犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬との関係を良くするしつけ方とは

m1.pngはじめまして。トイプードル(5ヶ月)を飼ってます。堀川さんのホームページに大変興味があります。今飼っているトイプードルとの関係に非常に悩んでおり、辛い気持ちですごしています。

堀川さんの言葉にあったように、犬との関係があまり良くないように思え、日々飼ったことを後悔してしまうのです。

今まで三冊も本を買い、ネットのしつけのHPも見まくっていて、正直本当に何が良いのか分からなくなってしまいました。また繰り返しになるのでは・・と不安で・・

今は私が頭を撫でようとしても撫でることができません。私の手を怖がってるのです。(好きだとは思ってるようですが・・) トイレトレーニングは終わっている子を飼ったのですが、最近はそこらでそそうをしたり・・

飼ったことを後悔している自分が辛く、犬を可愛いと思えていないです。

私のような飼い主でも、変わることができるでしょうか?


m2.png本を3冊お買いになられたということですので、すでに基本はご存知だと思います。このホームページの内容も同じようなものが多いかもしれません。

ただし、私は一般的な著書にあるように、オヤツで釣ったり天罰方式などは使いません。そう申し上げると、言っている事が皆違って、何を信じたら良いか分からない・・となると思いますが、実はそこに答えがあるのです。

言っている事や手法が違うのに、なぜ犬が良い子になったのかと言うと、大切な事は細かい手法そのものではないからです。(ホームページでもお話してます)。

表面上のコントロールではないからです。主従関係と信頼関係を時間をかけて作る・・これが全てなのです。物や手法に頼ってしまうと、すでにその時点で精神的に負けてしまっているからです。

・まず頭の中にある、良い犬のイメージを捨ててください。

犬の知能は低いです。人間の子ですら何年もかけて覚えていきます。犬はそれよりも知能が低いのです。

本当にシンプルで分かりやすい方法で、何度も何度も根気良く教えないと覚えられないのです。まず、犬の知能の低さを許してあげてください。そこから一歩一歩、進歩できるよう努力するのです。

その意識がないと、「何で出来ないんだ」、「何で言う事聞かないんだ」と、感情的になってしまいます。これが悪循環になります。犬が自分を怖がる、あるいは攻撃する・・この原因は、次のどちらかです。

・体罰を加えたことがある。手を上げる素振りもいけませんし、手法などを強引にやるのも同じことです。

・甘やかしや放任により主従関係が逆転してしまっている。

もしお持ちの本の内容が、オヤツ、オモチャ、天罰方式、しつけグッズ、体罰を使わず、主従関係を作る事を重点に解説している書ならば、もう教材は買う必要はないでしょう。あとは根気です。すぐにしつけが完成するというイメージは持たないでください。時間は絶対に必要ですし、時間をかけることが良いのです。とにかくあせらない、結果を求めすぎない・・

今は5ヶ月ですね。

これから反抗期もありますし、生後1年までは大変です。もちろんその後もしつけは必要です。

最後になりますが、あせらず、感情的にならず「一日少しでも進歩すればOK、ダメならまた明日頑張ろう・・」というくらいの大きな気持ちで望み、継続することです。そうすれば結果は必ず比例します。

それだけ申し上げて、今回はこれで失礼いたします。


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
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