犬のしつけがQ&Aで分かる!

子犬のしつけは根気あるのみ

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生後4カ月の雑種犬の子犬は元気いっぱいです。
リードを噛み離そうとすると唸り、仰向けにしようとすると噛みつこうとしたりとなかなか指示が通りにくく、困っています。リーダーウォーク続行中・・・
 
コングは依然として噛みつき、外そうとすると唸りながら狂った様に首をふります。
 
散歩は朝、夕1回15分程度しかできず1日1回の日もあります。ストレスもたまっているのかもしれませんね。
最近は意味の無い語りかけを控え無視しています。
 
今日は狂犬病ワクチン接種に連れて行く予定です。
 
何かヒントがあったら又、教えていただけると嬉しいです。


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子犬のしつけは、とにかく根気です。成長には時間も必要で、今はガマンの時です。

意味なく語りかける・・触る・・見つめる・・オヤツ・抱っこ・・それらは全て犬から見ると従属的に映ってしまいます。当然可愛い犬ですから触れたいですし、接しなければスキンシップやコミニュケーションも取れません。
 
ですので声をかけたい・・触れたいと思ったら必ず何か指示を出してください。オテでもスワレでも何でも良いです。簡単にできることをまず一つ覚えさせてください。「指示→行動→褒める」この繰り返しが主従関係と信頼関係の積み上げになっていきます。それを犬と接するルールにすればいいのです。
 
例えばゴハン前に必ずするとか、ケージから出すとき入れるとき必ずするとか最低限のルールを決められるのも良いです。
 
4ヶ月ですね。これから体も大きくなってきて、犬本来の権勢本能もドンドン強くなっていきます。もう赤ちゃんはだいぶ前に終わりましたので、本当に強い気持ちで毅然と接しなければいけません。
 
暑い夏が終わりましたので、厚手の手袋をするのも苦でないと思います。あお向けやリーダーウォークを嫌がらずやり続けてください。手袋をすれば噛まれる恐怖もなくなります。怖がったり興奮したまま接すると、必ず犬に伝わり犬が更に興奮して悪循環になります。
 
多少リードを噛んでも冷静に振りほどき、毅然と続けてください。犬は相手の気持ちの弱さを直ぐに見抜きます。犬は自分と相手と、どちらがリーダーにふさわしいのか常に比べています。弱いしぐさ甘いしぐさをしていると見抜きます。
 
もちろん体罰的になってはいけないのですが、「嫌がるから・・」といって直ぐに止めてしまうと、犬は自分の優位性を感じることになります。
 
生後1歳までが特に大事です。4ヶ月は一番吸収力が高い時期です。ここで人間との関係を正しく理解させないと後にさらに苦労することになります。犬を気遣ってはいけません。精神的な弱さがあると必ず態度やしぐさに出ます。犬に伝わります。もう一度ホームページと本書を読み返して、リーダーとしての意識をご自分に植え付けてください。それだけでも普段の態度やしぐさが変わります。犬も感じ取ります。
 
勇気を出して・・行動しましょう。結果はそれに比例します。
 
雨が多い時期になりました。散歩の回数が減ってしまいますが、家の中で時間を見つけてはリーダーウォークしてください。リードを噛んでも毅然と無視して続けてください。今はガマンです。リードを噛んだら「ダメ」と伝え、口をつかみリードを離させます。あお向けで叱っても良いです。厚手の手袋をしていれば怖がらず出来ます。感情的にならず淡々と教えます。何度も何度も毎日毎日・・それが教育です。
 
では、また頑張って続けてください。くじけそうになったらメールしてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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