犬のしつけがQ&Aで分かる!

6か月の犬のしつけでトイレが覚えられない・食が細い

質問内容
堀川さま、ご無沙汰しております。前回のメールから、いろいろなことがあって、ご相談したい...したい...と思いつつ、多忙を極め、何度も何度もメールを打っては、ためらい、また書いてはためらって、今日になりました。

堀川さんの教えを受けている飼い主として、今日は堀川さんを大変がっかりさせてしまうことを覚悟でメールいたしました。すみません。

懺悔も含め、一からやり直せるものなら、なんとかしたい...と思い直して、書いています。

現在6か月と10日になるキャバリア犬ですが、先日遠出をした先で、何度もトイレを促しているにもかかわらず5~6時間経ってもトイレをせず、(車にはトイレを床面に置いていて、何度も車を止めて促しますが未だに一度もしません。車をしょっちゅう止めて5分~10分ほど歩かせたりするのですが、全くトイレの気配なく...)

ついにイライラしてしまって(自分の感情をどうにもコントロールできませんでした)、リードを強く引いてしまい、駆け出すタイミングが大きくずれてザザザザッと引きずってしまい、ほとんど啼かない犬が「キャンッ!!」と言ったかと思うと、右足を上げてヒョコヒョコびっこを引き出しました。

罪悪感でいっぱいになり、すぐに抱き上げて帰り、次の朝、病院に行こうと見ると、血尿?!...ビックリして、病院に駆け込むと「足は、引っ張ったのはきっかけにはなったでしょうが、おそらく元々膝のお皿が浅く、とても外れやすい状態で(右が3、左が2という数値だそうです)

今までにも実は外れていたんでしょうが、曲げると戻っていたんだと思います。今回は炎症を起こしているので薬で炎症が治まって普通にするようでしたらいいんですが、ずっと痛がるようなら関節専門の病院で手術...という選択肢も考えてください。

そして、血尿ではなく、生理です。かなり早いですね(5か月と20日くらい)、稀ですがいないわけではありません。予定していた避妊手術は生理が完全に終わってからにしましょう。」と言われました。

あれから3週間ほどで、見た目は普通に軽く走ったり、後足で立ち上がったりできるようになり、ホッと胸をなでおろしている状態ですが...膝を痛めた頃と、生理が始まったのがほぼ同時期で、ちょうどそのあたりから、おしっこを歩き回りながら垂れ流すようになりました。

おそらく最初は膝が痛んだのかもしれません。それがクセ化しているのではとも思います。ブリーダーさんは「発情期はメスもまれにスプレー行為するから、もしかしたら」とも言われました。

もともと、家ではトイレシートの上に自分でするようになっていましたが、散歩前にさせていっても、散歩中には歩きながら知らない間に垂れ流していて、どうしたものかと思っていましたが、ついに家の中でもそれが続くようになり、膝の痛みのせいかと、なんとかこらえてひたすらふき取っていました。

が、生理がとても長く(今もまだ続いています)、リビング中で血液と尿を歩きながら垂れ流されるので、私も主人も子どもたちもついにガマンの限界を超えてしまい「あっ!」とか「もうっ!」とか「いいかげんにしてっ!」と数回、大声で怒鳴ってしまいました。

また主人が庭に連れ出すと、そこですぐにおしっこウンチをするようになり、案の定、家では我慢するようになり(2日くらい我慢していました)、ポポポポ...と促しても、全くしなくなりました。

うちに犬を飼う条件として、主人は排泄物の臭いの処理だけしっかりしてほしい...と言われていたので、来る前から一生懸命勉強して、必死にやってきたのですが、今、振り返ると、「淡々と...」ができていなかったように思います。表面上は繕っても結局イライラは内面で膨れ上がって、折々で感情的に反応してしまい、裏目裏目に出てきてしまった気がします。

今や、おしっこの合図のポポポポ...は、彼女の中ではお座りしてじっと待つことを意味しているのではないか...と思えてきます。何十分でもじっと座って、そのうちクレートに入って寝てしまいます。(添付動画)臭い嗅ぎとソワソワをしだしたら、ポポポポ...というとおしっこの出てくるあたりをひたすらなめまくり、ちょびっとチビリ出して、また遊びだす始末です。そして普通に遊びながら、歩きながら垂れ流します。

血液もなめとっているので最初は知らん顔していたのですが、あまりにしょっちゅうなめているし、出にくいのかな...と検査しましたが、結石もなく、膀胱炎でもない、異常なしとの結果です。

