犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけでリードウォークは首輪でなくハーネスタイプでも大丈夫か

質問内容チワワ犬を飼っています。(1才8ヶ月・メス・避妊していない)
仕事をしている間は留守番。
犬を飼うのは初めてで、雑誌やDVDなどみてしつけしてきました。

リードをする時、足をふく時に嫌がり噛み付くようになりました。3日ぐらい散歩も行かず、リードに慣れさすよう頭に入れたり取ったりしていました。今はお菓子でごまかしながらリードしています。散歩の後は、サークルにいれて足元に足拭きタオルを起きお菓子でタオルの上に来るよう誘導しています。

リードはハーネスタイプを使用しています。5ヶ月頃、首輪をした後、気づいたらすごい声で泣いていて口に首輪が引っ掛かり首輪が取れない状態に。私もパニックになり最終的にテーブルの上にのせ動かなくなったときに隙間をつくりハサミをいれ切りました。それ以来、首輪は使用していません。

リードウォークは、ハーネスタイプでも大丈夫ですか?


返答内容以前失敗された時の首輪は、少しゆるすぎたんですね。適切なサイズであれば口がひっかかることはありません。それと、慣れないうちに目を離すと、犬は首輪を外そうとしますので、慣れて気にしなくなるまでは目を離さないことです。慣れるまでは見れない時は付けないことです。

本来は首輪をして迷子札を常時付けておく方が安心できますし、スワレやマテなどを、首輪で固定して型を教えやすくなります。

ボディハーネスは力の作用としては犬に有利に働きますので、引っ張り癖が直りにくい場合がありますが、どうしても精神的に怖くて首輪をつけられない・・ということでしたら、ボディハーネスでも良いです。

ただし、犬を気遣ってばかりいると、その意識が普段の何気ない態度や接し方全体に表れてしまいます。その意識のまま、リードウォークなどの手法だけ上塗りしても犬には何も伝わりませんので、それはご理解いただいて意識は強くお持ち下さい。

リードウォークは散歩の練習法ではなく、歩くことが目的でもありません。リーダーとしての毅然な態度を常に示して、関係作りをするための手法なのです。犬に合せない・・行先・曲がる・止まる・Uターン・速度を自分の思うがままに変えて、犬を「主導」する・・それを示し続けて犬が関係を理解していく・・ということが目的です。

目的は、あお向けも主導型のボール遊びもみな同じなんです。犬との関係や月齢・年齢に応じて使い分けてほしい、というだけのものです。

チワワちゃんは今、体の接触もリードも嫌がっていますので、無理やり付けたり仰向けを強引にしたりしないでください。まずは楽しいボール遊びの中で、慣れされることや主導を自然に織り交ぜていくと良いです。

ボール遊びをしながら、その流れの中で一瞬ひっくり返して褒めてすぐ解放・・ボール遊び・・一瞬ひっくり返して足先に軽く手で触れて褒めて解放・・ボール遊び・・ということを繰り返して、足先を触られることや仰向けに慣らしていけば良いです。

そして、さらに途中でリードを付けると良いです。リードは握らないで、プラプラさせておきます。そのまましばらく遊べば良いです。慣れてきたら、少しずつ持ってみたり、持ったまま歩いて誘ってみたりしてください。徐々にリーダーウォークに近づけていけば良いです。

また、ゴハンの準備をして犬に見せてから、リードを付けて褒めて食べさせる。

というように、楽しい時間の中で自然に何気なく織り交ぜていくと良いです。特に体を触られて嫌がるのは、関係作りが上手くいっていない証拠ですので、主導性を意識して続けてください。

では、しばらく以上を続けてみてください。もし次回ご相談いただく場合は↓
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↑このご案内に沿って、過去の状況をお知らせいただければ、より改善点も具体的にアドバイスできるかと思います。

では、頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
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