犬のしつけがQ&Aで分かる!

子犬のしつけで噛み癖・立ション立ウンコ・散歩のさせ方

質問内容
我が家にやってきた、シーズー犬(オス生後4か月ちょっと)のしつけについて教えて頂ければと思いメールさせていただきました。

・我が家に来てから最初の頃は、噛み癖がひどく遊びの最中に興奮すると手がつけられない状態でした。それも最近ようやく落ち着いてきた感じがしていますが、それでも興奮するとシツコイくらいに強く噛むので、口を押さえてダメ!と叱りますが、全く聞いてくれず、長い時間そうやっても聞いてくれません。

・トイレについても最初はすぐに覚えられないと分かっているので(子犬ですし)怒らずにトイレで上手に出来たときに褒めていました。まだまだ完全にとは行きませんが、徐々に進歩している感はあったのですが、最近になり急に後ろ足で立った状態で(ゲージの柵に掴り)おしっこをする様になり大変困っています。

おしっこに関しては、家に誰もいないときはゲージ内のトイレにきちんとしていることが多く、家に私たちがいて相手をしない時等に、良くゲージ内のトイレ以外の場所にしています。私達の気を引くつもりのようです。

その時はあまり叱らずに掃除をして知らない振りをしていますが、この癖も直りません。家に来て1ヶ月くらいたった頃だと思うのですが、ウンチを立った状態でするようになりました。(何故か分かりません)

今でも、ウンチの前は必ず壁やドアに掴り立ちを始め、そのままの状態でするか、普通にするか半々の状態です。

・先日ようやくワクチン接種も終わり、散歩の許可もでたので初めての散歩に出かけましたが、怖がってはいないのようですが殆ど歩いてくれず、路上に寝そべってばかりです。この後も3~4回散歩に出ましたが同じ状態です。

今回の相談は、この3点です。

●普段の生活スタイルは
・月曜日から金曜日は朝8:00~18:30頃までは仕事で誰もいない状態でゲージの中に入れています。
・家族は、私と嫁の2人ですが共働きです。土、日曜日は休みなので昼間もゲージの外へ出している時間を多くしています。(このときもトイレをミスることが多いですが、決して強く怒ってはいません)
・食事は朝7:00過ぎと、夜9:00~10:00くらいに与えています。
・私は49歳、嫁は35歳です。私は犬を飼うのは初めてですが、嫁は過去実家で3匹の飼っています(現在も1匹)。
嫁も子犬のときを比較しても、こんな経験はしていないそうです。

●普段の接し方
・仕事へ行く前は、ご飯を与えた後にゲージの外へ20~30分くらい出して遊ばせています。(おもちゃを使って)
このときにだいたいウンチをします。
・私が仕事へ行くときは、嫁が抱っこして玄関まで見送りにくるので、サラッと触ってバイバイをしています。
・嫁が仕事へ行くときは、ゲージ内にいる子を触らずに出てくるそうです。
・仕事から帰ったときは(嫁が先に帰宅)、おしっこをさせる為もあり触りながらトイレの上にするように、声を掛けているようです。
・私が帰宅したときは、触る時もあればそのまま食事を与えるまで触らないこともあります。
・ゲージの外へ出して遊ぶときは、平日は朝、夜の食事後で、30~1時間くらい一緒におもちゃを使って遊びます。
・家の外の散歩は土日の夕方7:00前後ですが、10mも歩かないので(続けて)15~20分くらいで帰ります。
・おやつは1度も与えたことがありません。

どのようにしたら今は全く分からなくなっています。お忙しいとは思いますが、よきアドバイスをお願い致します。


返答内容まだまだ期待してはいけない月齢です。知能が低すぎるんです。「もう3か月家に居る・・」と思われるかもしれませんが、シーズー君が親兄弟と引き離されるのが早すぎたんです。

子犬は本来、親犬から噛み癖のしつけを受けたり、兄弟ゲンカの中で噛んで怒られたりしながら、何度も何度も経験を重ねながら学んで消えていくものです。

それができていないうちに人間家族のもとに来ています。そして日中の留守番がかなり長いですね。これではなかなか学べません。かといって、「日中教えられない分、夜や休日に・・」とやり過ぎてしまうと、犬にとってはギャップが激しくなるので、イライラ・興奮癖も激しくなってしまいます。

噛み癖ですが、二つ行ってください。まずは、噛まれた手などを引いてはずのではなく、あえて犬の口の中に「シ!」の注意音とともに押し込んでください。

嫌がってのけ反りますので、そこで肩付近をポンポンして褒めてください。

そしてまたすぐ手を見せます。噛みますのでまた押し込んで・・というふうに集中的に何度も状況を作って反復させましょう。繰り返していくと、手を見せても様子見で噛まなくなります。その瞬間、ポンポンで褒めて何度もまた反復してください。

