犬のしつけがQ&Aで分かる!

生後7か月から秋田犬が次女にだけ唸る場合のしつけ方

質問内容
犬のしつけで相談願います。犬が2ヶ月前から次女に対して近づくだけで唸る。帰ってきても喜ばなくなる。

秋田犬9ヶ月オス。50日で迎え二代目。主人50才週末のみ。私50代18~22時間。長女20代1~3時間。次女受験生16時間。

次女は犬に対してリアクションが薄く、大きな声を出す私や長女とは対象的ですが、動物が大好きな優しい子なんですが散歩もたまにします。出来るだけエサをあげさせています。

唸る度に私が激しく犬を叱りますが、効果はなくどうしたらいいかわかりません。次女は叱りません。このままだといつか次女を噛んでしまうのではと不安です。

次女は、犬が唸っていても「大丈夫だよ」と触りたがり、犬は触られながらも困った顔で我慢して唸り続ける有り様です。

次女は受験生なので手を噛まれたら大変なのです。犬が自分から近づく事もあり、撫でられても唸らない事もあります。宜しくお願いします<(_ _)>


返答内容
お嬢さんは末っ子で、弟や妹が欲しかったはずです。だからよけいに優しくしてあげたいし、思春期でもありますし、受験のストレスや不安から癒しも求めたいです。

そして、犬好きの方はどうしても優しい態度をとります。もちろん、それは自然なことなんです。

しかし、普通の犬はそれらを誤解してしまうのです。「優しさ=弱さ」と、とらえます。自分の優位性を感じ、相手を見下すのです。これは犬と人間の関係だけではなく、人間同士でも同じです。特に、外国人と日本人の間でそういう誤解をされるケースが多いです。

それは、今回の秋田君が悪い犬なのではなく、普通の犬の反応なのです。それと、この月齢特有のことでもあります。

本書やQ&Aサイトで良く話していることですが、生後9か月の2か月前なら生後7か月ですね。犬はここから急に知能が高くなり始め、成犬としての本能が強く出てきます。

権勢本能、自我、独立心、相手を見抜く視点が鋭くなってきます。

そのわりにまだ経験が乏しいのと、まだ主従関係が定着するまでの時間が足りていないですから、誤解しやすいのです。

そういう時期なのと、今はお嬢さんの受験が重なっていますので、受験が終わるまでは、犬とは接しないことをおすすめします。

もう2カ月くらいの辛抱ですから、出来るはずです。

本当のことを言えば、本書とQ&Aサイトを熟読して勉強&実践を繰り返していただきたいですが、もう受験日が差し迫った段階ですので、そんな時間もないでしょうし、怪我したり失敗のストレスなどもリスクがあります。

このメールをお嬢さんにも見ていただきたいですし、本書だけでも見ていただきたいです。

どんなに犬のことを好きだと思っていても、犬は犬の本能でクールに反応するだけなのです。知能も低いです。この現実は受け止めないといけません。それも犬族が生き残っていくための本能なのです。人間の世界でも同じです。

犬に誤解させない接し方・態度・しぐさ。これはやっぱり学んで実践しなければいけません。

ぜひ、受験が終わってから、教材を熟読されて頑張ってみてください。熟読していく中で、自然と意識が変わっていくでしょう。

それでは、合格をお祈りしております。頑張ってください(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
返信ありがとうございます<(_ _)> 

わかりました!出来るだけ接しないようにさせます。

一つだけ伺いたいです。次女が近づくだけで犬が唸るので、唸った時にどんな態度をとれば良いでしょうか!?

今は私だけがすぐに叱っていますが、私は無視をした方が良いのか?どう対処していいかわかりません。「3日間だけ全ての世話を任せてみたら」とブリーダーに言われ、冬休みに試そうと思っていましたが、受験が終わってからが良いですかね?


返答内容
犬が唸った時は、別の方(出来る方)がまず犬に仰向けをさせて、そこにお嬢さん(次女の方)の手を追加させてください。お嬢さんがやっているかのように演出するのです。

それならば安全ですし、犬にお嬢さんの主従関係も示せます。

>3日間全部の世話をさせてみて・・

↑これは逆で、かえってさせない方が良いです。犬はそういう相手を単なる世話係としか見ず、「早くエサよこせよ!」としか思わないのです。

非常に幼い時期は、そういう相手を親代わりとして慕うこともありますし、そういう行動をとる素性の犬もいますが、普通の犬で成犬の本能が出てくると、せわしなく世話をする相手は従属的に感じる犬が多いです。

「犬は世話をしてくれる人になつく」と言われるのは、あくまで毅然さと主導性を持った人だからです。また、犬と出会って間もないころのお話です。

犬はその相手とずっと一緒に過ごす中で、自分が従うべき相手なのか、そうではない相手なのかを判断していきます。

もし今回犬と関わるとしたら、散歩に出かけて、完全無視で自分のペースでズンズン歩くのみ・・・というものが良いです。リードを自分の腰に一周縛っておき(握り手の輪の中に通して投げ縄のようにする)、そこに犬を付けて、余った部分を手で持つと良いです。万が一手が外れても安全ですし、手を隠して犬に噛まれないようにすることもできます。

普段の世話は、かえって関わらず、毅然とした態度を見せておいた方が、今回はかえって良いです。もうすぐですから少し待って、受験が終わってからにしましょう。


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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