犬のしつけがQ&Aで分かる!

子犬のしつけで甘咬み・咬み癖

Q.ご質問:はじめまして、堀川さんのHPを拝見し、とても興味を持ちました。

私の家にはジャーマンシェパードの子犬がいます。ジャーマンシェパードは2頭目で、初代は13歳5カ月と7日で永眠いたしました。

シェパードの素晴らしさを知り、迷ったもののもう一度犬を飼う事を決意しました。現在の状況としましては、生後65日の牝、家に来たのは生後45日で1回目のワクチンを打ってから5日が経ちます。
 
現在の一番の問題点は咬む事です。最初は軽いのですが、しばらく経つと唸り声を出し、きつく咬み、あげくには顔を振り出し咬みちぎる行為になります。

性格もあるのでしょうが...
最初に甘咬みを許し、きつく咬むようになってから叱るなど飼い主としての悪いところが多くあったのは事実です。

そこで、堀川さんのしつけマニュアルを購入しようと考えていますがこのように2カ月ぐらいの子犬が飛びついて咬む、唸りながら咬む、についても対象になりますか?

色々な意見を拝見していると、1歳前後ぐらいの犬が多いように思いご質問させて頂きました。

お忙しいところ申し訳ございませんが、ご回答よろしくお願いいたします。


A.お答え:子犬が家に来たのがだいぶ早かったですね。子犬は生後1か月までに歩き始め、その後すぐに走り回り咬み付いたりするようになります。

本来は兄弟ゲンカの中で、相手を咬めば相手が怒って咬み返されます。子犬は親犬にも咬み付きますので、親犬はそれをあお向けで叱ったり、咬んで返して叱ったりします。

まだこの時期の子犬は知能が低すぎるので、先ほどのような経験を何度も何度も繰り返して、少しずつ学び、初期の社会化もはたしていきます。

その時期に親兄弟と引き離されたわけですから、人間家族が一貫して教えなければ、その悪い癖は直るわけがありません。

それどころか、甘咬みを許したり接し方の態度全体が甘ければ、子犬は自分の優位性を感じ、やりたい放題でエスカレートしていきます。

甘咬みや咬もうとする素振りも一貫して叱ってください。この時期は知能が低すぎるので、いろいろな動作を覚えることはできないですが、甘咬みだけは毅然と一貫して叱り、人間との関係性を犬の本能と感覚に訴えて教育しないといけません。

咬んだり、咬もうとする素振りを見せたら、「ダメ!」と厳しい視線を送りながら叱り、犬の口を手で閉じます。あお向けも併用して良いです。

これで悪い型は止まり良い型になったので、肩をポンポンして「○○良い子!」と褒めて解放してください。解放してまた手を見せます。咬んできたら再度「ダメ!」と厳しい視線を・・・この繰り返しです。

手を見せても噛まなくなったら、しっかり褒めて何度も反復します。積極的に教える機会を作って体現でシンプルに教えます。

この時期は、知能が低いのと、今まで軽い甘咬みを許してきたならその習慣と自分優位の感覚が残っていますので、すぐに直ることはないです。しかし、やり続けなければいけない大事な一番難しい時期です。

甘い気持ちは捨てて、一貫して淡々とやり続けてください。

それと、気を付けたいのは先住犬を育てた時の感覚です。犬種は関係ありません。同じ親から生まれた兄弟でも、それぞれ素性や育つ環境が違うからです。もし先代のシェパードちゃんに良い印象をお持ちでしたら、思い出は大切にして、でも良いイメージは捨ててください。過去の犬と比較してしまって、成長期の犬のしつけに失敗したり、失望して良い関係を築けず苦しむ飼い主さんは多いです。

まずしばらくは、接し方と態度全体の強化、あお向けと口閉じで一貫して叱る・・ということを続けてください。今の時期は、結果は一切求めないことです。

3か月くらいになって、お散歩デビューが近くなってきたら、先に首輪とリードに慣らした後リーダーウォークを始めてください。

まだ本書ご購入前なので、ピンとこないお話もあったかもしれません。よろしければ本書で基本から学ばれてください。そして具体的なお悩みは、メールサポートで一点一点アドバイスいたします。

では、頑張って続けてください(^-^)


 


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