犬のしつけがQ&Aで分かる!

7か月の犬のしつけでトイレと無駄吠えを改善したい

質問内容
はじめまして。犬の問題行動としましては、無駄吠え、トイレ、興奮です。

トイプードル2頭で共に雄、兄弟犬でもうすぐ7ヶ月。去勢手術はまだです。

2ヶ月過ぎにブリーダーさんのところで飼う子犬を決め、私の事情と空輸の関係で、3ヶ月半くらいで我が家の家族となりました。ブリーダーさんが、留守がちの人や1人暮らしの人でもちゃんと犬を飼う事が出来る。と言う考えの方でしたのでそこで譲って頂くことを決めました。

我が家に来た初日もちゃんとブリーダーさんの教え通りしましたらトイレもちゃんと出来、夜鳴きもする事なくよく食べ順調な滑り出しでしたが、今年に入りんー?という行動が見られるようになって来ました。

堀川様の本を買い読んだ時、「あお向け固め」に関しましては、ブリーダーさんが、主従関係を重視する方で我が家に来てから1ヶ月くらいから始めていました。が、リーダーウォークに関しましては??状態で散歩自宅裏の公園で一緒に走ったり遊んでました(ーー;) 首輪が届いた日からリーダーウォーク始めています。

2頭の子の性格、状況、問題行動を説明させて頂きさす。2頭の兄弟犬、ブリーダーさんがお出かけの間に産まれていてのでどちらが先に産まれているかは不明です。

1頭目、こちらの子はもう1頭よりひと回り大きいですが、ビビリの所が有ります。初めての事に弱いです。ドッグランでは、最初日は半分以上の時間自分達の隣にいました。今では走り回っています。散歩初日、自動ドアに後退りをし、バイクにおののきました。

この子の問題点無駄吠え留守がちな家なので最初に帰ってきた人に吠えます。殆ど私が先に帰って来ます。焼きもち焼きなのか、もう1頭をサークルから先に出すと吠えます。

リーダーウォーク始めてからは鳴く時間が短くなった気がします。その時興奮していますので、うれしょんします。宅配の人が来た時も鳴きます。

主人が帰って来た時は、私が「パパだから大丈夫」と声をかけると鳴き止みます。外では殆ど鳴きません。人もワンコも好きで寄っていきます。

甘噛み?こちらは殆ど無いです。来た当初にサークルの周りの木の部分を噛んだりにましたが、今は基本犬のおもちゃしか噛みません。あるとするならば、2頭でガウガウやっている時に本気モードになって来て止めに入った時に当たる感じ、噛まれたことはないです。あお向けで身体をナデナデスキンシップをとっている時に口を開けて手を追うことはあります。最近はそのスキンシップ控えてます。

興奮こちらは、帰って来た時はうれションと、ガウガウをやっていて本気モードに突入しリビング、ダイニング(マンションなので広くないです)をいき良いよく走り回ります。走り始めは、こちらの指示(ストップ、お座り、待て)を言っても聴かず、少し走り回ってスピードが落ち着いて来て目が合わせられる用になると伏せの形になります(伏せと待ては形は一緒です)走り始めスピードがあるので怪我をしないか心配です。

トイレ、こちらが最大の問題行動とおもっております。

だぶん(日程が定かでない)1月の中頃までは自分のサークル内のトイレでしておりました。我が家に来てからサークル内もサークル外(リビング)も80%以上の確率で出来ていたのですが、全くしなくなりました。

サークル内でする時は、ベットが置いてある方でします。ベットにする時もあれば、ベット外の時もあります。ほぼ見てない時にするので、注意はしてません。トイレでしなくなってから3回くらいトイレにベットを持ち込み、ベットの置いてあったトレーにオシッコ、ウンチをしています。

リビングでのトイレは、マーキング以外オシッコはできます。ウンチはトイレでしません。散歩時にする時もあります。

もう1頭は、マイペース物怖じしません。人なっこい。

無駄吠えは、最近つられてします。を我が家に最初に帰ってきた人にはなきます。あとテレビの動物に鳴きます。外では殆ど鳴きません。ドッグランでは居ないと思うと知らない人に抱っこさらていたりします。犬も大丈夫です。

甘噛み、興奮は上のこと同じですが、うれションはしなくなりました。興奮の回数は、少ないですがゼロではないです。この子ののトイレはサークル内はウンチほぼ完璧!

