になった点・改善したほうが良いと思う点だけアドバイスしておきます。


ですが、その前に根本的なお話をしておきます。プライバシーに関わりますが、大事なことですのでお話いたします。

まず、○○様のお立場としては、これ以上出来ないくらい良くやってこられました。同居男性の方にはぜひお考えいただきたいですが、○○様としてはご自分の意志で飼った犬ではなく、家族ではない人の犬を、飼い主さんと「同じように接してくれ。言う通りやってくれ」というのは少し酷です。

例えば今回のイタグレ君の購入に関しても、ご夫婦(家族)としてよく相談し合ってお決めになられたのであれば、これはお二人に同等の責任があって、相談しながら犬のしつけを続けなければいけませんが、今回の○○様の立場としては複雑で、これ以上の改善心を保つのは少し酷なんです。

同居男性の方が○○様にアレコレ求めるのであれば、まずはその前に、男として責任を示して(つまりご結婚されてご夫婦として)、その上でイタグレ君を一貫して教育していくべきです。

その一貫ルールは、ご夫婦で良く話し合って決めて、お互いに修正し合っていけば良いのです。

そういう背景がなく、今は「他人の犬」というお立場ですので、しつけや関係作りを続ける精神力・気迫・愛情が低くなってしまうのは当然のことです。それは必ず犬にも伝わります。現状ではしかたの無いことです。

それを考えたら、今の○○様は大変良く頑張っておられると思います。

もちろん、「余計なお世話だ!」と思われるはずですが、嫌われることを承知でなぜ私がお話申し上げたかと言いますと、私達人間の大人は、相手の事情を理解して協力したり考慮してあげることができるのですが、犬にはそういう事情や人間の文明を理解できる知能が無いからです。

犬にはギャップや矛盾が理解できず、イライラ反発するだけになってしまいます。それを忘れてはいけません。


さて、そういったご事情をとりあえず置いておいて、客観的にアドバイスするとしたら下記になります。個別に見ていきましょう。


・スキンシップ、遊び

ある程度主導型で遊んでおられるようで、全体的に良かったです。おすすめは主導型のコング遊びです。喜ぶ犬が多いです。本書やQ&Aサイトを参考にして、必ず主導性と毅然さを一貫してください。

コングを転がす前にスワレ・マテをさせる。出来たらポンポン褒めて転がす。指示で出来なかったら、型を作ってあげて教えて褒めて転がす。

(好きに噛ませる時間も作りますが)転がして犬がくわえたらコイで呼び戻しをします。呼び戻しが定着するまでは、犬にリードを付けて持っておく癖にすると良いです。

リードを軽く引いてコイで誘導し、来たら褒めてください。

そしてダセの指示音と同時に、手でコングをつかんで犬の口から取り出し、もう片方の手の平に乗せえて見せます。そこでもダセの指示音を出しながら褒めます。

そしてまたスワレ・マテ・・・この繰り返しで主導型にしてください。

指示音、ジェスチャー、褒め方もそうですが、お二人で同じ物で一貫してください。

「こっちにおいで」「もってこい」などバラバラだったり、長い言葉にしないで、

スワレ・マテ・コイ・キャッチなど、短い単音にしてあげると良いです。また、オイデ・オテ・オスワリなど、語頭を同じにしないで、コイ・オテ・スワレなど、ハッキリ変えてあげましょう。

そして、ジェスチャーも交えること。

また、褒める時は猫なで声でナデナデにしないことです。犬の世界では下位の犬は上位やリーダーにすり寄ってナメナメしてきます。その従属的な挨拶を人間がしてしまってはいけません。また、大げさ褒めも犬の興奮をあおってしまうのと従属的に映ります。

褒める時もリーダーらしく堂々と、静かに褒めます。犬の名前も交えながら、良い型と指示音ジェスチャーと関連付けてポンポンポンで褒めてあげてください。

オヤツは止めましょう。栄養のバランスも崩れますし、好き嫌いを覚えるとドライフードを食べなくなる犬もいますので大変です。

そして、食べ物で釣って犬を行動させていると、犬との本当の関係が見えなくなってしまいます。これが一番怖いんです。


さて、遊びだけでなく、犬をケージから出す時はなるべく犬にリードを付けて持って過ごすと良いです。(大型犬は散歩時もそうしてほしいですが)リードをご自分の腰に一周しばって、そこに犬を付けると安全で楽で良いです。

そうやって過ごすことで、常に犬に対して自分の主導性と毅然さを自然に示す形になるので、主従関係作りに良いんです。

それと、犬が飛びついたり噛んできた場合に、「シ!」などの注意音でリードをガツンと引き上げて、いけないということを教えてください。あるいは、その瞬間にその場でリーダーウォークに移行してください。

今の時点で仰向けが難しいのであれば、ムキにならないでリーダーウォーク中心にすれば良いです。犬が理解してくると、仰向けも自分からするようにもなります。

それから、犬が噛んだ時は、噛まれた手を引こうとするのではなく、そのまま犬の口の中にググッと押し込むと良いです。引き抜こうとすると、犬は抵抗反射の作用で余計に強く噛んで踏ん張ります。その反対に押し込んでやれば良いのです。犬はのけ反って放します。噛まれるのが痛ければ、ホームセンターで作業用の革手袋を買うと良いです。500円くらいで買えますし、大型犬の場合はお散歩の時に革手袋していると手が痛くなくて良いです。

