犬のしつけがQ&Aで分かる!

7か月の犬のしつけで「最近犬の要求吠えがとたんにひどくなりました」

質問内容はじめまして。7か月の犬のしつけで今現在3点困ったことがあり、質問させていただきたくメールしました。

ようやくノーと言えば制止するようになりましたが、最近犬の要求吠えがとたんにひどくなりました。サークルの中に入ったままで、私たちがリビングにいると吠えます。吠え続けるというよりかは、たまに吠えるのを永遠とするといった感じでしょうか。吠えるのでサークルの方のドアをしめたり最初はして効果があったのですが、最近はだめです。

私がどうも犬に吠えられるのがだめで、びくっとしてしまいます。また、お腹がすいているときも要求吠えをするようになりました。最近鳴き方が怒ったように聞こえて気分が落ち込みます。

吠えたらシーといって口に手をあてるのですが、ほとんどわかっていないように感じます。シェルティという犬種のためなのか、子供が気になるようで。最初飼い始めた頃はほとんど吠えなかったのですが、一度上のこの友達が遊びにきてから吠えるのがひどくなったように感じます。

また、散歩中知らない人に飛びかかります。かまってほしいの飛びかかりなのですが。主人が散歩中よく会うおやつをくれるおじさんなどがいて戯れているせいでしょうか。ノーといってリードをひっぱるのですが直りません。

食欲が旺盛なのか、リビングに放すと常に拾い食いをしています。何か食べ物を探しています。こればっかりはノーといっても、下をむいて歩き回るばかり。リビングに放す意味がわからなくなってしまいました。

サークルの中だけだとストレス、あるサイトで質問などをしてサークルの中に入れっぱなしはかわいそうなどと書いてあるので、リビングに放していたのですが、私が食事を用意しているときというのもあって、遊んではないのですが。リビングに放す時間というのはどれくらいが最適なのでしょうか。


・愛犬犬種シェルティ・年齢・月齢7ヶ月・性別オス3ヶ月半頃ペットショップにて購入

犬が飼うのは初めてなのですが主人が犬好きだったのと、子供たちに動物を飼わせてあげたかった。

・家族は30代夫婦と子供二人
私が専業主婦をしているので、幼稚園の送り迎え習い事がない場合は一日います(週1、2回)。その他は昼間いないことがおおいです。夕方にはかえってきます。

・過去接し方、一日流れ

1、朝主人が30分から1時間散歩に行っています。基本的にはサークル内で朝、昼、夕方1時間ずつリビングに出して自由にさせて、たまに遊んでいます。

2、怒る時はノーと強く言います。かんだ時はマズルをおさえてノーと強く目を見ていってました。しつけ教室でわからないようにお尻をけるのがいいといっていたので、下の子がまだはいはいをしていて上にのったりかんだりしてひどかったので、どうしようもなく2、3回蹴ったらしなくなりました。ほめるときは、グッボーイと言います。なでられるのはあまり好きではないようなので、言葉だけ軽く言う感じです。餌をほめるのと一緒にあげてたときもありました。

3、しつけのときだけおやつをしていました。また出かけるときに餌のボールに餌を少し入れて出かけていました。なでるのはあまり好きではないので、コーミングの時だけだっこしています。声かけはあまりしていません。

4、散歩の最初は怖がって歩けませんでしたが今は一緒に走ったり、他のわんちゃんと遊んだりしながらしているようです。つけの練習もはじめました。1時間朝主人がやっていて、週2回くらい私が子供たちと一緒に散歩をしています。最近は早いので私が引っ張られる形になって困っていますが。

5、一日のスケジュール

5時 主人が散歩
7時 私たちが起床 リビングに放す
8時 ご飯 犬もハウスで
9時 幼稚園に送る
昼間いる時は、散歩1時間くらいリビングで遊ぶなど
18時 リビングに放す
19時 ご飯 犬もハウスでたいていハウスのままおとなしく
22時頃 主人がコーミングなどで戯れる

