犬のしつけがQ&Aで分かる!

保護された犬の飼い方しつけ

質問内容
・犬種は柴系の雑種、2~3歳、メス、一頭飼い、保護犬で10日ほど前から我が家にきました。

そのため保護前はどんなところでどんな生活をしていたのかわかりません。ただ落ち着きがなく、オシッコ・ウンチでもないのに、クルクルとよく回っているので、狭いところにずっといて、あまり外に行った事がないのではないかと、預かりボランティアさんに言われました。リードにつながれて散歩という意味がわからない感じです。

・30代の夫婦二人です。
・犬との同居時間、私は専業主婦なので、ほとんど終日犬といます。主人は朝起きて出勤するまでの数分、帰ってきてから寝るまでの3~4時間程度。
・うちに来る前は預かりさんのお宅でお世話をしてもらっていました。その時の接し方は、詳細にはわかりませんが、

①抱っこをするとすごく静かなので、よく抱っこしてもらっていたようです。
②庭で他の犬とおもちゃで遊んでいたようです。
③落ち着きがなかったようなので、あまりがんばってしつけといういよりは、慣らす感じだったようです。
④おやつはお座りの練習時に食べていたようです。声かけもされていたと思います。
⑤散歩は出来なかったようなので、庭でおいでの練習やリードをつけて歩く練習をしていたようです。
⑥7時半~起床・朝ごはん・トイレ、9時半~遊びor歩く練習、12時おやつでトレーニング、16時~遊びor歩く練習、17時半~夜ご飯、21時~トイレ、22時就寝

うちに来てから

①目が合ったら笑顔で名前を呼んでいました。お座りが雰囲気で出来たので出来たときはいい子といいながらなでてました。

②犬のしつけをどうしていけばいいか、まったくわからなかったので、どう接して遊んであげればいいかわからない状態でした。

③おすわりやトイレをしたら、いい子となでてほめていました。イタズラや暴れているときは大きな音をたてたり、駄目と大きい声で怒っていました。まったく効果はありませんでしたが。

④おすわりさせるときはおやつをつかっていました。庭に出るとき段差がかなりあるので、抱っこして下ろしています。足裏を拭くときも抱っこしてひざの上で拭いてます。声かけはそばを通るたびに名前をよんだりいい子と言っていました。

⑤散歩は練習程度ですが、200mくらいを行ったり来たり15分くらい。ひたすら匂いをかいで、リードをひっぱる感じです。あっち行ったりこっち行ったり、前に進んだり後ろに進んだりとにかく落ち着きなく忙しいです。

⑥7時頃起床、8時頃朝ごはん(人間の前)、すぐ用足しのために庭へ(なかなかしてくれません)、1時間ほど庭で遊んだり、散歩の練習、12時過ぎおやつでトレーニング、16時過ぎから庭に出たり、散歩の練習、6時ごろ夜ご飯(人間の前)、21時ごろ用足しのため庭へ、22時就寝

・問題の内容

犬のしつけの仕方が全くわからず、ネットで検索していたら考え方に共感して、これでやってみようと思いました。しかし保護犬で経験値が少ないのか、かなり落ち着きがありません。2、3歳ということなので、リードウォークや仰向けをやってみてはいるのですが、いまいちわかってる感じがないんです。

成犬だけど、子犬に対する対処法をしたほうがいいのでしょうか?

リードウォークではリードを噛んでついてくる状態です。噛んだままでいいんでしょうか?

甘噛みもありますし、生えかわりの時期なんじゃないかと思うくらい、いろんなものを噛みたがるんです。サークル内のトイレシートもビリビリにやぶくし、その下のフロアーマットも爪を立てたり、噛んだりします。あまりにもひどいので、サークルを狭くしてワイドサイズのメッシュつきトイレトレーを使い始めましたが、これも端などをガリガリと噛んでいます。(今のところ使えています)。

今のところ用足しもなかなかスムーズに出来ません。夜してから次の日の夕方までおしっこをしなかったり、ウンチは一日一回だったり。(預かりさん宅では朝昼晩とおしっこウンチ3回していたそうです)食糞するそうなので、したらすぐ片付けないとと思うと、付きっきりになりがちです。

外から帰ってきてサークルに入ると必ずひと暴れします。でもそのままほっとくと、落ち着いて寝てしまいます。ひとたび寝入ってしまうと、耳が遠いのか、警戒心がないのか、どんなに呼んでも起きません。

寝入っているか暴れているか庭にいるかになってしまっています。このままでいいのか・・・という感じです。

仰向け固めをするときは嫌がって抵抗するんでなかなかうまく固められません。(主人はなんとか出来るようになりつつあります)でも足裏を拭くとき、ひざの上での仰向けはそれほど抵抗しません。安定した位置になるとむしろリラックス状態です。ひざの上だからでしょうか?