オシッコも完璧だったのですが、サークル内でも足を上げるようになってきたので、最近は、はみ出したりします。サークル外は、マーキングが酷いです。が、何故か散歩ではしません。するのは、ドッグラン(ここで覚えたみたい?)とサークル外の家の中です。お医者さんで聞いてみたのですが、マーキングに関しては、去勢手術しても治るかは不明といわれました。

リーダーウォーク始めてからは、散歩時にあっちこっち引っ張られ2頭連れての散歩は大変でしたが、1人で連れて行けるようになって来ました。ビビリのひと回り大きい黒プーは、まだ少し前を歩く所がありますが、ひと回り小さい白プーは、リッキー君みたいに「あれ?いないのかしら」と思う時があります。
普段家にいるときは、ブリーダーさんからも言われていたので、あまり構わず、犬だけの時間を大事にしています。

1日の流れ:
5時  人間も犬も起床!
6時から7時頃の間に犬のご飯(日曜は8時過ぎの時も)
ご飯ん食べ少しいたら30くらいリビングにだす。最近ガウガウが本気モードになるのでそうなったら引き離しどちらかを脇横で待てさせキープ、その時犬が動いたら、すぐ止めれるように手で押さえてます。
8時前に主人が出勤...
私はパートなので8:30か9:30に出勤。
15:30か16:30に帰宅!その後天気が良ければ散歩
私が休みの時は昼に散歩、夜まで仕事の時は散歩はなし。
犬のご飯は18:00から21:00の間でその日によります。

ご飯の後30分から1時間半(その日による)リビングで遊ばします。
夕方リビングに出す時もあります。

時間配分バラバラです。

トイレと無駄吠えを改善出来たらと思っています。お力をお貸しください。長々と申し訳ございません。宜しくお願いします。


返答内容
今回は、トイプー君たちの素性がとても良い子(ブリーダーさんのスタンスも良かった)なのと、この月齢特有の症状が出ているという要素が強いですので、ご心配されることはありません。

ただし今回、サポート要領でお願いしております「過去の教え方・接し方・しつけ方」の項目をお知らせいただいておりませんので、そこが不明で心配です。


さて、「今年に入り・・」ということでしたので、おそらく生後5か月くらいからですね。

犬はそのころから反抗期に入ります。反抗期といっても、心身ともに成犬への成長が急に高まる時期ですので、嬉しいことではあるのですが、成犬としての権勢本能・自我・独立心・相手を見抜く視点が鋭くなってきますので、それが問題行動という形で出てきます。

さらに、生後7・8か月あたりで急に知能が高くなり、その割にまだ経験不足と主従関係不足がありますので、ズル賢さだけが目立ってしまう時期なのです。

犬のしつけの中で一番難しい時期で、問題が出るのも自然な時期でもありますので、すぐの結果は期待されないで、やるべき事を淡々と続けていきましょう。

ただし、「問題が出るのも自然な時期」とお話いたしましたが、間違ったしつけ方でそのまま過ごしてしまうと、決定的に主従関係が崩れてしまうという分岐点でもありますので、それは絶対に忘れずに、接し方は見直されてください。


