犬のしつけがQ&Aで分かる!

主人の父親が遊びに来てから急に吠えるようになった犬のしつけ

質問内容
犬は1歳のトイプードルです。メスで4キロです。11か月までペットショップにいて、初めて会った時、人懐こい犬で、ぴょんぴょんはねて口元をなめてきたりしました。

娘と息子にも同じようにしてきたので、子供たちは少しビックリしましたが、ショップの人の、「人が好きなワンちゃんだからかわいいよ」と、いう言葉とワンちゃんのかわいい姿できめました。

連れて帰って2週間は、リビングのケージに入れている時も、人が来たりしても、ピンポーンの音や外の気配で吠えることも全くありませんでした。

もしや、声がでないのでわ?とおもうくらい。

2週間が過ぎた頃、主人の父親がきたとたんに激しく吠え、うなりながら後ろに下がり、しまいには、ケージの中に自分から入っていきうーーーーーとうなってるので、私が抱っこすると、ブルブルふるえて、父が帰るまで吠えていました。

その日からピンポーンの音や誰か来たり外の気配で吠えたりするようになりました。お客さんがきたら、最初吠えるのでケージから出してお客さんと遊ばして、ケージにもどすとおとなしくなります。

比較的子供があそびにきたらそれでいけるのですが、大人の場合最初ケージの外に出して、遊んで中にいれると、また吠えるといった感じで、話ができないので膝に抱っこしています。

本で読むと膝に抱っこは良くないとあったので、どうしたらいいかと。

家族がいる時も、基本ケージ飼いで、こちらがご飯を食べている時も、テレビを見ている時も、吠えることはありません。家の外の気配で吠えたりするので、その時は、静かにと言って、ここ、と布団のところを指さしてねんねといったら、少しして布団にきます。

でも、また気配があると、すぐ吠えだします。この、行動は、ばんけんになって良いが、と言われますが、そうなんでしょうか?

リーダーウオークは、家のなかでも外でも、反対を向いて動きません。少し引っ張るとふせてしまって動きません。

家に来てから3週間めくらいから外にでてみたのですが、ブルブルふるえていたので抱っこして歩いたりしました。家の近くで下すと家に向かって走り出すので、外になれてきた今も、行きは抱っこで、帰りをあるかしています。

本をみてからは、そのやり方はしていません。とにかく主従関係が全くできてないので、リーダーウオークをしたいのですが、自分の行きたい方向には行こうとするので、反対を向いたら止まるしまつで。

あおむけ固めは、特に外を向いて吠える時にケージからだしてしています。まえは、ケージのとを開けたらすぐでてきたのですが、今は、でようとしないので、首輪をつかんで出して、あおむけ固めをしています。

少し動く時は、だめ。と目をみて言いますが目線をそらします。でも、少しできたらいいこいいこと言います。でも、吠えるたびにやっているからか、外を見て吠えている時に私が、立ち上がったり、こちらが何か動作をすると、ちらっとこちらを見ます。

それでも、また吠えるので、あおむけ固めを試みますが、なんだか、おちょくられているようで、こちらも半信半疑になってきました。きた時からですが目は全然合わせてくれません。

名前を呼んでも来ないのはもちろん、自分の名前だと全くわかっていません。

いま、リーダーウオークやあおむけ固めと並行して、ボール遊びとかしてもいいのでしょうか?

また、リーダーウオークやあおむけ固めが完璧にできるようにならないと、お座りやふせを教えることはできませんか?

初めてなのにたくさん書いてしまい申し訳ございません。よろしくお願いいたします。


返答内容
まず一点、気になったことがありますので先にお話いたしますが、あくまで私の憶測ですので、あまり気にしすぎないでください。

トイプードルということですが、一番の人気犬種が11か月まで売れ残ったのが少し疑問です。

もし11か月までペットショップにいたとしたら、老若男女いろんな人に会って慣れているはずですので、初対面のお父様にだけ威嚇して吠えることが気になりました。

あくまで憶測ですが、元は別の飼い主さんが飼っていて、手におえなくなって返品した可能性もあります。最近は、「噛むから・吠えるから・なつかないから・毛並みがおかしくなったから」という身勝手な理由で、犬を返品する人がとても多くなっています。

