犬のしつけがQ&Aで分かる!

子犬のしつけで甘噛みがあり今後子供を噛まないか心配

質問内容
堀川さんのホームページを見て、犬を飼う事で不安に思っていた答えが見つかるかと考えています。

現状が、もうすぐ4ヶ月のカニンヘンダックスの子を2ヶ月から我が家に迎え入れています。

最初の頃から甘噛みが酷く、口の奥に手を突っ込む事がいいなどと、ネットで検索し試してみたり、悪い事をするとお尻を叩いたりをたまにしていました。

1ヶ月ほど前からトレーナーさんにも来てもらい、トイレのトレーニングを中心に日常のお手入れなどの事を教えていただくことをしていました。

そのトレーナーさんにも、体罰は絶対ダメと言われていたのですが、ついつい、言うことを聞かないときなどや、小さい子供が3人居ますので、唸ったり、噛む仕草をするときなど、こちらが過敏に反応してしまい、厳しく口で叱ったり、先日は子供に咬みつこうとしたので、口のところを思いっきり何度か叩いてしまい、暫くは目をショボショボさせていました。

流石にやり過ぎたと反省し、この子との信頼関係も崩れ去ったと一からやり直すつもりです。

主人の実家で室内で飼われてた小型犬が娘が小さいときに噛んだので、絶対に噛ませたくない!と神経質になりすぎていたんだと思います。

子供も皆んな犬の事は大好きですが、怖くて一番下の子には触らせられないくらい、私が不安になってしまっています。

実際にまだ、噛み付いたりの被害はないですし、あれだけ叩かれた後も私のそばに寄ってきて、遊んでたり、膝の上で寝てたりする様子を見ると申し訳なさと不安でいっぱいですが、こんな状態でも信頼関係を作るり、子供達が安心して犬と暮らせることができるでしょうか?

今のトレーナーさんは、オヤツを使った躾で、これにも不安を感じていますし、犬優先な感じも少し納得はいってませんでした。そこへ、堀川さんのホームページに出会い、メールでの相談にも乗っていただけるのが、すぐ不安になってしまう私にはぴったりだなと思っております。

長々と、書いてしまいましたが、うちに来てくれてたった2ヶ月ほどで何度も叩いてしまい、この先、子供に噛み付いたりしないように、しつけられますでしょう?かというのが、一番聞きたいことです。

そのほかは、無駄吠えも少なく、身体を触っても滅多に唸りませんし、頂戴も大分できますが、全てフードがご褒美です。クレートで夜中も全く泣かず、お昼も用事があるときにはクレートに、入れますが大人しくしてくれています。

性格は元気で、多少やんちゃだとおもいます。

唸ったり、噛もうとするのはこちらが怒ったり注意したとき、散歩中に知らない人に会ったときなどです。


返答内容
頑張っておられますね(^_^)

今回のダックスちゃんは、普通に素性の良い子です。

現状は犬の普通ですし、親兄弟から引き離されたのが早かったので、初期の社会化が学べていないのです。

また、甘噛みは愛情表現や遊びの一環でもあります。まだ幼いですので、これから一貫して教えていけば大丈夫です。

大声で怒ったり、打撃系の体罰は絶対に止めてください。

犬の知能では、「自分のした行為が悪い、だから怒られた」というふうには理解できないのです。人間の幼子も同じです。

防衛本能と不信感をあおるだけですので、もう今後は止めましょう。

オヤツで釣るのも良くありません。例えば、獣医さんなどが一時的に使うのは良いのですが、飼い主さんが毎日それをやっていくと、犬との本当の関係が見えなくなってしまうのです。これが一番怖いことです。

「シ!」の注意音を出しながら、犬の口の中にゆっくりと噛まれた指を押し込んでいくのは、教え方としてありです。

他には、注意音と同時に仰向けをしたり、注意音と同時にリードをチョンと引き上げて教えることです。

それを繰り返すと、手を見せても噛まなくなる瞬間がきますので、そこでポンポンポンして褒めてください。

褒め方も、猫なで声でナデナデではなく、静かに堂々と褒めます。

これは体罰という意識ではなく、「悪い形を止めて・良い形を作って・褒める」というセットにします。

まだ『何が良くて・何が悪い事なのか』をまったく分かっていませんし、分かっても定着できるまで時間がかかりますので、シンプルに体現させてあげて、コツコツ淡々と教え続けます。


特に、遊びや団らんの時間に「犬にリードを付けて持っておく」という癖にしましょう。(しつけが完成するまでで良いです)

そうしておくと、子供に噛みついたり暴走したりトイレの失敗や誤飲事故なども防げますし、お散歩の練習にもなります。

もし噛んだり吠えたりしたら、その瞬間に「シ!」の注意音と同時にリードをチョンと引き上げて、現行犯で分かりやすく教えることができます。

それと、常に犬の行動を主導する形になりますので、主従関係作りにも良いのです。


そして、普段の何気ない接し方(飼い主さんの意識)が全て影響します。

犬は、「相手が自分にとってどういう存在か」を常に感じ取って判断して行動します。

犬に立場を誤解させないように、常に信頼できる良きリーダーとして、振る舞ってください。

そういう根本の関係がないと、同じ教え方をしても効果が全然違ってきます。また、普段の意識が悪いと、注意した時に矛盾を感じてよけいにイライラ反発したくなるものです。


さて、これからやっていくべきことはたくさんあるわけですが、犬がまだ幼いのですので、まだしばらくは結果を期待したり求めたりしないことです。

反抗期もやってきますし、成犬の本能が強く出たり、ズル賢くなる時期もあります。

変化が大きい時期が続きますので、しばらくは大きな気持ちで、子犬の成長を待ってあげましょう。

それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
もう一つ、補足をお願いいたします。先日の体罰で寄ってはきたり、舐めては来ますが、前のようではなく、やっぱりビクビクしたり、手を伸ばすと逃げるときと逃げないときがあります。

その時でも、堀川さんの躾をしても、問題ないでしょうか?

焦らず、犬の信頼を取り戻すのは本当に大変だとは思いますが、自分の行動の結果なので、真摯に受け止めて、うちの仔犬が、穏やかな生活が出来るように努力したいと、思っております。


返答内容
ご自分の手に対して、犬から嫌悪感を持たれている場合は、なおさら『リードでチョンと引き上げて注意』が有効になります。

噛み癖があまりにも強すぎる場合や、人の手に対して過剰反応する場合は、直接の接触系の教え方ではなく、リードを活用する教え方が有効になります。

教えなければいけない場面では、一貫して教えることは重要です。

また一方では、遊びの中でスキンシップして、人から手で触られることに対して、良い印象の記憶を上書きしてあげましょう。

ただ単に手でベタベタしようとすると怖がりますし、従属的だと勘違いさせてしまうこともあります。

ですので、コング遊びの中にまぎれて、チョイチョイ・ポンポンして触ってあげれば良いのです。

犬が慣れてきたら、コングを転がす前に、こちらからスワレ・マテの型を作って指示音ジェスチャーで褒めて教えてあげて、コングを転がします。

そんなふうに遊んでいくと、

■犬の運動・遊び
■主導性を示せる
■スキンシップになる
■指示行動を覚える

というメリットがたくさん得られます。

それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)


 


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