犬のしつけがQ&Aで分かる!

大型犬の飛びつき癖のしつけ方

質問内容大変お世話になっております。黒ラブ1歳なりたての女の子でございます。

知ってる知らないに関わらず、出会った人への飛びつきはどうしても、我慢できないようです。もちろん、大好きな人へもするわけですが(いつもちょっかい出してくる私にはあまりない)、これをいけないことと、どう教え込んでいくか、お聞かせ願えますでしょうか。

誰かに協力してもらって、というのは、効き目ないです。単に知ってる人、と認識してしまい、「先日遊んでくれた人~」と喜んでしまいます。

また、この手で教え込んでも、隙あらば、というようにいきます。要するに、今はお勉強中なのでしない、とわきまえているようで、時と場合を「悪く」見極めているようです。

犬にも心があり、単にその表現のパターンが極端なだけですから、自我をへし折って、欲求を出さないようにするわけにもいきませんし、本人(犬)も、「どーしても抑えられないのよー」と思っているのかもしれません。

堀川式ではどのようになさったのか、お考えなのか、お聞かせいただければ幸いです。

 

返答内容

今回はご心配されないで、焦らないで続けましょう。まだ幼すぎるんです(^-^)

本来は、マウンティングがなければ人間大好きで良い事であり、犬の頭が良い証拠です。

犬が興奮の要素でやる事は、急には変われません。まだまだ一貫して教え続けないといけません。それと、もう少しリード引きはハッキリ強化してみましょう。

リードはご自分の腰に一周縛ってから犬に付け、手でそれを補助するような意識です。飛びつきそうになったら気遣いせずに、犬がひっくり返るくらい体全体でドンと引いてください。大型犬で1歳過ぎたら、それをやっても犬は何ともありません。

もう一つの方法は、人に会う時は思い切ってリードをご自分の腰にグルグル巻いて、犬との距離を50センチくらいに極端に短くしておくと、とっさの時でも問題ありません。

リードをタイミング良く強く引くのは、できる人とできない人がいますが、50センチしかないと物理的に犬も飛びつけないので、その習慣を何度も繰り返すことで犬の中で定着していきます。

相手の方には、犬が飛びつこうとしている間は無視してもらって、犬が落ち着いてスワレをしたら軽くポンポンで静かに褒めてもらいます。

散歩でもどこでも、しばらくはそういうリードの距離感で常に保っておく癖を付けましょう。

犬はまだ幼いので、これから月日と共に犬も落ち着きが出てきますので、その成長も待ちながら教え続けないといけません。

まずはリードのグルグル巻きで、安全な予防線を作りながら飼い主さんがタイミング良く引く練習も頑張ってみてください・・・

 

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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
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