犬のしつけがQ&Aで分かる!

キュンキュン鳴き・トイレを外でしかしない犬のしつけ

Q.ご質問:トイプードルの1歳6か月でメスですが、2か月前に家に来ました。一度質問致しましたが、お陰様で少しずつ軌道に乗りかかって来てるようですが下記の点で質問致します。

私の外出・帰宅時など、家事、家での仕事・趣味の練習などではほとんど無駄吠えはしませんが、私のトイレ、またはお風呂時、また朝私が起きた気配時、吠えるのではなくてキーとかキュンとか言います。

時々ドアを叩いて大きな音とかを出すと、一時的には止めるのですが・・・
何か良い方法が有るのでしょうか?

それからトイレですが、勤めなどからシートでのしつけは難しく、朝(約30分)と帰宅5時過ぎ(夕方庭のみで15分ぐらい)と夜(8時頃15分)の三度の散歩をしていましたら、朝起きても、また会社から帰ってもしていなく外に出した時、庭や散歩時にする様になりました。

もうほとんど部屋やゲージではしなくなりました。田畑の多い環境ですのでこれでいいとも思っています。最近では散歩の前に庭でチッチッチッと言うと、そこでしたりもして出来るだけ庭でさせてから散歩に出る様にしています。

以上よろしくお願いいたします。


A.お答え:キュンキュン鳴きですが、群れとしての絆が深まってきた証拠でもありますが、このまま放置するといずれ大きなワンワン吠えにエスカレートしますので、口閉じと音の関連付けで教えましょう。

犬をケージに入れ、スワレ・マテの指示を出しながら2・3歩離れます。この位置ではキュンキュン鳴かずに待てるはずですので、すぐ戻って褒めます。この時に犬の口を閉じ「シ~!」という音とともに褒めて関連付けします。

次は先ほどよりも、もう少し離れて同じことをします。そうやって少しずつ一人で待てる距離を長くしていきます。

そうしたら今度は、一瞬部屋を出てすぐ戻って褒めます。次は部屋を出る時間をほんの少し長く・・またその次はもう少し長く・・という風に褒めながら練習していきます。

部屋を出てキュンキュン鳴き始めたら関連付けしておいた「シ~!」の音出しをしてください。鳴き止むまで近づきません。鳴き止んだら、すぐ戻ってまた音の関連付けをしながら褒めます。

それを続けていくと、「いなくなってもまたすぐ戻ってくる・・良い子に待っていれば褒めてもらえる」、ということを学習していきます。吠えても「シ~」の指示で止めるようになります。

キュンキュン鳴かれると可愛くて仕方がなくなりますが、ここは将来のお互いのためにガマンです。毅然と教え続けてください。

トイレについては、とにかく外でしている時に毎回音の関連付けをしておくことです。そして、室内でいったんケージから出してボール遊びなどで興奮させればオシッコしたくなるので、少し遊んだらケージに戻して音出しをして促してください。

あるいは散歩にいったん出てから、すぐ戻ってケージに入れ音出し・・これでも良いです。ねばってもしなければ、また少し外を歩いてすぐ戻って・・ということを繰り返せば、可能性は高まっていきます。

では、また頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
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