犬のしつけがQ&Aで分かる!

エサをすぐ食べない犬のしつけ・ウンチが柔らかい?体重が少ない?

質問内容
堀川さま、いつもご指導ありがとうございます。

年末に気を引き締め直して一ヶ月が過ぎました。要求吠えは平日は気にならなくなりました。

休日にリビングに私達がいる間,ハウスに入れると出してくれと言う要求吠えがまだ出ます。布掛け,リーダーウォークを続け,知らないふりをして出かけてしまったりしています。無視することはいいですか?

散歩中のリーダーウォークも慣れてきました。私よりも犬が前に出すぎた時は,立ち止まり,つけ・座れを何度か繰り返すと,前に出ないで歩けます。

最近,変わったことと言えば,エサをあげてもすぐには食べず,私がいる間は一口も口をつけないことが多いです。エサを片付けずに出かけると,私がいなくなってからいつの間にか食べているようで,次のエサの時までには空っぽになっています。

エサをあげたときに食べなければ,片付けてしまったほうがいいですか?

量はフードの袋に書いてある規定量より少し多めであげています。

獣医さんにもブリーダーさんにも,まだ細めだからもっと量をふやして横幅をガッチリ作れと言われています。おやつは一切あげていません。

ウンチは最初に丁度いい固さのを出した後,少し経ってからべちゃべちゃしたウンチが出ます。下痢便まではいきませんが,結構柔らかいです。朝晩の2回出ます。

現在7ヶ月12日目で,30.5キロです。お父さんは40キロあるので,家の犬も大きくなるだろうと言われています。フードについて,教えてください。


返答内容
頑張っておられますね(^_^)

ゴールデンの雄でこの月齢で現状でしたら、大成功です。かつての我が家の犬の何倍も良いですよ。

ただし、一番難しい時期に入りましたので、ここから急変する可能性もあります。絶対に気を抜かないで、これからも頑張って続けてください。

>布掛け,リーダーウォークを続け,知らないふりをして出かけて・・
>無視することはいいですか?

↑これで良いです。続けてください。

段々家族の生活習慣を理解していきます。


>エサをあげてもすぐには食べず・・
>エサを片付けずに出かけると私がいなくなってからいつの間にか食べているよう・・
>エサをあげたときに食べなければ,片付けてしまったほうがいいですか?・・

↑今の時期はホルモンバランスの変化が激しくイライラしやすいので、しつけも難しいわけですが、食欲も不安定になることがあります。

体調面からそうなることもありますし、飼い主さんの反応をみるためにそうすることもあります。

絶対にドッグフード(一種類のドライフード)以外の食べ物を与えないことです。ご家族にも聞いていただいて、何か食べ物を与えていなかったか確認されてください。

一度でも与えると、すぐに学習してしまいます。

さて、フードを与えて30分ほどそっとしておいて、それでも食べない場合は下げてください。1分とか2分など、すぐに下げるのはいけません。もう少し余裕をみてあげましょう。

食欲がないときは、下痢、咳、嘔吐、ふるえ、鼻水などないかよく観察し、健康上問題無ければ上記のように対処します。

時期的には、風邪をひくときもあります。

丸一日何も食べれないと低血糖になりますので、次の日も食べない場合は、そのまま獣医さんに診せましょう。

獣医さんに診てもらって、「異常無し」「でも食べない」という場合ですが、これは夏場の夏バテに多いですが、『スープ作戦』が良いです。

今回はそこまでいっていませんので解説はしませんが、もしそうなった場合はQ&Aの検索で『スープ作戦』で検索して5記事くらいは読んでください。方法を解説してあります。


>ウンチは最初に丁度いい固さのを出した後、少し経ってからべちゃべちゃしたウンチが出ます・・
>現在7ヶ月12日目で,30.5キロです

↑これは普通です。最後にしぼる出す分は柔らかいです。興奮などで脱糞作用が高まっている時は、特にそうなります。

お写真も拝見しましたが、ゴールデンの7カ月オスで30キロもあれば十分です。まだ骨格が成長していますので、この月齢では見た目がスリムなのは普通です。4カ月くらいまではコロッとしているのが正しいですが、もうこの月齢では今くらいで良いです。

そして心配されなくても、1歳過ぎたら今度は困るくらいにブクブク太っていきますので、現状でしたら気にされなくても良いです。

フードは規定量与えてください。それ以上にも以下にもされなくて良いです。

「どうしても」であれば、量を増やすよりも「お湯でのふやかし」のほうが良いです。

今の時点で「量が多すぎて少し下痢気味」かもしれませんので、さらに増やしても吸収せずに同じことになります。

ですので、そうではなくて、お湯でふやかしたほうが吸収性が高まり、体重は増えます。

それでは、またQ&Aを熟読いただきながら頑張って続けていきましょう(^_^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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