まずトイレですが、環境として、メールを拝見する限りではクレートハウスが無いのだと思います。

ケージ内にベッドだけ置いておいても、そこを寝床だとハッキリ認識できないのです。

ですので、『巣穴』としてクレートハウスを合体してあげて、そこから出てトイレで排泄する・・・という感覚にしてあげましょう。

それと、お留守番も長いですので、ケージ外で排泄させる習慣を付けないためにも、いずれはケージ外のトイレは無くしてケージ内に置くだけにしましょう。

今は、どこでしても絶対に叱らないで(トイレのしつけは叱ってはいけない)、チチチチなどの指示音の関連付けに注視してください。

音が関連付けられて、主従関係ができてくれば、興奮刺激を与えればそこで指示でしてくれるようになります。

失敗させないためにも、犬をケージから出す時間帯は犬にリードを付けてそれを持っておく癖にしましょう。(トイレや呼び戻しが出来るようになるまでで良い)

ケージから出た瞬間が一番犬は興奮しますので、犬にリードを付けて出して、少しだけお部屋の中でリーダーウォークしたらまたそのままケージへ入れて、トイレを指差しながら指示音でうながしてください。

そこでオシッコ出来ればもちろん、指示音ジェスチャーで褒めますが、指示でなかなかしない場合は、また少し出して歩いて、また入れて音で促し・・・を繰り返して成功させてください。

その成功の型を繰り返すことで習慣化していきますので、まずはどこでしても叱ったりガッカリされないで、音の関連付けに注視しましょう。

そして、『指示を聞きたくなる関係、褒められて嬉しくなる関係』がないと意味がありません。

普段の接し方を今回お知らせいただけませんでしたが、猫なで声でナデナデや、オヤツに抱っこなどされてこなかったでしょうか。それらがある上で、主従関係の意識がない上で、リーダーウォークや仰向けなどの手法を表面的にやっても意味がありません。それどころか、犬には矛盾に映りますのでイライラ反発します。

そういうことを見抜く視点が鋭くなってきた時期なのです。要注意です。

リードを付けて持っておくことで、主従関係も示しやすいですし、トイレの失敗も防ぎやすいですし、暴走も制御できます。そして次にお話する吠えの教えもやりやすいです。


続いて吠えのしつけですが、あえて犬が吠えたくなるような状況を作って反復練習することが大切です。

今回は、人が来た時の吠えと、焼もち吠えですね。

ご主人とお二人のお休みの日などは、お互い交代で、帰ってくる役と犬をしつける役で交互に練習してください。

どちらかがチャイムを鳴らし「ただいま~」と言って玄関を入ってくる・・・

犬にはあらかじめリードを付けて持っておき知らんぷりします。犬が吠えた瞬間に「シ!」などの注意音と同時に、リードをチョンと引き上げて注意します。

またチャイムを鳴らして「ただいま~」で吠えたら「シ!」・・・

ひたすらこれを繰り返します。いずれ吠えなくなる瞬間がきますので、そこで「シ~」でポンポンしっかり褒めてあげてください。

そうしたら、今度は帰ってくる役としつけ役を交代して、同じように練習を繰り返します。


奥様がお一人で練習される場合は、携帯でチャイム音や「ただいま~」の声を録音しておけば良いです。それを再生すれば、お一人でも練習できます。ですが、やっぱり実際の臭いや音との違いもありますので、出来るだけお二人で実践練習されてください。


続いて焼もち吠えですが、これもあえて状況を作って練習します。

まず二頭にそれぞれリードを付けて持っておきます。

吠える方の犬をケージ内に残して、一頭を出してリードを持っておきます。

ケージ内の犬にもリードを付けて、ケージの外で知らんぷりして持っておきます。するとケージ内の犬が吠えますので、吠えた瞬間に先ほどと同じように「シ!」などの注意音と同時に、リードをチョンと引いて注意します。

これを何度も何度も反復で繰り返してください。

すぐに結果は期待しないで、毎日コツコツ続けることです。

そして、これもトイレのしつけと同じことですが、教えを聞きたくなる関係・叱られて気まずくなる関係・褒められて嬉しくなる関係が大前提です。

その土台がしっかりしていないと、どんなに優れた手法を上塗りしたとしても、崩れてしまうのです。

その土台は、飼い主さんの意識改革です。本書とQ&Aサイトをご家族で必ず熟読されてください。今回お話した方法も、すでにQ&Aサイトでたくさん解説してある内容です。

今回のトイプー君は二頭とも素性がすごく良い子ですので、教材の内容をキチンと続ければ必ず結果は出ます。まずは皆さんで熟読されて、接し方のルールを決めてください。一貫できないと犬は理解できずパニックや反発するだけになります。