ついに「今までのイヤな思い出を忘れるように、全く1からやり直した方がいいのかも...」と思い、トイレ用のケージを横にひとつ置いてみました。(添付写真)

朝クレートの方から出たら、「トイレ、トイレ」と言ってそちらに入れ、遊んで、その後出してロープ投げしたりしていると、おしりをなめだすので「トイレトイレ」と言いながらそのケージに入れ、歩きながら...なめながら...やっとちょびっと絞り出すと、練乳を指先にチョン...くらいの量をなめさせました。

(普段はおやつは一切やっていません。薬を飲ませるのに、練乳を少量使ったので、本当に微量だけです)

でもポポポポ...と促しても、サッと座って、何分でもじっとしているので、「ハウス!」というと、それはイヤ...という感じでしぶしぶあたりを臭い嗅ぎしだし、おしりをなめまくって2~3センチ四方くらいの量を絞り出して、また座ります。また「ハウス!」というと、おしりをなめてはちょびっとずつ出して、たまに間に合わず入り口付近でもらしたりしながら、それを何回も繰り返して、1回のおしっこに10枚以上のシートを使って、やっと落ち着く感じです。

一向にじっとおしっこはできず、ウンチは外でしかしなくなってしまい、変な癖ばかり強化してしまっているようで...
すっかり疲れ切ってしまいました。(一度、留守中に勝手にケージの隙間からむりやり抜け出て、当たりじゅうを散策しまくり、シートそばの床におしっことウンチをしていましたが...)

せめておしっこだけでも出たら、庭に連れて行って、うんちをさせてから散歩に行きたいのですが、今おしっこもせずに行けば、もう絶対に出先ですることが強化されるばかりだと思い、ためらっています。

すでに昨日の夜からしていないのに、今は昼の2時で、一向にケージのトイレを使う気配はなく寝ています。

また前回、食が細すぎるとのことでご相談しましたが、エサも相変わらず、1日にまともな一食を食べればいい方です。

あの後、結局病院で寄生虫などの検査もしましたが問題なく、けっして子犬らしいふっくらさはないけれど、病的にやせすぎというほどではない、と病院でも言われ、ブリーダーさんに聞くと父犬は6キロ弱、母犬は5.5キロほどなので、5か月半で5キロ近くだったら、充分です!と言われ、どうして大きくなっているのか、不思議でしょうがありません。

ナメられているのかと心配はしますが、甘噛みも無駄吠えも皆無で、芸(お座り・マテ・フセ・ゴロン・お手・もってこい・ちょうだい)もよく覚え、言葉だけでもしぐさだけでも大丈夫です。

コイも戻れもしっかりききます。許可なくマット(リビング)から出てくることも基本なく、ツケも臭い嗅ぎに夢中な時以外だいたいできますし、室内でマットから出た時には、リードも何もなしで、「コイ」と言った人間にピッタリとツケして歩きます。あえて言うなら、かなりビビりで、かなり我慢強いのではないかと思われます。

というわけで、どう考えても明らかに私たちのやり方が決定的に間違っていると思います。少なくとも私が、感情のコントロールをちゃんとできず、抑え込んでは暴発するのが大きな失敗要因の一つだと思います。

暴露するのは本当に恥ずかしいのですが、エサを食べなくて焦り心配が高じてイライラし、何回かケージの中でエサを前に座っている犬に大声を出したりケージを荒々しく音立てたりしてしまいましたし、一度だけですが、口にむりやりフードを入れたこともあります。

トイレの失敗は無視して黙って片づける...ということは何度もわかっているのに、とっさにやられると主人の目を気にして、うっかり「あっ!」とか「ハァァァァ...」とか「もうっ!」と言ってしまいます。本当に情けないです。

自分のことが一番コントロールできません。(それでも努力は続行中ですが)
現状を正確にわかっていただきたく、正直に申し上げました。

7か月頃から反抗期...と言われて、ますます気が重くなっています。友人たちは、もう手遅れ、トイレの習慣は変わらないよ、と言い切ってきます。

主人も、「もう無理なら、家の中が臭くなるより、庭の方がマシだから、朝晩、庭でさせようか」と言いだしました。無理を言って、犬を飼いたがった手前、なんとかしたいです。

本当に恥を忍んでのメールです。膝を傷つけ、たぶん心も傷つけた時は涙が止まりませんでした。今では問題行動を引きだし、修正もできずに、役にも立たない罪悪感でいっぱいです。