もし遊びで、引っ張りっこをされていたのであれば止めましょう。犬が人の動きに過敏に反応するようになり、噛み癖・引っ張り癖・興奮癖がつきやすいです。

それから、今の月齢のイタグレにとっては、遊び・散歩などの運動量が少し足りないです。できれば散歩1時間+コング遊び30分くらい。散歩に行けない時は、家の中を散歩+コング遊びで合計1時間くらいは遊び・運動してください。

特に○○様のその時間が少ないのも影響しています。「この手法を使って噛み癖をしつければ良い」ということだけでなく、根本は関係作りです。

その関係作りで大切にしていただきたいのが、「主導で遊ぶ」ということです。

さて、そういう運動不足(発散不足)もあるのと、歯の生え変わりやホルモンバランスの変化でイライラしている面もあります。成犬の権勢本能・自我・独立心が強く出てくる反抗期でもあります。

そういう色んな要素が重なって、現状になっているということもご理解ください。だいたい10か月くらいまでは不安定で大変だと思ってください。

接し方については以上ですが、激変しないことです。あせって無理して激変すると、犬もパニックになります。また今までの関係もありますので、急に立場を変えると犬も面白くないので反発もしたくなりますが、それも自然なことです。


>よく立ち止まったり座り込んだり・・

↑犬が止まって動かない場合は、それを利用してマテを教えると良いです。

マテと言いながら犬のところへ行き、ポンポン褒めます。そのままマテの指示を出したまま数歩先に行きます。そこでもマテの指示のままです。

そうやってずっとマテをさせていると、今度は犬が動きたくなってきますので、モジモジしてきたらコイの指示音ジェスチャーと同時に、軽くリードを引いて誘導してあげてください。

もちろん出来たら褒めてください。そしてまたゆっくり歩き出します。また犬が止まったら、また同じ教え方をします。

他にも方法がありますが、犬が止まったらバックで歩いてみることです。

Uターンではなく、そのまま後ろ向きで歩いて犬を追い越してしまうのです。犬はその動きにも驚きますし、そのまま行くと自分がひっくり返りますので、あわててついてくるのです。

犬が動いたらそのまま歩き続けてUターンして進めば良いです。

あとは、基本的にリーダーウォークです。毅然さ・主導性の意識を持ち続けてリーダーウォークのつもりで散歩してください。イタグレでもうこの月齢でしたら、身体もしっかりしてきていますので、毅然と続けてください。

ただし、ここで問題になるのが、家族の一貫性です。

同居男性の方も同じように一貫して続けないと、犬には理解できず、どちらかの方との関係が崩れるだけになります。ここをどうお二人で調整されるかになります。もちろん、普段の何気ない犬との接し方も全て同じことが言えます。

それと、まだ犬が幼く経験不足もありますので、例えば小石や葉っぱなどを食べようとする行動は過ぐには直りません。反対に言えば、経験させることも必要なのです。

小石や葉っぱくらいでしたら、そのまま食べさせても良いです。かじってみて、何度も経験して「これは食べれないんだ」と学習していきます。(腸も学習し脳へフィードバックする機能もあります)

小石や葉っぱや土や昆虫・ミミズの死骸など、有機物の臭いがすると犬は何でも食べようとします。

外の興奮の要素もあるのですが、何でも食べる本能も、犬族が生き残ってこれた本能ですので、今は学習のために許容しても良いです。

ただし、タバコの吸い殻など人工的な毒物は近づけないようにリードで制御して、ゴミを拾って犬から避けてください。

↓それとこれは正解です。

>電信柱や壁を匂おうとする時・・引き離して・・

犬が臭いを嗅いだだけで伝染する病気があります。近づけないでください。草むらも同様で、犬・野良猫・タヌキ・ネズミなど、いろんな動物の糞尿やダニ・ノミもいます。東京のど真ん中でもタヌキはいますし、ドブネズミがたくさんいます。日本ならどこでもリスクはあります。

リスクのあることは避けることです。健康第一です。


では、まずはやはりお二人の関係、犬との関係を明確にされる方がよろしいと思います。そうしないと犬のしつけは続けられません。明確に出来ないのであれば、しつけには関わらず、最低限の世話だけに徹したほうが良いです。あとは飼い主さんご本人の責任です。

もちろん、「余計なお世話だ!」と思われるはずですが、嫌われることを承知でなぜ私がお話申し上げたかと言いますと、私達人間の大人は相手の事情を理解して協力したり考慮してあげることができるのですが、犬にはそういう事情や人間の文明を理解できる知能が無いからです。

犬にはギャップや矛盾が理解できず、イライラ反発するだけになってしまいます。それを忘れてはいけません。

では、お二人で今後の事を良くお話されて、正しいルールを決めて、頑張って続けていきましょう(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
長文でしたのに、ご丁寧にアドバイスいただき本当にありがとうございます。