親犬からしつけを受けれなかった子犬はなかなか噛み癖が抜けません。これはもう期待しないで淡々と毅然と教え続けることです。

押し込みと、もう一つの方法ですが、もう4か月過ぎましたので、リードをチョンと引いて「シ!」の注意音で教えても良いです。

犬に手を見せて、噛もうとした瞬間「シ!」でチョン引き・・また見せて噛もうとした瞬間「シ!」でチョン引き・・を繰り返してください。

そういう教えをするためにも、犬をケージから出す際は部屋の中でも常にリードを付けて持っておく癖にしましょう。暴走もトイレの失敗も防げますし、犬の行動全体を主導できますので、関係作りにも良いです。

立ちション・立ウンコですが、興奮の要素が大きいです。今回のケースは、犬が計算してかまってもらうためにやっているわけではないです。かまってもらえないイライラや興奮しすぎて、お漏らししている状況に近いです。

段々体力も付いてきて、エネルギーがあり余ってきますし、今までの接し方に従属的な面があったとすると、犬も要求癖がエスカレートしてきます。

ジロジロ見つめ・意味の声掛けナデナデ抱っこ・・などなかったでしょうか。指示・褒める時以外は、犬をジロジロ見たり声掛けしないでください。褒める時も、猫なで声でナデナデ・・ではなく、良い型に指示音・ジェスチャーを関連付けながらポンポンポンで褒めてください。

トイレは、子犬に限らず成犬になろうとも、絶対に叱ってはいけません。犬の知能では理解できず、隠れて粗相をするようになってしまうだけです。

まずは、チヤホヤの癖で余計な興奮の要素を与えない事、散歩や遊びで発散させること、あるいは本書でお話したように遊びで軽く興奮させ、すぐケージに入れトイレの上で成功させ褒める・・この経験を重ねることです。

まだ幼くて、興奮が制御できない要素もあるのですが、チヤホヤしないことと、ケージに布などをかけて目隠しするのも一つの方法です。

ただし、風通しを良くし熱中症にならないように気を付けましょう。

それと、ケージ内ですが、余分なスペースが広すぎます。シーズー君は男の子で4か月ですので、まだまだ大きくなります。ケージの大きさはちょうどいいのですが、そろそろクレートハウスとトイレが小さくなってきています。

ケージの外にもう一つトイレがあるようですが、それならば外には置かないで中に二つ置くほうが良いです。

余分なスペースが消え、成功率が高まりますので、それで褒める機会が増えれば、お互いに自信になります。それと「チチチチ」などの音の関連付けを意識してください。それができていないと、指示でさせようとしても犬には何のことかサッパリ分からないままです。

散歩ですが、成犬でも暑いとなかなかスムーズに歩けません。特に今年は残暑が厳しいですので、無理しないことです。主導で止まって、人や犬や人間の文明に慣れさせる・・そういう目的で良いです。

運動も遊びもリーダーウォークも、家の中で出来るわけですので、エアコンを効かせて家の中でそれらを行えば良いです。

暑い時期の外の散歩は、無理に距離をたくさん歩かないで良いですので、外の世界への順化を目的に意識されれば良いです。

>土、日曜日は休みなので昼間もゲージの外へ出している時間を多く・・

↑あまりギャップを作らないようにしましょう。なるべく平日と同じような接し方・環境にしてください。このギャップによる興奮も、立ちションなどに影響しています。

「家族が家に居る=ケージから出て遊べる」という癖が付きます。それが癖になれば当然、家族が見える時に出られなければイライラ・ジタバタしたくなります。

>嫁が抱っこして玄関まで見送りにくるので、サラッと触ってバイバイをしています・・

↑これは犬のストレスになるので止めましょう。「いつの間にか居なくなっていて、いつの間にか帰ってきていた」というふうに、自然に・・ギャップを大きくしないように意識してください。こういうことも興奮癖に影響しています。

では、今日は以上です。ご購入時の自動返信メールにもご案内いたしましたが↓
http://osiete-wanwan.com/koinu.html
↑子犬解説を熟読されてください。本書の子犬編・Q&A集の子犬のカテゴリも熟読されてください。

これから反抗期がやってきます。ドンドン大変になっていきます。少なくとも1歳までは変化が大きく大変ですので、あせらず急がず、意識を強く持って淡々と教え続けないといけません・・・

 

 


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