こんなダメ飼い主ですが、これからの長い犬との年月を思い、あきらめられるわけもない、ともう一度がんばる覚悟を決めてのメールですのでどうか今一度、アドバイスの方をよろしくお願いいたします。


返答内容
頑張っておられますね。現状はまったくご心配ないですよ(^_^)

>甘噛みも無駄吠えも皆無で、芸(お座り・マテ・フセ・ゴロン・お手・もってこい・ちょうだい)もよく覚え、言葉だけでもしぐさだけでも大丈夫です。コイも戻れもしっかりきます・・・

↑今の時期はこれで十分です。大事なことは、主従関係の認識です。崩れていませんので大丈夫です。

行動など物事の覚えは、良い関係さえできていれば、あとは時間の問題だけです。私が飼い主さんと犬のことを心配するのは、犬の素性と関係作り(飼い主さんの意識)なんです。

今回はその子の素性も良かったですし、しつけ(主従関係作り)も頑張ってこられましたので、それで良いのです。土台作りは大成功です。


さて、まず食欲ですが、小型犬は食が細くエネルギー効率が良い犬が多いです。その子は特にそのようです。お写真も動画も拝見しましたが、その月齢でその体系でしたらちょうど良いです。あまり太らせる方がかえって関節に良くないです。

その子は胃腸の消化吸収力が高いんです。あとは、運動量をもう少し増やしても良いでしょう。それと、食欲がない子には、水をストップして、フードをかなり多めの熱湯でふやかしてスープ状にする作戦もあります。(食べさせる時はもちろん冷ます)

「ふやかし」というレベルではなく、本当にサラサラのスープ状くらいに薄めることです。ノドが乾いて水がなければ、そのスープを飲むことになります。ただ、現状が痩せているわけでもありませんので、無理やりそうすることもありません。ご心配でしたらスープ作戦もやってみてください。


続いてトイレのしつけですが、まず反抗期はもうだいぶ前に入っています。

犬は生後5か月くらいから歯が生え変わり始めますが、ということはもうホルモンの変化が大きくなっているということですので、成犬としての本能は出てくるんです。(教材で解説済み)

さらに7・8か月でもっと急激に知能が上がってズル賢くなる・・・というだけのことです。今はもう反抗期のど真ん中です。

権勢本能・自我・独立心が出てきていますのと、それに生理も重なって、マーキングしたいのです。

そしてこれは、反抗期や繁殖期だけの問題ではありません。オスもメスも、成犬でも老犬でも、繁殖期以外でも、犬はマーキングしようとします。メスでも足を上げてオシッコする子もいます。

縄張り意識を持っている動物ですので、自然な現象です。また、犬にとって臭いは重要な情報源です。人間がしゃべったり文章を書いて、メッセージを残したりコミュニケーションをとりたくなるのと同じ本能です。

あと、オシッコだけじゃなくて、ウンチもマーキングの一つになります。肛門のところに臭いの液体が詰まった肛門腺がありますが、ウンチの度に臭いが追加されて出ていくわけです。犬にとってウンチは、マーキングの一環でもあるのです。


さて、今回の子は覚え方が独特なようです。犬はみんな覚え方にも個性がありますし、たまたま飼い主さんが強く強調したりタイミングがずれてしまって、それを変に覚えてしまう場合もあります。

今回はもう、ポポポは止めて、チチチチチに変えましょう。

犬のしつけに限らず、世の中のことは全てそうですが、「計画半分・発見半分」と言われます。

完璧に準備してもその通りに100%はいきませんから、準備はシッカリした上で、違う結果が出た場合は、適応して変えていくことも大切です。

そして、「100%の力ではなく50%の力で取り組め」などもよく言われます。一つの事に凝り固まってしまうと、他の重要なヒントを見落としてしまうのですね。

肩の力を抜いて、50%の力で頑張ってみてください(^_^)

さてトイレのしつけですが、すぐに100のレベルを求めないで、10のレベルから始めてみましょう。

外で排泄できるのですから、まずは外での音の関連付けに注視します。

知らんぷりして犬を横目で見て、排泄が始まったら「チチチチチ・・チチチチチ・・」とひたすら関連付けだけしてください。

動画を拝見しますと、やたらと名前を呼んだり「早く早く」など人間の言葉でせかしていますが、犬にはまったく意味が分からず、イライラするだけになります。それを続けてしまうと関係も崩れるので要注意です。

例えば、スワレやマテなどは、こちらから型を作って教えられますので良いのですが、トイレは犬の排泄を待ってあげなければいけません。特に今回の子は、食が細いので排泄量・回数も少ないです。