6、環境は写真に添付しています。

 

返答内容

今回は心配することはないです。これから正しく犬のしつけを続けることで良くなっていきますので、安心していただいて、ただし反省するべき事は反省して新たに取り組んでいきましょう。

吠えのキッカケは、子供たちが遊びに来て興奮癖が付いたこともありますが、もともとの接し方・飼い方に甘さがあって、そこに今の月齢特有の反応が重なりました。

犬は7・8か月から急に知能が高くなります。

権勢本能・自我・独立心など、成犬としての本能や相手を鋭く観察する視点などが出てきます。

しかし、まだまだ経験が乏しいのと主従関係も完成しませんので、ズル賢さだけが目立つ・・・そういう時期です。


犬の放し飼いは、テリトリーが広くなるので、守るための神経も使いますし、放し飼いが基準値になりますので、留守番や寝るときなどケージに居なければいけない状況下でのストレスが大きくなります。

基準値は、ケージ内で居させることにしてください。

ただし、終日閉じ込めっぱなしで無視だけでは、スキンシップも物事を覚えることもできません。

ですので、飼い主さんが時間を作って、メリハリと主導性と毅然さを持って接すれば良いのです。「接し方」の問題なのです。

頻度ですが、飼い主さんの時間がある時で良いです。無い時は出さないことです。

夜の団らん時、日中の家事・育児の合間に時間がある時で良いです。ただし、放しっぱなしがいけません。

主従関係がしっかりできるまでで良いですので、出す時は犬にリードを付けて持っておく癖にしましょう。

そうすることで、自然と犬の行動全体を主導することになりますので、関係作りに良いのです。

遊びも主導型のコング遊びです。

また、噛んだり吠えたりしたら、その瞬間「シ!」の注意音と同時にリードをチョンと引き上げて、注意することも出来ますし、要求吠えは主従関係の崩れが主原因ですので、リーダーウォークを厳しい態度でして、主従関係を示すこともしてください。

ですので、例えば家事の最中に犬が吠えた場合は、無言で犬にリードを付けて厳しくリーダーウォークをします。目も合わせず完全無視です。またその時に、「シ!・・シ!・・」の注意音と関連付けながらやると良いです。

浸透してくると、吠えた時に遠くから注意音で止めさせることができますし、主従関係が出来てくれば、それだけでも吠えが消えていく場合が多いです。

ただし、甘くしてしまうと「吠えればかまってもらえる」と誤解しやすいので要注意なのと、時間が無い時もありますので、そういう場合は布掛けをしましょう。

ケージかクレートに毛布などの厚手の布を掛けて目隠しします。姿も見えませんし、巣穴感覚で落ち着けますので、静かになりやすいです。

静かになったら、布を数センチ開けて様子見・・それでも静かにできたらまた数センチ開けて様子見・・・を繰り返して徐々に慣れさせましょう。

ただし、お話したように根本の「要求される関係」が直らない限り意味がありません。表面上の手法に頼らないで「根治療法」を必ずしてください。

でもまだ相手は成長期の子犬です。知能が高くなり始めたばかりで、わけもわからずイライラすることもあります。

直ぐに結果を求めないで、ご家族全員で接し方の見直しから始めてください。一貫して続けながら、子犬の成長も待ってあげないといけません。


>吠え続けるというよりかは、たまに吠えるのを永遠とするといった感じ・・
>鳴き方が怒ったように聞こえ・・

↑完全に要求吠えの特徴です。「吠えを止めさせる手法」よりも「要求されない関係作り」を重視してください。そうしないと犬のストレスは倍増するだけですので、別の問題行動に発展するだけです。