今が一番大切な時期です。10か月くらいまでは大変ですが、あせらず急がず毅然と続けることです。


最後に去勢手術ですが、これはされておいたほうが良いです。

それだけでマーキングや興奮等々が無くなるわけではありませんが、主眼は将来のガンのリスクを低減させることです。

それと、ホルモンバランスや性的欲求は安定しますので、ガン以外の病気のリスクも減りますし、興奮の面でもプラス要素になります。

犬は、窓を閉め切った家の中からでも外を歩く犬や人の気配(臭い・音)を敏感に感じ取ります。メス犬の臭いに触れれば興奮しますし、オス犬の臭いに触れれば権勢本能が刺激されます。

そういう要素を減らしてあげるのは、心身ともに良い事です。


それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
堀川春広様こんにちは。メール返信して頂きましたのに、もう一度パソコンに送って頂きありがとうございました。

気持ちの焦りが、お伝えしないと行けないことをぬかしておりすみません。
家族構成:主人、私ともに50代、娘20代は一人暮らしをしており月に1,2回帰ってきます。

①過去のスキンシップ、遊び
スキンシップは、前回のメールにも書きましたが、仰向け固めをしたときに体のあちこちをナデナデ、グルーミングは膝に抱っこをしてよしよししながらする。意味なく抱っこもしてました。

遊び。ボール投げ、ロープの引っ張り合い、主人は寝ころんで体を使って一緒に遊んでおりました。今は、私は、意味なく抱っこはせず、抱っこしたいときは自分の横にフセのさせています。その時私の手を犬のボディーの横に置き『フセいい子』と声をかけながらポンポンとボディーをたたきます。(堀川様の本を読んでからこのようにしております。)

コングにひもをつけ1頭ずつ遊ばせています。が、ときおりひもを引っ張っるのでその時は『だめよ』と声をかけ、手を出し放すまで何回も声をかけ放したら誉めてます。後は、2頭でガウガウしていたり、1頭ずつ犬のおもちゃで遊んでいます。

②過去のしつけ、誉め方
これに関しましては、犬を飼う時にブリーダーさんからオシッコに関しては、できたら誉める、失敗したら無視をすると聞いていましたのでそのようにしていました。ベットを噛んだりソファーに乗った時『こらっ』と叱ってました。

誉めることもしかることも大げさがった気がします。今も同じですが淡々と接する様心がけております。叱る時の言葉は『ダメ』に変えました。

③おやつ、抱っこ、ナデナデ
我が家に来て10日位したころに食糞をしたので、出かける時におやつをあげたり歯磨きなど触りにくいところのケアーができた時におやつあげていましたが、食糞に関してはドックフードの分量の見待ち違えで量が足りなかった事が分かり糞の様子でも足りないことに気が付き、その子その子の分量で上げたら食糞がなくなり、ご褒美おやつも自分の中でこのままずっとご褒美おやつをやらなければいけないのかと思うようになり、今は、全くあげていません。

全くあげないのもと、思ってはおりますが、どのタイミングで上げてよいかが分からずにいます(笑)

④散歩
悪天候と私の帰りが遅い日は、行きません。30分から1時間、近くの公園で一緒に走ってました。天気の良い日曜日はドックランヘ連れて行きます。今は、リーダーウォークを公園前の歩道(幅3mくらい)でやっています。

⑤こちらは写真を付けました。
マンションでしかも間取り的に余裕がなく犬を飼う時にブリーダーさんに相談してこのような形になっております。クレート(移動型ケージ)はありますが、車の移動の時に使用しますのでサークルに固定はできません、どのようにしたらよいでしょうか?

