犬のしつけがQ&Aで分かる!

柴犬のしつけ飼い方

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相談は柴犬のしつけです。なかなか主従関係が進展しません。私をはじめ、家族が犬のことを気にかけてしまっていると思います。
散歩は随分と引っ張らなくなりました。ただ少し前を犬が歩こうとします。立ち止まっては進み立ち止まっては進みの繰り返しです。オシッコは相変わらず散歩のときしかしません。
犬のそばを子供達が通ると服を噛んだり、吠えたりします。一度はましになってたんですが・・・根気よく続けるしかないのは分かっているんですが、少し話を聞いてほしいなぁと思い、メールさせてもらいました。
あお向けもがんばっています。でも、嫌がります。両前足の脇に手をやり無理やりしてます。一度あお向けになるとじっとしています。その時におなかを撫でたり、足を触ったりしてます。おとなしくしてます。毎日がこんな調子です。
散歩は朝や夜どちらかが抜けたりして、時間も少し変えたりしています。行く人(朝は主人、夜は私)は決まってますけど・・・
何かアドバイスがあればよろしくお願いします。


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柴犬ちゃん今は、おそらく1歳半くらいですね。この年齢はまだまだ相手を試そうとします。
 
前回もお話したかもしれませんが、長い期間ワガママに過ごしてきました。その分、取り戻すのは時間がかかります。子供に吠える、噛む・・まだまだ自分の優位性を堅持しようと必死ですね。
 
とにかく人間の家族を優先し、しばらく犬を無視するくらいにして良いです。「そういえばゴハンあげるの忘れてた」というくらいの意識で良いのです。
 
もう子犬はだいぶ前に卒業しました。立派な成犬の体になりつつあります。捕食動物の体は非常に持久力に優れています。一日くらい飲まず食わずでもまったく平気です。健康に支障は出ませんから、心配しないで毅然と接してください。そのくらいの気の強さがないと、犬は簡単に見透かします。精神的に負けてしまうのです。
 
もし機会があったら、家族で相談して丸三日間無視してみてください。もちろん食事、排泄、散歩の世話はします。ただし目を合わせず声もかけず、三日間過ごしてみてください。
 
ご家族も子離れする練習をしないといけません。柴犬ちゃんにも主従関係を認識させなければいけません。
 
リーダーウォークも、あお向けも、リーダーとしての毅然とした態度を示す為の一つの手段でしかないのです。
 
普段の態度が従属的のまま、そこに手法を上乗せしても効果はありません。手法よりも普段の何気ない接し方なのです。
 
だから特別な手法など知らない普通のおばあちゃんの犬が良い子だったりするのです。昔の人は適切な接し方を心得ていたのです。
 
それと、あお向けをする際は、子供さんがいたら参加させてください。ご両親がビシッとあお向けをして、そこに子供の手を追加させるのです。「自分のほうがエライんだ!」という気持ちでするように言ってあげてください。
 
普段もそういう気持ちで接するように教えてあげてください。
 
夏休みでしたから、オヤツをあげたり遊んだりしたかもしれませんね(^-^)
 
柴犬ちゃんの中には、完全に子供達が「自分の手下だ」という意識がありますので、強い意思を持って接し続けないとなかなか変わりません。また柴犬ちゃんもそれを阻止しようと反発もします。
 
何も特別技術的に難しいことをしなければいけないわけではありません。群生動物のリーダーは皆、物やテクニックなんて使わず、自分の態度やしぐさで伝え、ちゃんとリーダーシップや群れの秩序を保っています。犬はそれを感じて従う本能を皆持っているのです。
 
それを理解してやり続けられるか・・その精神力も態度やしぐさに自然と現れます。
 
まずは無視できるくらいの気持ちの強さが必要です。「何かしよう」、ではなく、何もしなくて良いのです。かまわず毅然と接し続ければ良いのです。
 
あと、ケージから出している時は、リードを常に着けておくと良いです。子供さんを噛んだり吠えたら現行犯ですかさず「ダメ」と伝えリーダーウォークします。あお向けでも良いです。
 
では、また頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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