>吠えたらシーといって口に手をあてるのですが、ほとんどわかっていない・・

↑主従関係がないので、何を教えても聞こうともしません。興奮の要素、幼さの要素もあります。


>シェルティという犬種のためなのか、子供が気になるよう・・

↑犬種は気にしないでください。子供はキャピキャピ・チョロチョロしますので、犬にとっては興奮の対象なのです。子供に慣れていない犬にとっては、恐怖の対象にもなりえます。


>散歩中知らない人に飛びかかります・・

↑根本的には社交性があって元気で良い事なのですが、支配欲の表現でもあり、これを人間が受け入れていると主従関係を誤解します。

もう7か月過ぎて骨格もしっかりしてきましたので、「シ!」の注意音やスワレの指示で、強めにリードを引いても良いです。

お相手の方にも事情をお話して、スワレ・マテが出来たらポンポンで褒めてもらえるように、それが出来るまでは無視していただけるようにお願いしてください。

これからもう少し犬の体も大きくなりますし、力も強くなります。

リードだけでなく、直接首輪を両手でつかんで、犬に馬乗りになって、スワレの型をガッチリ作ってあげてください。

犬が興奮している時に、感情的に叱ったり指示を強く言っても興奮があおられるだけになってしまいます。叱るのも褒めるのも、静かに堂々と言ってください。良い型をこちらからもう作ってあげて、そこに指示音ジェスチャーを関連付けながら教えることです。


>食欲が旺盛なのか、リビングに放すと常に拾い食いをしています・・

↑犬が生きるための自然な本能です。興奮も影響しています。

成長にともなって落ち着きも出てきますが、教えもしていきましょう。「犬を出す時はリードを付けて持って・・」とお話しましたが、ここでも役立ちます。

もちろん、変な物は床に置かないことですが、犬が何か床の物をくわえたら「シ!」の注意音でリードをチョンと引き上げて注意です。

床にドライフードを転々と置いて、リーダーウォークをしながら練習するのも良いです。

ただ、今の段階ではまだハードルが高すぎますので、まずは根本の接し方の見直し、主導型の遊び・団らん、というところから徐々に初めて関係作りを優先してください。


>お尻をけるのがいいといっていた・・

↑これは「もろ刃の剣」ですので止めましょう。犬に見られたり、敏感な子には逆効果になります。天罰式も体罰も、犬には意味が理解できませんので、神経が過敏になりやすいのです。

人が少し動いただけでも過剰に反応したり、無意識に噛みついたり、と、防衛本能が刺激されるだけになってしまいます。


>ほめるときは、グッボーイと言います。なでられるのはあまり好きではないようなので・・

↑犬の褒め方は少し前述しましたが、人間が「すり寄って猫なで声でナデナデ」は、犬の本能には従属的に映ります。下位の犬が見せる従属的な挨拶そのものだからです。

普段の何気ない接し方も同じです。大げさに褒めるのもいけません。

犬を褒める時は、必ず良い型を作って、そこに指示音ジェスチャーを関連付けながら、褒めます。リーダーらしく静かに堂々とした態度で、犬の肩付近をポンポンで褒めてください。


>餌をほめるのと一緒にあげてたときもありました・・
>しつけのときだけおやつをしていました・・

↑これは止めましょう。本当の関係がどんどん見えなくなっていきます。それが怖いことです。

ただし、ゴハン前にスワレ・マテをさせてから、褒めて食べさせることは良いです。


>最近は早いので私が引っ張られる形になって困っています・・

↑リーダーウォークの意識をしっかり持ってください。ただし、外の世界は興奮が激しいですので、まずは家の中でしっかり練習して、そしてその流れでそのまま外の散歩に出かけるとスムーズです。


では今日は以上ですが、絶対にご家族皆さんで、犬の特性を良く理解することと接し方の見直しをされてください。それをしないで表面上の手法だけを上塗りするだけでは、犬のしつけは必ず失敗します。

そして、今の子犬の月齢の難しさもあります。犬の特性、成長期の難しさも理解してあげた上で、コツコツ続けていかないといけません・・・

 

 


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