犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけで猫と自由に遊ばせてもいいのか

質問内容
犬にしつけや遊びをやっていると、猫が寄ってきてプイと猫のほうに行ってしまう。そのまま見てると猫を追いかけたり、遊んでるようにも見えるし、猫の上にまたがったりしている。

今はリードをつけたまま猫と遊ばせていますが、ままならないリードにカミカミしてしまう。自由に猫と遊ばせてもいいのか、興奮もして言うことも聞かなくなるので、どう接触させたらいいでしょうか?

・ゴールデンレトリバー、4か月、女の子。
生後二カ月にブリーダーさんのところで購入した。自分の運動不足が気になり、犬と散歩をしたいと思った。以前にゴールデンレトリバーを飼ったことがあるが、難しかった。

・家族三人。夫婦40代、娘は幼稚園児。主婦の私がほぼ、半日は居る。

1、ケージ内のトイレでオシッコ、ウンチしたあとケージから出して、猫と遊ばせました。

猫を追いかけたりもみ合いしたりしてだんだん興奮してきていた。引っ張りっこでわざと勝たせたり譲らなかったりして唸り声もあった。持ってコイで膝にきたら褒めていた。

2、ケージの中でオヤツで待て、座れ、伏せを教えていました。出来たら褒めていました。
オシッコに関しては失敗したら叱る、覚えてくれないと苛ついたとき、大声でダメ!、匂いを嗅がせてダメ!とキツク叱っていました。

シーツの上で出来たときは拍手などして褒めました。途中で両極端だなと思ったが他に方法が分からないままでした。

3、娘がオヤツをあげたがり、しつけの時に使っていました。

抱っこ、ナデナデ、声掛けはあまりしませんでした。

4、私がいるときに部屋での放飼い、庭での放飼いもしました。

ほったらかしにしていると、部屋ではテーブルの下で休んでいました。外では屋根もないせいか落ち着いて座らないなぁと思っていました。そのときは切りあげて部屋に帰りました。

今は、リーダーウォークで練習してから20分ほどの散歩に出かけられています。時々、勝手に行ったりしながらも、チラチラと見てくれたりして、リーダーウォークを続けられています。

5、ウンチ、シッコをしたらケージから出して30分ほど猫と遊ばせて時間になったらケージに戻していました。

6、犬と家族の絆を読んでから、ハウス、トイレまわりも写真と同じようにつくりました。人の出入り口から離れ部屋の壁際に置いています。ハウスはソフトケンネルで四方に壁があり、網状の窓も四方にあります。

よろしくお願いします。


返答内容
猫が来た時は、犬と一緒に遊ばせてしまいましょう。

気が散ったままの子犬を制御しようとしても無理ですので、そこはもう遊ばせてしまってください。

ただし、犬にリードは着けて持っておきましょう。まだ世間知らずで猫を傷つけて怒らせてしまうと、そこからお互いに険悪になって威嚇し合ったり吠える癖がついたりします。

ケンカしたり猫に教育してもらうことも良いのですが、リスクも大きいので、ある程度制御はしましょう。

それと、猫と遊ぶだけでは足りませんので、主導型のコング遊びは時間を別で作ってください。そこに猫が入ってきたら中断して猫と遊ばせてください。

猫もいずれ飽きますので、プイッといなくなったら、また犬とコング遊びしてください。その中でスワレ・マテ・コイ・ダセを教えていきましょう。


>引っ張りっこでわざと勝たせたり・・

↑犬に勝たせることも良くないのですが、引っ張りっこ遊びそのものも良くないので止めましょう。

犬と対面しての力比べになりますので、対抗心が出るのと、人の動きに過敏になって噛み癖・引っ張り癖・興奮癖がつきやすくなります。


オヤツは止めましょう。

栄養のバランスも崩れますし、好き嫌いを覚えてドッグフードを食べなくなる犬がいます。

そして、オヤツで釣って犬を行動させていると、本当の関係が見えなくなってしまうので危険です。

普段の何気ない接し方・主導型の遊びや散歩などで、正しい関係作りをすれば指示行動はすぐ覚えてくれます。

今はまだ犬が幼すぎて知能が低いですので、すぐには関係作りは完成しませんが、オヤツやグッズや短絡的な手法は使わないで、じっくり根本の関係作りをしていきましょう。

ただ、こちらから良い型を作ってあげて指示音ジェスチャーで褒めて反復で教えていけば、それだけでも十分覚えられますので、あせらないで取り組んでいきましょう。


>オシッコに関しては失敗したら叱る・・
>覚えてくれないと苛ついたとき大声でダメ!・・
>匂いを嗅がせてダメ!とキツク叱って・・

↑これらは絶対にいけません。基本的に、犬は叱られて覚えることができません。自分のしたことと罰を結び付けて反省できる知能が無いのです。

防衛本能が刺激されて悪循環になるだけです。

特に、犬のトイレのしつけにおいては、絶対に叱ってはいけません。犬はただ排泄しただけですので、その行為が叱られているとしか理解できないのです。

それでよけいに隠れてそそうするようになります。

まずは、どこでしても叱らないで、音出しをして関連付けしておくことです。

あとは、遊び等で興奮刺激を少し与えて、ケージにいったん戻して、そこで関連付けしておいた音出して促してください。トイレで出来たら指差しジェスチャーも交えながら、さらに音で褒めます。

噛み癖や吠え癖の場合は、叱るのがその行為そのものですので、トイレの失敗よりは理解しやすいのですが、噛み癖や吠え癖の場合は原因が主従関係の崩れですので、これも「叱る」よりは「主従関係を示す」という意識の方が良いです。

他人や物音に吠えるのも、根本は慣れや経験不足による恐怖や不安が根っこになっていますので、遠くから見せるとか小さい音から聞かせるなど、優しいレベルを作ってあげて反復練習で慣れさせていくと良いです。

その上で、関係作りをしてから直接の注意もして教えていきましょう。


>シーツの上で出来たときは拍手などして褒めました・・

↑犬の褒め方も、大げさや猫なで声でナデナデですと、犬の興奮をあおるだけになってしまったり、犬によっては従属的に感じます。

褒める時も、リーダーらしく堂々と静かに褒めてください。名前も織り交ぜながら、指示音ジェスチャーを関連付けながら、ポンポンポンで褒めてあげてください。


お嬢さんと遊ぶ時も、主導型のコング遊びにしたり、オテでも何でも良いですので簡単な決まり事をまず一つ教えておいて、指示でさせて褒める・・・これをスキンシップにしましょう。

オヤツも使わないで、ご飯をお皿に入れて、スワレ・マテもさせてお嬢さんからヨシの合図で食べさせてください。お母さんがリードで犬を制御しておけば良いです。


お散歩の時間は、これから少しずつ長くしていきましょう。距離をたくさん歩くことは無理にしなくていいのですが、座ったりノンビリ過ごして、外に居る時間は長くしてください。

頑張っていただいてるように、リーダーウォークはその調子で続けてください。ただ、今後は反抗期がきますので、犬がリードや飼い主さんのズボンを噛むことが出てくると思います。感情的にならずに、毅然さを貫いて続けてください。


Q&Aサイトに同じような事例をたくさん載せてありますので、必ず熟読されてください。これから難しい時期が続きますので、あせらずしっかり学んでいただいて、長期目線で取り組んでいただきたいです・・・


 


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