犬のしつけがQ&Aで分かる!

子犬の飼育についてご相談させてください

質問内容早速ですが、子犬の飼育についてご相談させてください。

・トイプードル(メス)生後2カ月半 飼い始めて10日

・主人(会社員) 一日、1~2時間程度
・本人(主婦)  外出以外基本は在宅
・長男(小学生) 1~2時間程度
・次男(小学生) 1~2時間程度

念願だった犬を飼うことになりましたが、初めての経験で不安があり、相談させていただきます。

飼い始めは、クレートとゲージを連結させるかたちをとってましたが、犬が四六時中騒ぐので、クレートに入れて3時間おきにトイレと遊びのために出しています。

ご相談内容は、

1.クレートの中に入るのは嫌がりますが、入ってしまえば次のトイレタイムまでは静かに寝ています。

夜も7時間ぐらい、おとなしく寝ています。しばらくはこのままのスタイルで大丈夫でしょうか。クレートの中でトイレをしていることはほとんどありません。(トイレは連れていけば完璧にできます)

2.遊びについてですが、コングに紐をつけて遊ばせています。(リードをつけています)

興奮すると唸りだしますが、そのときは一度遊ぶのを止めさせたほうがいいですか?
あと、興奮するのも落ち着かせた方がいいでしょうか。一人遊びが良くない理由も教えてください。遊ぶ時間は各20分ぐらい、一日3~4回程度で大丈夫でしょうか。

3.リーダーウォークですが、今はリードを持つぐらいしかできません。(全然歩きません)

そのとき、私の靴下やズボンを噛むのですが、そのときはリーダーウォークの姿勢を止めて仰向け固めや、マズルを持ったほうがいいのでしょうか。

堀川さまの犬に対しての姿勢にとても共感を持ち犬を迎える前から熟読いたしました。実際に子犬を迎えてみると、なかなか思うようにいかず(分かってはいたのですが)不安でいっぱいです。

友人から、クレートにほとんど入れっぱなし、仰向け固めをしているところを見て、2カ月の子犬に可哀想と言われ、くじけそうになりました。子ども達にも、必要以上に子犬を見ない、触らない、声かけをしない!と言っています。

私が今やっているこの状況で愛情不足になったりしますか?

どうぞ、ご指導ください。よろしくお願いいたします。

 

返答内容

1、本当はそれが一番良いのです。ただ現実的に犬を細かく出し入れできる生活を送れる飼い主さんは少ないので、4点セット・・というお話をしています。

犬は暗くて狭い場所が本来好きで落ち着けるのです。入れる時は、まだ遊びたくて嫌がるわけですが、それはクレートそのものが嫌いなわけではありません。

入ってしまえば良い場所だと本能で感じ、リラックスします。広すぎなければそこで排泄することもありません。

細かく出してトイレと水飲みさせることができるのであれば、そのほうが良いです。

そして、ピンポイントでトイレの指示音ジェスチャーも関連付けて教えられるので良いです。

ただし、その度に猫なで声で声掛けナデナデするような接し方を絶対にされないことです。それと、犬は成犬になっても人間とは睡眠形態が違います。昼も寝ますし、夜中も起きて一人遊びしたりします。

あまり夜に長く閉じ込めないことです。閉めるならトイレを済ませ水を飲ませてからにしましょう。それだけ守っていただければ良いことです。

2、今の月齢の子犬は、知能も何もない小さな猛獣です(笑い)。興奮させない・・落ち着かせる・・というのは無理なんです(笑い)。

あまり求め過ぎないで、「噛むこと・吠えること」だけ一貫して止めさせ、主従関係を毅然と示し続ける・・それだけ意識してください。遊びを止めるのも続けるのも飼い主さんのリーダーシップで決めてください。

遊んで興奮してウーウー言うのは、ごく自然なことです(^-^)

そこで、吠えたり噛んだりコングを渡すのを拒む場合は、ビシッと主導性を示して毅然と回収してください。

遊ぶ時間・回数はそのくらいで良いです。あとは、もうすぐお散歩デビューになると思いますので、遊びの中でも時々コングとリードを飼い主さんが持って歩いて、リーダーウォークのマネごとや疑似散歩をして慣れさせましょう。

>一人遊びが良くない理由・・

↑犬がコングを独占して、時々人間が触れる・・という形になりますので、犬を主体に群れが行動していることになります。そして物への独占欲が高くなります。

コングはあくまで「飼い主さんの物」であり、「飼い主さんの遊びに犬を参加させてあげている・・」というくらいの主導性の感覚を持ってほしいのです。

ですが、時々はコングを好きなだけ噛ませて発散させることもしてあげてください。しかし、遊び全体は飼い主さんが主導して主体になることです。

いつでもどこでも主導性と毅然さを示し続けるから、犬は相手を認め主従関係が積み上がっていくのです。それが逆ならドンドン主従関係が逆転していき、気が付いたら威嚇や噛みつきが激しく手におえなくなった・・ということになってしまいます。

ただし、お話しているように今は知能が低すぎますので、関係作りもすぐにはできませんし、キレイにカッコ良く遊んだり散歩できることはまだまだありません。

3、生後3か月過ぎてきたら「シ!」の注意音でリードをチョンと引き上げて注意しましょう。今はまだ骨格がしっかりしていないので、そこまではしないで、口閉じや仰向けで注意で良いです。注意音を関連付けましょう。

他には、指をわざと見せて、噛んだら「シ!」で指を犬の口に押し込むのも良いです。犬は嫌がってのけ反りながら放します。

口閉じで興奮すると余計に強く噛むこともありますので、「押し込み」もやってみてください。靴下やズボンを押し込んでも良いです。

今はまだコントロールされることに慣れていませんので、わけもわからず興奮して噛んでいるだけです。それが子犬の普通です。

しばらくは、リードを付けたままコング遊びをして、時々少し歩いてみる・・また遊び・・またちょっと歩いてみる・・という繰り返しの中で少しずつ慣れさせていくと良いです。

そして、いったん良くなってもまた反抗期でリードを噛んで引っ張ることもあります。これから1歳くらいまではとても不安定で変化が激しいです。

ですが、それも自然なことですので感情的にならずにやるべき教えを淡々と続けて、犬の成長を待ってあげましょう。

>私が今やっているこの状況で愛情不足になったりしますか?・・

↑愛情があるからこそできることです。続けてください。

ただし、接することが悪いのではありません。かまいたい時には、意味なく猫なで声でナデナデ・・ではなく、オテでもスワレでも何か指示を出し行動させポンポン褒める・・指示で出来なければ型を作ってあげて教えて褒める・・

そういう接し方なら、スキンシップもとれますし物事も覚えますし主従関係も保てるわけです。

ただ、子犬の現状は理解してあげてください。知能も経験も何もありませんので、無理強いしても理解できません。体罰的になっても逆効果です。

毅然さと主導性だけ一貫して示す意識があれば、それで良いのです。

もう親犬は子犬が1か月も過ぎると、チヤホヤすることはなく淡々と仰向けしたり軽く噛んで叱ったり一貫しています。

子犬期にチヤホヤしてしまうと、権勢症候群に陥り主従関係を誤解してしまいます。そうなってからでは本当に大変なことになるので、子犬期から意識しないといけません。

運良く素性の良い犬が来たなら良いのですが、そういう犬ばかりではありません。そして、現代のブリーダーは利益効率優先で、親犬の選別や正しい育て方・引き離す時期など無視されている状況も、犬の問題行動の一因としてあります・・・

 

 


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