今は人間が先にご飯を食べるようにしたり、ジロジロ見ないようにしたり、かまわないようにと心がけています。がこれであってるのかな?という感じで不安なまま接している状態です。

長々とすみませんが、アドバイスをお願いします。


返答内容↓今はこれで普通ですので、全然気にする必要はありません。

>経験値が少ないのかかなり落ち着きがありません・・
>いまいちわかってる感じがない・・

お話からして、柴ちゃんは放任的に育ったと思います。甘やかしがあったならば要求吠えしたりベタベタ付いてきますし、主従関係が逆転していたなら唸ったり突然怒ったりします。

散歩で引っ張り、リードを噛むようなので、これも放任の結果です。もし狭い場所に閉じ込められていた場合は、外の世界が怖くてあまりウロウロせず隠れるようにジッとします。臭いを嗅ぎまわるので好奇心旺盛で元気な子です。

人におびえる素振りや激しい攻撃もないので、強い体罰もなかったでしょう。

柴ちゃんは良い子ですね。ごく一般的な犬の行動をしています。

>成犬だけど子犬に対する対処法をしたほうがいいのでしょうか?

↑これは二つの見方があります。まず、保護犬というかわいそうな境遇を思って、過保護にしては絶対にいけません。

犬は人間側の思考など理解できません。犬の本能で冷淡に相手を見て感じているだけです。特に、犬は新しい環境に来て、そこで自分の立場を確立しようとしますので、チヤホヤ世話をしたり従属的な接し方をすると、犬は関係を誤解するだけです。

しかし一方、今までまともな関係作りや犬のしつけを受けてこなかったようですので、何も知りません。そういう意味では知能の低い子犬状態です。

ですので、精神的に甘やかすのではなく、能力として未熟・・とお考えいただくと良いです。

やるべき事は、まず普段の何気ない態度しぐさの見直し徹底です。お話したように、特に最初が肝心で、犬は最初の数日間でもう相手との関係の基準値を作ってしまいます。

もう子犬ではありませんので、過去の境遇を思う思考は排除して、毅然と接してください。

最初の2・3週間は、何も期待しないでください。2年くらいダラダラと好き勝手やってきたことが定着していますので、激変はしない方が良いです。まずは環境に慣らしながら少しずつ変えていきましょう。

主導型のコング遊びから始めてください。リードを付けたままコング遊びをしましょう。庭に放して好き勝手させるよりはそうしてください。

2・3日はリードはコントロールしないで、何となく持っているだけで良いです。2・3日かけて慣らしたら、コング遊びの流れの中で時々リードを持って少し歩いてみる・・また遊び・・また時々持って歩いてみる。

ということを繰り返しながら、段々リーダーウォークに近づけていくと良いです。

仰向けも同じです。コング遊びの流れの中で、一瞬ひっくり返してすぐ褒めて解放・・また遊ぶ・・また一瞬ひっくり返す・・という繰り返しを続けて、段々と長く仰向け出来るように、またゴロンの指示音やジェスチャーも関連付ける練習をしていきましょう。

しばらくは、犬の緊張をほぐし楽しい時間を共有することで関係作りが出来る方法を取りましょう。

もちろん、遊びを通して基本動作であるスワレ・マテも、型を作ってあげてしっかり覚えさせてください。

トイレについては、まずはどこでしても絶対に叱らないことです。庭でしても散歩中にしても、とにかく「チチチチ」などの指示音の定着に注視してください。また、お庭でオシッコ・ウンチするようなら、お庭にトイレを持っていき、その上に誘導してみてください。

何度もその上でさせ、指差しで場所の関連付けと指示音の関連付けが出来てくると、ケージ内でも指示音や指差しに反応してするようになっていきます。

そして、どんな教え方・叱り方・褒め方をしても、普段の関係次第でその効果がまったく違ってくる・・ということを忘れてはいけないのです。

【その他】

>ひざの上だからでしょうか?

↑抱っこすると大人しくなる犬がよくいますが、二通りあります。一つは自分がチヤホヤされていることに満足している場合(関係は崩れています)。もう一つは、犬は「滑る・ずれる・しなる・高い」場所が嫌いだからです。

猫は身を守るために高くて不安定な場所(敵が追ってこれない場所)も好きですが、犬は逆で、不安定で高い場所が嫌いで怖いのでジッとします。ですので逆にそれを利用して、毛繕いでマテが出来ない場合は、高い台を作って乗せると犬は大人しくなります。

>どんなに呼んでも起きません・・

↑犬は浅い眠りを断続的に繰り返しますが、その中で時々深く眠ります。特に成長期や若犬がそうです。そういう時は、声をかけても起きないのは普通です。

では、今回は以上です。あせらずに簡単なことから始めて定着させ、徐々に難易度を上げていけば良いです。

頑張って続けましょう(^-^)


 


運営者の写真