犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬に人間の食べ物を与えても大丈夫か?

質問内容こんにちは、お久しぶりです。覚えてないかもしれませんが...久しぶりに質問をさせて下さい。

覚えていないかもしれませんので再び、うちのワンちゃん軽く紹介。拾ったワンちゃん、推定6~7歳、ぽっちゃり体型のシーズー犬です。

堀川さんに質問をしていた時期はまだ、5~6歳でしたが、今月6~7歳になりました。(病院の先生にも性格な年齢は分からないようで...あいまいですが;)

もう老犬に近いので、心配な事もだんだん増えてきました。まだ、飼って1年ちょっとしか立ってないので、分からない事ばかりですが、お世話は楽しいです。

犬も前よりだんだん慣れてきてくれました。でも完全には心が開いてないようで気長に待ってみます。

今回は質問したい事が二つあるのですが...

まず犬の体の事なんですけど、少し不安です。

ここ最近、おしっこが近くなってきたみたいです、私も家族も忙しく、朝のお散歩も、一番遅くて昼12時に行った事があり、夕方は放し飼いで、1回おしっこをしたらそれで完了、みたいな感じでした。

それもあり、家族は膀胱炎になったかもしれないと、言っています。実は前にもあった事があり、これで三回目になります。そのたびに病院にお世話になっています。

本当に、命を預かってる者として恥ずかしいです。

おしっこが近くなってきた、という事と、最近よく吐くようになった事、お散歩を嫌がる事です。吐くのは、ここ最近毎日です。多くて一日二回。

シーズーはアレルギー多いからね、などとよく聞きますが、エサ→前から買っているいつものエサ。おやつ→前から買っている野菜のおやつです。

何週間前から、お味噌汁やアサリのお味噌汁の汁、おでんの汁などを、少量のご飯に混ぜて冷ましてあげる事があります。(犬用のエサより多いかも...?)

ですが毎日吐く用になる前です。

また、布団の上や枕の上、カーペットの上に毎回吐くので少し大変ですが、体の方が気になります。

そして、散歩の事なんですが、元々犬はお散歩が大好きです。(飼った時に比べればそうでもないけど...)

私がお散歩に行く準備をしてると、こたつの中から顔を出し、嬉しそうに見上げてきていました。毎朝戸を開けるとダッシュでよく走ってたかな...

それが、ここ二日、お散歩を嬉しがらなくなり、いつものコースに行っても、すぐにおうちに戻ってきちゃって、なら別のコースへ、と思っても、草むらの中でオシッコしたらそれで、終わり。また引き返し。

〇〇地方は最近温かくなってきてポカポカで気持ちいいはずなんですが、大好きな草むらに行こうとしても、力を入れて立ちどまって、家の方向に行こうとします。

ただ単に眠いだけかなあ...なんて思っても、あんなに散歩好きで自分から行動してたのになあ...とも思います。

犬の体が心配です...。

長くなってしまい申し訳ございません、二つ目の質問です。

私の父親の事を犬は怖がります。本当に何でか分からないんですが、犬を拾ったのも父親です。怖がり出したのは犬を飼って二日目くらいです。

父親は非常に悲しがっていますが、「〇〇」と言っただけで逃げ回り、父親が一回追いかけた時に、怖さのあまりか、おしっこを漏らしてしまいました。飼ってから一度も父親の近く、周りに行った事もなく父親は触った事もなく...。

それ以来、父親も心が折れたらしく犬に冷たくなり...。

犬は今も一向に慣れようとはしません。父親が動くたびに行動をチェックし、父親が電話などで、声を出したり話したりすると、部屋の奥に行ったりうろちょろし始め、「〇〇!」と父親が言えば、目を大きくしてまた逃げるの繰り返し。

最近慣れてきたというか、ちょっとやそっと父親が声を出しても反応するだけで、それ以外は私のそばにいます。

ただ名前を呼ばれると逃げますが...。

父親は特に犬を怖がらせた事は無く、犬が大好きな人で、犬にも懐いて欲しいみたいです。

色んな事を試したのですが、(エサを父親があげたり、おやつを父親のそばに置いたり...)怖がって行こうともしません。父親が可哀想ですね(笑)

犬の過去は、私たちにはまったく分からないので、過去に何かがあったのかもしれません。

父親は声がかなり低いです。なので、外で父親とまったく別の人が電話をしていても声が低ければ怖がります。

やはり、犬は声が低ければ怒られると思ってるんでしょうか?

うーん。まったく分かりません。

長々と申し訳ありませんでした、お返事お待ちしております。

 

返答内容

まず!絶対に!人間の食べ物を犬に与えてはいけません!!!!!

人間の食べ物は塩分・糖分が多すぎるんです。味噌汁やおでんの汁など殺犬行為です!

腎臓・肝臓の負担が大きすぎます。ご飯の炭水化物もダメなのです。特に老犬にはいけません。

炭水化物が少なく良質なタンパク質の配合が多い、老犬用フードに切り替えてください。「7歳以上」で売っています。最近は「10歳以上」もあります。

老犬用のドライフードや医療用サプリメント以外は、一切犬の口に入れさせてはいけません!

今回は、腎不全や肝臓ガンなどが心配です。すぐに獣医さんに精密検査をしてもらってください。少し大きい市の動物病院に行きましょう。

そして、動物病院で扱っている免疫力アップのサプリメントをできれば与えてください。市販品は粗悪なのでNGです。

犬は8歳付近がターニングポイントです。老犬期に入って一気に免疫力や代謝が落ちます。癌で死ぬ犬が多いのです。

ちなみに私の犬も、過去に8歳で癌になった経験があります。犬の癌で最悪の「黒色メラノーマ」でした。

しかし私は毎日、あお向けや歯磨きでチェックしているので、早期発見でき、温熱治療と免疫療法で克服することができました。

免疫療法は、食事・有酸素運動・サプリメントの3本柱です。


それからお父様ですが、犬は以前の飼い主さんに虐待されて捨てられた可能性があります。それが男性で、同じくらいの年や声の感じならば、そうなってしまいます。

あるいは、お父様が拾う時に犬が追いかけられた恐怖が残っているかもしれません。

期待しないで、ご飯をあげたりコング遊びに少し参加してみたり・・と間接的に少しずつ接することです。無理せず・かつ、あきらめないことです。


今回まずは至急、大きな市のしっかりした動物病院で精密検査をしてください!

そして、室内でトイレできるように、外での指示音の関連付けと、指示でオシッコさせられるだけの関係作り・興奮の与え方などを学んで、全力で取り組んでください・・・

 

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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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