去勢は、ワンちゃんのタマタマも下に降りてきているようなので、お医者さんに日程相談に行ってまいります。

先週の土曜日位から反抗期のひとつであるドックフードを食べない現象があらわれてきました。いままでは、がっついて食べていたのがうそみたいです。

遊び(犬のおもちゃ)が先です。特に白プーがそうです。黒プーは1粒食べたらマテの状態でいます。ただし2頭目が合うとガウガウ始めます。

ガウガウがヒートアップしたときはとめますが、基本ほかって置き30分たったら片づけるようにしております。なのでここのところ平均70%くらいしか食べておりません。このままほかっておいて元のように食べるようになるでしょうか?

堀川様のメールも本も読ませていただき堀川様の犬に対する愛情を感じました。飼い主への丁寧なお応え心より感謝申し上げます。とてもわかりやすいです。

最大の問題があるのですが、、、主人がとても甘いのです(協力的ではありますが。。。)堀川様の本やメールということではなく、活字読むのが嫌いで教えてというのでこのようにしてねと伝えますが、なかなかできていません。淡々と接することがなかなかできません。主人の教育を1番にしないといけません。

家の中でリードをつけることはしていませんでした。やってみたいと思います。

他の方のご相談読みますと(我が家と一緒というのもあります)我が家の犬たちは、よい子と思えたりますがいつ主従関係が逆転するかわからないので、もっとよい子になってもらうため堀川様のお力をお借りしながら気長に焦らず(ここまが私の問題)しつけをおこなって行きたいです。

いつも(犬が我が家に来る前から)人がいようがいなかろうが、『いってきます』『ただいま』と声を出してしまいます。

はじめからいってきますと言って鳴かれたことはないです。堀川さんのアドバイスの中にも黙って出かけた方がよいとありますがその方がよいのでしょうか?

これからもよろしくお願いいたします。


返答内容
今回お写真を初めて拝見しまして、少し驚きました。

二頭飼いですが、別々でケージを二段重ねにされていたんですね。これは良くありません。

犬は「高い・滑る・しなる・ずれる」足場が苦手ですが、上の子はそのストレスが大きいです。そして、下の子にしても、上からゴソゴソと音や振動が伝わりますので、これもストレスになります。

そして多頭飼いのメリットは、いつも群れのメンバーと一緒で情緒が安定しやすいのと、留守番でも遊び相手がいて退屈しないことです。

それと、いつもは離れていて遊びの時だけ会わせるから、お互い興奮し合ってガウガウになってしまうのです。

ちょっとお部屋のスペース的に厳しいかもしれませんが、二頭のケージは合体させて、二頭がいつも一緒に居れるようにしてください。そうでないと、せっかくの多頭飼いのメリットが無くなってしまいます。

ただし、激しすぎるケンカにならないか確認するために、お休みの日にくっ付けて一緒に過ごさせて、終日観察してください。

お部屋のスペースは消えますが、その代わりに犬のケージの上に木の板をくくりつけて、その上を荷物置き場にすれば、お部屋のスペースは広くなります。


>クレート(移動型ケージ)はありますが、車の移動の時に使用しますのでサークルに固定はできません、どのようにしたらよいでしょうか?・・

↑ホームセンターに行くと、ペット移動用の肩掛けバッグが安く売っていますので、それに犬を入れて、それを助手席の方が膝の上で持っていてください。

もしくは、「ケージの上に木の板をくくりつけて物置に・・」というお話をいたしましたので、さらにケージの両脇も木の板をくっ付ければ、4面が壁になりますので、クレートと同じ感覚になります。(そうすればクレートは要らない)