しつけの種類が違いますので、ちょっと別の意識をもってください。それと、トレイのしつけは何があっても絶対に叱ってはいけません。よけいに隠れて粗相するようになります。

まずは最初の目標は、外で、こちらからの指示音で排泄させることです。

それが出来るようになったら、今度は外でトイレシートを置いて指差しジェスチャーでシートにさせることです。最初はシートを数枚置いて面積を広くしてください。

シートの上で出来たら褒めてください。大げさではなく、静かに堂々と褒めてください。

シートの上でなかなかしない場合は、とりあえずシート無しでさせて、排泄が始まった瞬間にサッとシートを敷いて犬を抱え上げてシートに乗せて続きをさせます。そして褒めます。

そうやってシートに出来るようになってきたら、今度はトレーも使って同じように外で練習です。

そして最後は室内です。散歩は行かないでおいて、食後に少し遊んだ後が一番排泄しやすいです。そのタイミングで同じように練習しましょう。排泄したら散歩に出かければ良いです。


では、もう一度Q&Aサイトもご覧いただきたいですが、最初にお話したように、今は特に権勢本能が出始めた時期なのと繁殖期も重なっていますので、すぐに結果は期待しないことです。

↓また、これも選択肢としてありますので、悲観されることはありません。

>家の中が臭くなるより庭の方がマシだから、朝晩庭でさせようか・・

時期的には、もう少し待ってあげないといけません。

それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
堀川さま、的確で、冷静かつ温かいメールをこんなに早くいただき、思わず安堵と感動と感謝で涙ぐんでしまいました。本当にありがとうございます。

認めていただけることがこんなにありがたいとは...
誰にも確認できず、不安だらけのしつけでしたので、本当にホッといたしました。

反抗期も、もうまっただ中...と伺い、むしろ腑に落ち、納得いたしました。これからもっともっと大変なことになる...と思っていましたので、少し気が楽になりました。

トイレのしつけについては、驚きでした。外で練習して、その後、家の中でもできるようになるものなんですか?
しかもそろそろ成犬...よほど時間をかけるつもりで、やり直さないといけないということでしょうね。

実際には、今後、外での練習にシフトを置くとすると、家の中ではどういう対応をしておけばいいでしょうか?

環境の準備(シートを敷き詰めるべきか、など)、そしておしっこしそうな合図に気づいたとき、しちゃった時(シートの上とそれ以外)には、テキストどおりの対応で「チチチチ」と音の関連付けだけ...からでよいのか、生理が終わってなくても、もう切り替えた方がいいのか、朝起きたらすぐにまず外に連れ出した方がいいのか、そして歩きながらのおしっこは、もうあきらめたほうがいいのか...など、また教えてください。

反省は長くしても、時間の無駄...と言いますので、堀川さんのたくさんのご提案を大切にして、私の後ろ向きな気持ちは早く切り替えて、これからの変化に目を向けていければ...と思います。私の問題ですね。

犬を見習って、今からまたもう一度初心に帰って、がんばりたいと思います。「計画半分、発見半分」「50%の力で」を何度も自分に言い聞かせつつ、やってみます。ありがとうございました。


返答内容
>外で練習して、その後、家の中でもできるようになるものなんですか?!・・

↑人間も一般的にそうですが、条件付け・習慣・癖というものは定着します。

指示音(効果音)、ジェスチャー、トイレシート(トレー)という条件が合えば、出来るようになります。そこに主従関係が加わって、言う事を聞きたくなる関係、褒められて嬉しい関係が効果にプラスされます。

もちろん、「外」という条件付けもされてしまいました。外の臭い、音、景色、雰囲気という条件が今は関連付けされていますが、それ以上に先ほどお話した音・ジェスチャー・シート(トレー)・主従関係を関連付けていけば良いのです。あとは、ケージから出た興奮刺激、食事後の腸の刺激、遊びの興奮刺激を利用すれば良いのです。

ただし、お話したように、今は反抗期・繁殖期の要素もありますし、外の世界に慣れていない興奮刺激も加わっています。急がないで、あきらめないで、やるべき事を淡々と続けていけば良いです。


>しかもそろそろ成犬...よほど時間をかけるつもりで、やり直さないといけないということでしょうね・・

↑犬の成犬期は、早くても1歳半くらいからです。2歳くらいと思ってください。まだ成長期の半分も過ごしていません。

それと、犬は哺乳類ですので人間と同じく生涯学習能力があります。むしろ、成犬になってからのほうが知能が高く落ち着きがありますので、より物事は覚えてくれやすいです。関係作りと教え方が正しければ、老犬になっても新しい動作や指示を覚えてくれます。

