犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけで「しつけグッズ」は薬と同じ

質問内容アドバイスありがとうございました。なるほど!安心しました。(生後7か月)

確かに少しの物音や気配で反応し、低い声でウ~~ワウ・・・ということが最近よくあります。「意味もなくイライラ興奮」がピッタリ!納得です。

せっかく10月の前半ころまでは、主人にも吠えなくなっていたのに・・・と、落ち込んでいました。10月下旬ころから再び主人の起床時や帰宅時に吠えるようになったのですが、以前の吠え方と違う所は、以前はキャンキャン鳴き続けてこっちが喋る声も聞こえにくくなるほどでした。

今は低く唸った後、鳴くというより吠える感じです。で、鈴を鳴らし、「ダメッ!」でクンクンになります。頑張って態度を変えずに続けていきます。

そういえば、要求鳴きやピンポン鳴きは、リードチョンチョン方法や、フレキシリード付けなどいろいろためしたのですが、なかなか効きませんでした。

そして!100均で、ビー玉より少し大きめの鈴を見つけ(5個入り)それを同じく100均で買ったマヨネーズ入れの様な少し柔らかいボトルに入れました。

マヨネーズ入れは蓋の所が輪になっていたのでそこに長い紐をつけ、鳴いた時知らん顔してそれをケージの近くに投げてみました。そうしたらなんと!2回で鳴かなくなったのです!それからはハイテンションでカミカミした時に鈴ボトルを持ってシャンシャンとするだけでやめるようになりました。

マヨネーズボトルなら柔らかいから床にもキズはつかないし・・・1時間ほど100均で悩んだかいがありました。これは威嚇、脅かしなどの体罰にならないですよね?よく効くのでちょっと心配な気がして・・・勿論鳴き止んだり、噛むのをやめた らすぐにイイコをしています。

もし体罰とかでなければ、他の人たちもためしてみる価値があるのでは??と思うくらい効きました。しかし、なかなか噛み癖が抜けない子で、隙を見つけては前歯で服を噛んできます。

バンダナ風呂敷を銜えさせる事は、何かを噛んで散歩することだから、噛み癖を助長させる事になり、もしかしたらダメかも・・・とも思いましたが、問題ないですか?

散歩の始め、1Kmくらいは銜えています。これをしないとリードのカミカミをやめません・・・鈴ボトル持って散歩も嫌だし・・・

いろいろありがとうございます。

 

返答内容

>鈴ボトル・・これは威嚇、脅かしなどの体罰にならないですよね?・・

↑体罰や威嚇にはならないですが、慣れて効かなくなりますので、絶対に物の効果に頼らないことです。

人間側もそれで味をしめてしまうと、効果が無くなって次に問題が起こった時に別の「しつけグッズ」を求めようとしてしまい、またそれも効果がなくなりドツボにはまる・・

という経験を、私が過去に嫌というほどしてきたからです。ですので、私としては使わないでいただきたいです。

犬のしつけグッズを使い、その場で何となく解決できてしまうと、「関係作りができていないことを忘れてしまう」のです。これはとてつもなく恐ろしいことなのです。

病気で例えれば、精神的な不安を薬でごまかし、体の痛みを鎮痛剤で麻痺させているだけ・・これと同じことです。根本原因を治していないのです。それと同じことをしてしまっています。それに気付けないことが最も恐ろしいことです。飼い主さんの意識がドンドン退化していくのです。

私がそれで悪循環に陥り、地獄の苦しみを味わったので、皆さんにそうなってほしくないのでホームページと本書を作ったわけです。

相手が生後間もない赤ちゃんならそれで良いです。しかしもう成長期の後半であり、野生のイヌ科の群れではリーダーから厳しい教育を受けている時期です。知能も権勢本能も見抜く鋭さも高くなってきています。

ここで間違うと将来大変苦労することになります。


バンダナを銜えること自体は、良い面と悪い面があります。

犬にとって外の散歩は、狩猟の疑似行動です。物を銜えて持って行くという行為は、「獲物を獲った・・」という戦利品の意味を持ちます。コング遊びや骨型皮ガムなどもそうですが、狩猟本能のはけ口は作ってあげた方が良いです。

ただし気を付けたいのは、物を銜えている時に人や動物に対して「取られまい」と考え、威嚇や吠えで反応しないかどうかです。

また、自分が獲物を銜えて運んでいることで、自分がリーダーだと錯覚してしまわないか・・という問題があります。

冒頭にお話したように、物の効果を利用することはお考えになられない方が良いです。

百戦錬磨の訓練士がビジネス効率を目的でそれをするのなら利があるのでしょうが、一般の飼い主さんが物の効果を使おうとすると、最終的には失敗して悪循環にはまります。

リーダーとしての精神的な成長も止まり、逆に退化してしまいます。

ぜひ、その本質に気付いていただきたいのです・・・

 

 


運営者の写真