子犬に対しての先入観と当たり前の特性
犬のしつけ相談を私は毎日受けていますが、強く感じるのは飼い主の皆さんがあまりにも子犬に対して良い先入観を持ちすぎていて、現実の犬の特性を受け入れられないということです。
いつも可愛く飼い主さんを見つめて、オテやオスワリなど直ぐ覚えてくれて、お散歩も楽しく・・という幻想を犬に抱いています。しかし現実は吠え噛み付き唸り引っ張る・・でも、考えてみればそれは犬の当たり前の特性であり、生きるための本能です。
動く物を捕まえて、噛みついて息の根を止め、解体し食べる・・生きるための能力を子犬のうちから磨かないと生きていけないのです。
吠えは番犬として人間が教えたことですし、良く吠える犬を選択育種してきたのも人間です。その犬達に吠えるなと言っても普通は無理ですし、噛むなと言っても同じこと・・犬達にとっては「生きるな」と言われているようなものです。
まずその矛盾があって、それに逆らって犬のしつけをしている・・だから結果が出るまでは時間がかかる。そう考えながら犬のしつけをしないといけないのです。



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