犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけで反抗期の散歩は根気が要ります

m1.png二週間前位から散歩に行こうと外に出ると足を噛む、リードを噛む、リードを持つ手を噛んで歩けません。

それまでは、多少は噛んでも これほどひどくはありませんでした。リーダーウォークを心がけていますが一度強く噛まれてから弱気になってます。弱気になってから散歩前の このような行動が出てきました。私の中で、また噛まれるんではないかとビクビクしてるのを見透かされているようです。 

噛まれても気にしないでどんどん歩いたほうがいいのでしょうか?


m2.png1ヶ月ほど前に生後7ヶ月ということでメールをいただいておりますので、今は8ヶ月ですね。

柴犬君は本当に反抗期の最盛期ですので、一番大変な時です。踏んばりどころです。

さて、この行動は明らかに主従関係を
柴犬君が誤認していて、自分の思い通りにいかないのが嫌でしかたない・・

という事への精一杯の抵抗ですね。

もちろん毅然と無視するべきなのですが、無理にドンドン歩かないで結構です。

反対を見て無視してジッと止まってください。それで良いのです。根競べになります。

また少し疲れますが、リードを持つ腕を、肩と同じ高さに平行にしてリードを短く持ってください。噛み付きが痛い場合はそうやって距離をとるしかありません。

また無理に歩く必要はありません。噛んできたら瞬間を逃さず止まって、「型」と「音」で教えてください。

左手で首輪をつかみ、リードを持った右手をワザと見せます。噛もうとしたところで「ダメ」と伝え、首輪をガッチリつかみ固定するか、軽く引きます。

当然届かず噛めません。一瞬噛みつきを止めたら、そこですかさず「良い子」、で褒めます。

これを何度も何度も毎日毎日やります。そうしないと何がダメで何が良いことなのか、犬の知能では分からないのです。

また出来る状況なら、その場で「あお向け」にもチャレンジしてください。

それとメールにあるように怖がるのは、犬にも伝わりますし、怒って興奮するのも伝わります。

まずは自分をコントロールするよう心掛けて、自信を持ち冷静に強い意思で望みましょう。

今は出口が見えず辛い時期ですが、必ず結果に出てきますから、勇気を持って続けることです。

その精神性の強さも
柴犬君は感じ取ります。

では、がんばって続けてください(^-^)



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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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