例えば盲導犬の訓練では、1歳までは何も教えません。パピーウォーカー(子犬を育ててくれるボランティアの一般人)の元で、人間との関係作りだけを重視しています。1歳過ぎてから、始めて訓練士のもとで訓練を始めます。


成長期で問題なのは、主従関係や信頼関係の基盤作りなのです。人間家族や他人に対して、自分(犬)がどういう関係にあるのか・・・という基本的な価値観が作られる時期なんですね。そこが重要なんです。

それさえキチンとできてしまえば、あとはオテだのマテだのという動作そのものは、いつでも覚えられるのです。習慣も変えられます。


>家の中ではどういう対応をしておけばいいでしょうか?・・
>シートを敷き詰めるべきか、など・・

↑お部屋を汚したくなければ、そうされてください。そして、どこでオシッコしても絶対に叱らないで、音の関連付けに注視してください。


>生理が終わってなくても、もう切り替えた方がいいのか・・

↑もう切り替えてください。ポポポ音はもう誤認してしまっていますので、変えた方が良いです。


>朝起きたらすぐにまず外に連れ出した方がいいのか・・

↑せっかくオシッコがたまって排泄しやすいタイミングですので、お部屋でさせてください。あるいは、トイレ側のケージに入れて、コング遊びで興奮刺激を与えて、オシッコするまで粘り強く待ってください。自然に排泄するまでは、声掛けなどでせかさないことです。

オシッコが始まったら音出しして、指差しジェスチャーも見せながら褒めます。

(時間があればで良いです。朝忙しくて時間が無ければ、外でさせて音の関連付けだけします。)


>歩きながらのおしっこは、もうあきらめたほうがいいのか・・

↑これも今の時期特有の要素が大きいです。犬はもともとキレイ好きですので、成犬になって経験を積み知能が上がってくれば、わざわざ自分が汚れるようなことはしません。興奮によるお漏らしも減っていきます。


さて、反省と自己嫌悪はまったく違います。

本当の反省とは、「あ~このやり方はダメなんだな・・」という『発見』なのです。「じゃ~次はこうしてみよう・・」という未来のための行動思考なのです。

自己嫌悪は、過去の失敗を悔やんで自分が嫌になってそれで終わり・・・です。これは何も生みません。どんどん失ってマイナスになっていくだけです。

プラス思考というのは、知っているだけではダメで、練習しないといけません。

何か問題が起こった時は、

「こうするとダメなんだな、良い発見になった、良かった。今の時点で分かって良かった、もしこれが3歳になってからだったらもっと苦労しただろうな~ついてる!良かった!」

と言ってみてください。それを毎日続けると、プラス思考が身に付いていきます。脳が勝手にプラスの要素を探すようになるのです。

電球を発明したエジソンは、2万回失敗しました。しかしエジソンは一回たりとも「失敗した」とは思わず、「この材料ではダメなんだな、という発見をした!」「2万回の発見があった!」と言っています。

世の中の成功者は、あらゆる分野でそういう思考のもとで淡々と続けた結果なんですね。それだけなんです。能力の差ではないのです。

思考も練習が必要なんです。ポジティブ思考の本だけ読んでも意味はないのです。


さて、以前にもお話したことがあったはずですが、Q&Aサイトをもっと熟読されてください。読まれていないか、お忘れになっている部分が多々ございます。

そして、実践の中からの発見も大切にすることです。勉強→実践→発見の繰り返しで、実力が付いていきます。


そもそも、犬の月齢からして良い結果が出る時期ではないのですから、悲観は意味が無く、マイナスになるだけです。

子供さんを育ててこられましたが、1歳・2歳の時に一人でトイレも食事もキレイにできましたか? また、子供さんの反抗期もこれからやってくるでしょう。

「この年でまだ出来るわけがない・・」という認識のもとで、コツコツ教えながら成長を待ったはずです。同じことです。ましてや犬の知能は人間よりも低いです。それもまだ子犬です。単なる小さな猛獣なんです。

テレビドラマや映画のような犬の良いイメージは捨ててください。あれは演出による虚像なのです。

しかし逆に、映画やドラマで見たこともないような不思議な犬の素晴らしさも、またたくさん発見することになります。それを楽しみに待ちながら、犬の成長を見守ってください。

まず10か月くらいまでは何も期待しないこと。本書とQ&Aサイトをもっと復習すること。プラス思考の練習。

それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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