堀川様のおっしゃっている事大変身に沁みます。
犬も勿論ですが、先ずは同居男性との関係性も少しずつでも改善が必要ですね。

今日は雨で外も濡れている状態でしたので、犬にリードを付け家の中をぐるぐる回ってみました。アイコンタクトの練習も必要と思いましたので、こちらを見上げた時は「ヨシ」と肩のあたりをポンポンと叩いてみました。遊びも投げて「コイ」と指示出しをしつつ、地道にやっていこうと思います。

少しずつですが目の前へ持ってきて放すようにはなってきている気がします(苦笑)
怪しい部分は多々ありますが、「コイ」の指示は少し通ってきているかと。

犬の噛み癖は手を奥へ押し込む事を常に行っているのですが、前足でがっちりホールドしてくる時が多々あるのですが、その場合も奥まで突っ込んでいいのでしょうか?また、奥までとはどこ位まで突っ込んでいいものですか?(喉の手前までとかでも大丈夫でしょうか?また、手の形ですが、グーとパー(指を揃えた状態)どちらが良いのでしょうか?(過去 実家の飼い犬達にここまでしつこく噛まれる事がなかったもので加減が分からないのです。ましては歯をむき出しにして手を噛んでくる子がいなかったもので・・・)

先日のメールでお伺いし忘れてしまったのですが、犬自ら仰向け(お腹)をしに傍へ来る事があるのですが、お腹を触り始めたら手を噛み始めます。同居人の前で仰向けに自らなっている時を私が在宅中に見たことはないのですが・・・犬にとってどういうメッセージなのでしょうか?

葉っぱや小石を口に入れても良いとお伺いし少し安心しました。過敏になっていた自分が逆に犬に申し訳なかったなと思ってます。ただ、電信柱や壁が正しいと言っていただき、同居人の「匂いは犬の情報なのに可哀想」との言葉が薄れ心が少し軽くなりました。匂いだけで伝染する病気があるのは初めて知りました。草むらは以前飼っていた犬が目を怪我した事があるので外出時気を付けていたので良かったです。ありがとうございます。

人間と犬両方との関係を含め、改善部分はありますが、堀川様のアドバイスとお心遣いに感謝し頑張っていこうと思います。(犬の関係も大変ですが人間関係は複雑なので時間が少々掛かってしまうかもしれませんが・・・苦笑)

取り急ぎ、お礼までに。これからも宜しくお願い致します。


返答内容
>人間関係は複雑なので時間が少々掛かって・・

↑これは犬も同じですので、急いで結果を出そうとしないことです。

手法を学ぶと、ついついそれを無理して早く結果を出したくなるものなのですが、犬には犬なりの関係の認識があるのです。だから、犬のしつけを本格的に始めると反発したり、なかなか結果が出ないのです。

激変しないで、毎日少しずつ増やしていきましょう。

>奥まで突っ込んでいいのでしょうか?
>奥までとはどこ位まで突っ込んでいいものですか?
>喉の手前までとかでも大丈夫でしょうか?
>グーとパー(指を揃えた状態)どちらが良いのでしょうか?

形は何でも良いですし、とにかく犬が嫌がってのけ反るまでゆっくりグググッと押し込んでいきます。その時その時で犬の反応も変わってきますので、ノドの手前まで入れないと反応しない時もあれば、すぐ反応する時もあります。

ただし、爪が伸びた指先を真っ直ぐ突き刺すのは、傷などが出来て良くありませんので、爪をしっかり切って面取りもしておくか、グーにするか、グーで入らなければ指の第二関節で曲げても良いです。


>自ら仰向け(お腹)をしに傍へ来る事がある・・
>お腹を触り始めたら手を噛み始めます・・
>どういうメッセージなのでしょうか?・・

↑今の月齢と、甘噛みしてくる反応からして、「服従の挨拶半分、遊び・スキンシップの要求半分」といったところです。それと、まだ信頼関係が深くないので、無防備な体勢の時に体を触られると思わず噛みたくなる防御反応で甘噛みします。

先日もお話しました通り、イタグレ君の素性が良いから・しつけもある程度正しく頑張ってこられたからそういう行動をします。

あとは、これから主従関係・信頼関係を深めて、指示でゴロンと仰向けさせたり、どこを触っても身をゆだねて噛まないようにしていきましょう。これは犬の経験・慣れや成長も必要ですので、手法ありきではありません。あせって急がないことです。


さて、何度もおさらいになりますが、手法よりもご自分の意識を大切にしてください。「自分がリーダーで犬が従うべきなんだ」という大原則を、毎日毎日念じてください。強く意識を持ってください。

犬はそれを必ず感じ取ります。その意識がないままでは、どんなに優れた手法があったとしても犬に伝わらないのです。逆に誤解を与えてしまうのです。

そうやって少しずつ少しずつ、犬も飼い主さんも成長しながら、良い関係になっていきます。絆が深まっていきます。あせらず毎日コツコツ一貫して続けることです・・・


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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