犬のしつけがQ&Aで分かる!

耳掃除を嫌がり噛んでくる犬のしつけ

質問内容
甘噛みってどの位までを言うんでしょうか?

7歳保護犬のラブラドールのオスです。

最近夫婦共々噛まれてアザや傷が出来るほどになっています。本気で噛んだら骨が折れたり肉が裂けると考えると甘噛みなのでしょうけど、とても痛いのでこちらからすると本気噛みです。

病院の指示で耳掃除をしなければならないのですが、液を注入しようとすると、相当嫌みたいで噛んできます。最初は嫌がりながらもやらせてくれたのですが、噛むようになってしまいました。これは嫌だってことでわかりますが・・・

ほかには、リードを噛んで引っ張ってくるので、シ!と叱ってる時で(多分引っ張りの遊びお誘いをしてるんですが、この時には凄く興奮してます。)

引っ張り遊びに応じるつもりはないのですが、この時点でリードを噛んで後ずさりブンブン振り回してくるので、結果的に引っ張り合いになってしまい、シ!と言っても、オスワリ!と言ってみてもやめませんので、シ!と言ってリードをガン!と上に引っ張るのですが、この時にはジャンプして手や胸、お腹など噛んできます。

首輪をつかもうとした時にも勿論噛まれます。ジージャン着てても痛いくらいの強さです。先日も同じような事を質問したので恐縮です。ですが、結果を急いでるわけではないです。

むしろ↓の方が本題で

以前もお伝えしましたが、夫は『遊びたいのでリード噛む→構ってくれる(叱ってるのですが)→興奮して噛む』という構図だから、無視してようといいます。実際に、無視してもリードを噛んでるのですが、そのうち飽きてやめるそうです。

私は叱るし、夫は無視するし、となると対応が違うので犬も困惑して、上位だと思ってるであろう夫のやり方じゃないやり方をする私には歯向かうのだと思います。

そして、その件で昨日夫と言い合いになりまして、今朝犬は私の事を無視してる気がしました。

夫の言う通り、無視したら収まるんでしたら、無視してていいのでしょうか?

夫婦喧嘩の相談みたいで申し訳ないです。ご教示お願いします。


返答内容
『アザや傷が出来るほど』となると、少し本気噛みに近づいてきました。

甘噛みもリード噛みも、中途半端に教えたり甲高い声で叫んで興奮させると、遊びの延長になったり興奮をあおってしまうことがあります。

あるいは、相手がジタバタする様子を見て、犬が見下す場合もあります。

今回試しに、奥様も無視してみてください。

このまま夫婦間でギャップが大きくなり、教えても犬に分かりづらいのであれば、変えてみる価値はあります。

もしそれでもダメな場合は、ご主人にもご理解していただき、厳しく教える方向で一貫しないといけません。もし他人や子供などを噛んでしまうようになったら、やはり危険だからです。


続いて耳掃除ですが、できれば、本当にその掃除液(殺菌液だと思います)を注入しなければいけないのか確認したいところです。

私ならば、別の動物病院にも行ってみて、セカンドオピニオンを受けます。(下記のように毛を刈って様子見してから)

犬の耳の中には、ダニやバクテリアが住んでいるのが普通です。それが増えすぎると黒い塊になってたまります。

もともと常在菌などですので、それが異常に繁殖して炎症を起こしている場合は別ですが、完全滅菌も難しいですし、完全滅菌すること自体が本当に良いのか?というところもあります。

人間の皮膚や体内にも、たくさんの菌や毛穴にダニが住んでいますが、バランスの中で良い役割も持っていたりします。共存しています。

私がお世話になっている獣医さんは、あまり細かくない方で、「アレコレやり過ぎないほうがかえって良い」という感じの先生です。

もちろん、現在炎症が起こっているような場合は別ですが、私はタレ耳の犬でも、たまに大まかに掃除してあげるくらいにしています。

それと、耳の内側の毛と、耳の穴付近、耳の付け根の下側(耳が垂れた時に接触する部分)の毛をキレイにバリカンでカットします。

(夏はお腹や内股もカットします。ホームセンターに売っている人間用の安いバリカンで良いです)

そうすると通気が良いので、バクテリアやダニの繁殖を抑えられます。立耳の犬種が問題ないのと一緒で、通気が出来れば良いのです。

あとは、エアコンで室内の温度・湿度を整えることも重要です。

他には、ストレスで活性酸素がたまり、粘膜系に炎症を起こす場合もあります。胃腸炎や口内炎や目の充血、鼻血なんかもそうです。人間と同じです。


さて、もしそれらを行ったにも関わらず、やっぱり耳の炎症が収まらない場合は、それは治療したほうが良いです。

耳の炎症から末梢神経に問題が起こり、まぶたが垂れたり瞬膜が上がって、視界が狭くなったりすること(ホルネル症候群)があります。

また、カイカイもひどくなり、二次被害も起こります。

そうなるのも問題ですので、本当に炎症があって治療が必要な場合は、『作業台』に乗せると良いです。

ラブのオスで重いですので、女性の方は難しいと思いますので、ご主人にやっていただいてください。

犬は『高い・滑る・しなる・ずれる』ような不安定な足場を嫌いますので、特に高くて狭い場所は怖いのでジッとする傾向があります。

1メートル以上の台を作りましょう。

例えば、段ボール箱を二つ重ねて木の板を置いても良いですし、ケージの上に木の板を置いても良いですし、プラスチックの収納ケースを重ねて作っても良いです。

あとは、普段からマテをキチンと教えていく習慣を付けることです。コング遊びの中に取り入れたり、ご飯の時など、何か犬が好きな場面の前に教えると良いです。

犬は「ダメ」などの否定形は理解しにくいですので、『動かないで待つ』という指示形・アクション形の教え方のほうが良いです。マテが良いです。

それと、耳掃除をする前に、リーダーウォーク・遊び・散歩という一連の疲れることをやった後で、耳掃除をすると良いです。

そうすると、ストレスも発散していますし、だいぶ疲れていますので、ジタバタしない傾向があります。

他には、ご飯前にやってみても良いですし、コング遊びで噛ましている間にサッと液を注入してしまうのも手です。

それでは、またQ&Aを熟読いただきながら頑張って続けていきましょう(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
返信ありがとうございます。

腕をガブッと噛むよりも、腕の内側をチビッとツネる感じで噛む方がダメージを与えられると学んだらしくツネリ噛みしてきます。ある意味賢いです。

堀川先生も仰るように、夫曰く私の叱り方の声が高くてそのせいで余計興奮してるとのことでしたから、中途半端になっているのですね。無視を試してみたいと思います。

耳掃除の件ですが、無料検診の際、耳垢がひどいことやよく耳を掻いてることを相談して掃除してもらい、ノンアルコールの洗浄液を出してもらい家でもやるようにと言われました。

細菌の検査をしてもらったわけでないですし、外耳炎などの診断をされたわけではありません。

でも、嫌がるので最近は帰宅時の足拭きの際に、耳も指が入るところあたりまでタオルで拭くようにしています。

これに慣れてきたら、時々様子を見て洗浄液での掃除も試みてみようかなと思っています。

ちなみに、足拭きを嫌がってやらせてくれないとの相談も以前に致しましたが、おかげさまで最近は、後ろ足は少し嫌がる時もありますが、かなりちゃんとやらせてくれるようになり楽になりました。

悩みはつきないですが、少しずつ進歩していること、嬉しく思っております。


 


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