もしそうだとすると、お父様の年代や容姿や臭いが似ている人から、体罰を受けたり威嚇された過去があったかもしれません。

もしくは、お父様が犬嫌いで、それを犬が感じ取ったかもしれません。

あるいは、ペットショップの関係者や獣医さんなどから体罰を受けて、その人とお父様の年代や容姿や臭いが似ている可能性もあります。


以上はあくまで憶測ですが、いずれにしてもショップに長く居たとしても特殊な環境ですし、犬にも何らかの事情があったことは理解してあげてください。

「もう1歳なのに」と落胆してしまうのではなく、過去の事情を理解してあげて、少しずつ適応させていきましょう。


>連れて帰って2週間は吠えることも全くありませんでした・・

↑犬は新しい環境に来ると、本能で警戒して様子見をする場合が多いです。それと、ストレスもあるので元気いっぱいではない要素もあります。

そして、1・2週間して環境や家族に慣れてくると、いよいよ本性をあらわすのです。そういう面でガマンしていたのが、たまたま来客の刺激でスイッチが入って本性が解放された可能性もあります。


>膝に抱っこは良くないとあったので・・

↑犬を人間の体の上に乗せることも良くないのですが、吠えるたびにケージから出すこと自体が良くありません。

それを続けると、犬は「吠えれば出してかまってもらえる」と理解して悪い癖になるからです。また、犬の要求に対して常に応える形になるので主従関係も崩れます。

こういう時は、2つやってみてください。

まず一つは、時間が無い時や来客で犬をかまえない時です。この時は、ケージかクレートハウスに犬を居させて、そこに毛布などの厚手の布を掛けて目隠しすることです。これで落ち着く犬は多いです。

それでも変化が無い場合は、犬にリードを着けて短く持って隣に座らせたりフセをさせることです。そして、吠えたら「シ!」の注意音でリードをチョンと引き上げて注意します。

もし時間がある時は、犬にリードを着けてお部屋でリーダーウォークをしたり、慣れの反復練習をします。

家族と協力して、ピンポーンを鳴らしてもらったり、お一人ならばテレビやユーチューブ動画の音を聞かせても良いです。

そこで吠えたら「シ!」の注意音でリードをチョンと引き上げて注意します。

飼い主に向かっての要求吠えの場合は、主従関係の崩れですのでリーダーウォークが良いですが、物音に吠える場合は、その状況をあえて作って慣れさせると同時に反復練習で教えます。

これは、外のお散歩も利用してください。

ショップに長く居て、外の世界を全く経験していなかった可能性もありますので、少しずつ外で過ごす時間を増やして慣れさせていくことです。

たくさん歩く必要はありませんので、キレイで安全な場所を見つけたら、そこで座ってノンビリ観察させてください。


>番犬になって良いがと言われますが、そうなんでしょうか?・・

↑これはそれぞれご家庭の価値観しだいです。番犬がほしくて犬を飼う人もいます。ただし、そういう犬にしてしまうと、犬にとってはものすごいストレスになりますので、寿命は縮まりますし、ご近所とのトラブルにもなりかねません。

犬のことを想うのであれば、穏やかに暮らせるように、ストレスを感じにくいように、社交的な犬にしてあげるべきです。


最初からリーダーウォークを無理にされないで、遊びから入ってください。

ですので↓これは逆になります。

>リーダーウオークやあおむけ固めが完璧にできるようにならないと・・

↑先に主導型の遊びから入って、その中で慣れの様子をみながら遊び半分でリーダーウォークや仰向けのマネ事をしてみてください。そこから少しずつ強化していきます。

コングを転がす前に、スワレ・マテの型を作ってあげてそこに指示音ジェスチャーで褒めてコングを転がします。

好きに噛ませる時間も作ってほしいですが、与えっぱなしにはしないで、コイの指示音ジェスチャーとともにリードを引いて、犬が来たら褒めてください。

ダセの音を出しながら犬の口から手で取り出し、もう片手の平に乗せて見せて、指示音で褒めます。

褒めたら、またスワレ・マテの型を・・・

こういう繰り返しで、遊びを主導して毅然さも示して、関係作りをしていきましょう。その中で、リーダーウォークや仰向けを少しずつ織り交ぜていけば良いです。

そして、関係作りが出来てくれば、同じ吠えの教えをしたとしても、犬の吸収力が全然違ってきます。

「どうやって調教するか」よりも、「言うことを聞きたくなる関係」を作ることが大切です・・・


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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