犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけは少しでも結果が出ると自信になり良い循環が起こる

m1.png堀川様のアドバイスを参考にして只今犬との生活の見直しをしているところです。
 
サークルを2つ用意したのですが、実はかなり大きくて2つを居間に置くと部屋が狭くなってしまうので
1階に1つ、2階に1つ置いております。初めは2つ同室に置いていたのですが、チワワの方がプードルが見えている状態だと気にしてしまって落ち着きがなくなってしまうため・・・というのも別室にした理由の1つです。
元々人間の不在時や就寝時はハウスで過ごしていたので、チワワにとっては行動をサークル内に限定される事はさほど問題ではないようでした。
でも、チワワはプードルが見えている状態だとゆっくりするどころか落ち着きなくサークル内を動きまわりプードルの方から目を離さず、プードルの動きを見ては吠える・・・といった感じで気が休まる時が無いような感じでした。
これではチワワが精神的に参ってしまうと思いお互いの姿が見えない別室にサークルを置きました。
同室の時に、何とかお互いの姿が見えていても落ち着いて過ごせるように・・・と吠えたらシーをやってみました。
シーをやる為私がサークルの側にいる時には吠えるのを我慢していますが、私がサークルを離れると騒ぎ出し、逆に私がサークルに付きっきり状態になりすぎてしまう・・・というのもありました。チワワを2階のサークルにしたら吠えてもすぐに私が行けない欠点があります。が、吠えても無駄だと思うらしく、少しすると吠えることもなく大人しくサークル内で過ごしているようなので、このまま1階と2階にサークルを別にしようかと思っています。
 
来客時もチワワの方を積極的に他人に慣らそうと努力中です。こちらはかなり成果が出ており、以前は他人が部屋に入ってくるとずっと吠えていましたが、今は同じ部屋に他人がいてもほとんど吠えなくなりました。まだ、噛みついたりする可能性もあるので近づいたりするのは遠慮してもらってます。お客さんが犬が嫌いでなければオヤツを投げてもらって食べています。
病院でも先生がオヤツを口元まで持ってきてくれましたが怒ることもなく大人しくしていました。(結局食べませんでしたが・・・)
ただ、これもプードルの姿が見えない状態に限定されます。プードルがいるともうプードルの事しか目に入らなくなってしまいます。
 
プードルの方はサークルの中に冷たいマットを置いてあげたら、開いているサークルに自分から
入って寝ている事もよくあります。今まで家の中を自由にしていたためか、サークル内のみの限定された範囲だと鳴くこともありましたが、それ程騒ぐこともありませんでした。
プードルに関しては今のところ特に問題は出ていません。
 
チワワですが、リーダーウオークの練習も成果が出てきているようです。散歩していてほとんど私の前に出ることはなくなりました。早足で歩けば私に合わせて早足で歩くし、急に止まっても一緒に止まります。初めは引きずられているようなところもありましたが、最近はだいぶ良くなりました。家の中でもお座り・待て・おいで・伏せ・ゴロンをします。
プードルのいない所では落ち着いて命令を聞いてくれます。私の顔をよく見てくれるのですが、プードルと一緒の時には命令にはなんとか従うものの、プードルの方ばかり見ています。
 
2匹のサークルをそれぞれ1階と2階にあるのでお互い姿が見えない状態ですが、時間を作って2匹をサークルから出してあげています。
その際にはプードルは平気なのですが、チワワの方はものすごくプードルが気になるようでずっと目で追っています。いつ飛びかかっても
おかしくない雰囲気なので、2匹を一緒にせずに部屋を柵で仕切って1匹ずつにしています。チワワはプードルを少し触っただけでもいまだにものすごく怒り、柵で分けられていてもずっとプードルをずっと監視している感じです。プードルの方はチワワを気にすることなく、寝たり遊んだり・・・とマイペースに過ごしています。
 
チワワですが、プードルがいない所では改善が見られます。チワワのプードルに対する執着心を緩和するには、しばらくお互いに姿を見えないようにした方がいいでしょうか?それともあえて見えるようにした方がいいでしょうか?
また、チワワとプードルの家の中での位置づけですが、やはり先住犬のチワワを優先する形をとったほうがいいでしょうか?
 
毎回長文になり申し訳ありません。。。
どうぞアドバイスよろしくおねがいいたします。


m2.png成果が出てきたということで、良かったですね(^-^)  必ずご自分の自信にしてください。
 
犬はその自信も感じ取ります。主従関係が良い循環で深まっていきますので、とにかく続けることです。やればやっただけ結果に出ます。
 
>しばらくお互いに姿を見えないようにした方が・・
 
↑しばらくはこれがよろしいと思います。優先事項はチワワちゃんとご家族の主従関係の構築です。
 
主従関係がしっかり出来れば、チワワちゃんがトイプーちゃんに威嚇や攻撃をしても、ご家族のリーダーシップで止める事が出来ます。チワワちゃんも真のリーダーの言う事を聞くようになります。何度も教えれば、いずれそれが浸透してルールとして覚えます。
 
一番大切なのはそこになります。
 
チワワちゃんとの主従関係がしっかりできたら、トイプーちゃんとの接点を徐々に多くしていってください。お互い社会化は必要なことです。
 
優先順位は先住のチワワちゃんですが、無理に意識なさらないでください。挨拶やゴハンの順番程度で良いです。
 
それ以上に意識してしまうと、どうしてもチワワちゃんをかまい過ぎにしてしまう可能性がありますので、あくまで「物事の順番」程度に考えましょう。
 
ではこの調子で続けてください。
 
自信を持って毅然と続けることです(^-^)



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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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