犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけでリーダーウォークのやり方と散歩

Q.ご質問:
先日は犬のしつけアドバイスありがとうございました。柴犬4歳オスです。

家の犬は前飼い主の粗悪なケージ暮らしが長った事もあり、散歩することもままならず、首輪に手をかけるだけでおびえ、暴れていましたが、今ではその散歩を楽しみにまっているようで、私が首輪に手をかけても暴れるような事もなくなり、「散歩行くよ」と声をかけるとじっと座って待つようになりました。

そして散歩自体も、当初の力任せに走ったり、その場をくるくる回ったり、暴れたりと、本当にどうしたらいいのかと、途方にくれていたのですが、最近はかなり落ち着いて来たかなと感じています。

それで早速、リーダーウォークを強化しようと決心し、現在取り組んでいるのですが、今のやり方としては、一人で勝手に力任せに歩こうとした際、リードをぐっと引き、その場に立ち止まり、そして大人しくなったらまた歩く、とそのような感じで
行っていますが、その練習を初めてカレコレ4・5日、未だに、引きが強いです。

このような場合、その都度、ぐっと引き寄せ、犬を無視をして大人しくなったら歩くの繰り返しで行っておりますが、資料にもありましたように180度反対方向へ歩いたり、また90度、逆方向へ歩いたりとそれらも取り入れた方が良いでしょうか?

ただ、この練習を初めて感じたのは、歩くスピードが以前よりはゆっくりになって来たかなと思います。相変わらず引く力は強いですが、グイグイ力任せに引っ張って行くというような事は無くなって来たように感じています。


現在散歩は私の担当で、主人も義母もまだ一度も行っていません。この先、私も家を空ける事もあると思うので、少し慣れてきたら、主人や義母にも散歩をしてほしいと思っており、それらの点も含めて、このリーダーウォークをマスターしたいと思っている次第です。

PS:マウンティングは全くしなくなりました。そして昨日、始めて自らお腹を見せてくれました。
 
これも堀川さんのご指導の賜物です。本当にありがとうございます。


A.お答え:> 180度反対方向へ歩いたり、また90度、逆方向へ歩いたりと・・

↑もちろんです。そうしてください。リーダーウォークは、犬の散歩のためのしつけ手法ではありません。毅然な態度や行動力・主導力を犬に見せ、関係性を示すための儀式です。関係作りをするためのものです。あお向けもそうです。

犬の体のコントロールも気にされなくて良いです。態度をしっかり示すことです。ですので、散歩だけでなく時間があったら敷地内でたくさんでやってください。

過去のブリーダー宅では、粗悪な環境下であっても多頭飼いだったのが良かったです。群れを大事にする良い子に育ちました。良かったです。ただ、経験不足が多いのでこれから時間をかけて少しずつ教えていけば良いです。4歳ですから知能も高くなっています。

結果を求めず、関係作りを毅然とやり続けることです。
頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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