その場合は、夏だけ風通しが悪くならないように気をつけてください。


さて、基本的なアドバイス自体は前回申し上げた通りで良いですが、今回のメールをいただいての補足だけいたします。


>なでなで、グルーミングは膝に抱っこをしてよしよししながらする。意味なく抱っこも・・

↑猫なで声でナデナデは、犬の世界では従属的な挨拶そのものです。そして、相手の上に乗る行為は自分の優位性を示す行動です。

犬は人間の体の上には乗せないことと、褒める時もリーダーらしく静かに堂々と褒め、指示音ジェスチャーと関連付けながらポンポンポンして褒めてください。


>ロープの引っ張り合い・・

↑引っ張りっこ遊びは良くないです。人間と対面しての力比べになりますので、対抗心が強くなるのと、人の動きに過敏になって興奮癖・噛み癖・引っ張り癖がつきやすいです。


>手を出し放すまで何回も声をかけ放したら誉めて・・

↑犬のしつけでは何でもそうですが、まだ定着していない段階で、指示だけで結果を得ようとしてはいけません。犬には意味が良く分かっていなかったり、興奮で指示が入っていかない場合は、イライラするだけになります。

指示で犬が行動しない場合は、もうこちらから型を作ってあげて褒めて教えることです。

例えば、犬がコングを渡さない場合は、こちらから手で取り出しながら手の平に乗せて見せながら、「ポン」や「ダセ」などの音で褒めることです。


>ソファーに乗った時『こらっ』と叱って・・

↑しばらくは、ケージから出しての団らん・遊びの時は、犬にリードを付けて持っておきましょう。ソファーに上がらせないように、注意音と同時にリードをチョンと引いて注意してください。


>どのタイミングで上げてよいかが分からずにいます・・

↑この子たちの場合は、深刻な悩みがあるわけではありませんので、もうオヤツは一切止めてください。

急に知能が上がる時期ですので、釣ってコントロールしていると関係が崩れやすいです。それと、ドッグフードを食べなくなる原因でもあります。犬は食と安全に関する学習がとても鋭いです。

オヤツは一切止めて、フードを食べない時は無視で下げて、次の時間まで何も食べさせないことです。

ただし、嘔吐や下痢などの時は、24時間以上何も吸収できないと低血糖や脱水症になりやすいので、次の日の朝に食べさせてみて、それでも食べない時は動物病院で点滴注射を受けます。

ですが、嘔吐や下痢がなく元気に遊ぶようでしたら単なるワガママですので、無視して気遣いはしないようにします。もうこの月齢になれば、人間よりも水や食料が無くても耐えられる能力は高いです。


>主人がとても甘い・・

↑人間は失敗しないと分からないので、一度犬との関係が崩れて奥様との違いを痛感されないと分からない方が多いですが、家族間で犬との接し方に差が出ると、犬がどちらかの方に攻撃的になる場合があります。

ちょうど関係が崩れやすい一番難しい時期に入りましたので、要注意です。急に豹変して本気で噛みつくような犬になるケースもあります。(トイプードルでもチワワでも関係なくあります)

そうなってから・・誰かに大ケガを負わせてから・・では遅いですので、このメールをご主人にもご覧いただいて、ご理解いただきたいと思います。(そして本書とQ&Aサイトを熟読されてください)

実際に、トイプードルでも「激しく噛みつかれて手が裂けて病院で何十針も縫った」という例はよくあります。

今回は、二頭とも素性が良いのと、二頭飼いでケンカ遊びをたくさんして学習しているので、そこまでひどくはならないはずですが、相手は動物ですので予想外の状況にもなりえます。散歩などでよその人にケガを負わせるようなことになれば、犬は殺処分になり飼い主さんが逮捕されることもあります。


>黙って出かけた方がよいとありますがその方がよいのでしょうか?・・

↑そうされてください。帰宅時も同じことですが、犬にとっては留守番時とのギャップが大きくなるわけです。このギャップがストレスなのです。なるべくギャップを小さくしてあげることです。

それと、二頭飼いのメリットもあるわけですので、最初にお話申し上げた通り、二頭一緒のケージ(合体)で過ごさせてください。

ただ、玄関先で独り言のように言っていただく分には、そのままで結構です。犬と対面して語りかけるような挨拶はされないほうが良いです。

それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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